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風まかせ文芸部 『翫味』

「ガンミ?」
「そう、ガンミ」
「ガン見って……睨むこと?」
「違うって。玩味ってのはまあ、じっくり味わって理解すること、かな」
「へえー、じゃあ、ガン見でもあながち間違ってなくない?」
「いや、違うだろ。理解は頭でするもんだし。よく噛んで味わうって意味でもあるみたいだけど」
「見るんじゃなくて食べるのか。ガン食にすればいいのに」
「いや、別にガンガン食べるって意味じゃないんだよ」
「だけどさ、ガン見してる人だって、きっと見てるものについていろいろ考えを巡らせてるんだと思うよ」
「まあ、確かに、そうでもなきゃ睨むほど見つめたりはしないけど……てか、もうガン見からは離れてくんないかな」
「ガンミ?ガン見?玩味?翫味?」
「同じこと4回言ったね」
「考えてみると私達、喋ってるのに、この4つを使い分けられるのはおかしいよね」
「それを言っちゃあ……これを書いてる人が困っちゃうからやめなよ」
「たぶんホントはもっとさ、読んだ人に熟読玩味してもらえる作品が書きたかったんだと思うよ。……途中で放棄したね」
「まあ、お題が難しかったんだから仕方ないよ。作者は悪くない」
「翫味なんて言葉、そうそう使わないもんね。しかもこっちの漢字」
「だろ?それでも果敢に挑もうとする作者の心意気を買ってあげないと」
「なんて言ったっけ?この作者。Ryo?Moja?どらのすけ?」

「最初以外、全然違う……Ryuです。以後、お見知りおきを」

こちらの企画に参加させていただきました。
よろしくお願いいたします。

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