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風まかせ文芸部|ふわっとことばあそび【翫味】

前回の【途中】も、参加していただき、ありがとうございました!

今後とも引き続きよろしくお願いします!
さて、今週のお題です。


風まかせ文芸部・第51回お題企画


お題:「翫味」【①食物をよくかんで味わうこと。 ②物事の意味をよく考え味わうこと。】がテーマの
ショートショート、小説、詩、エッセイ――
ジャンルもスタイルも自由。
あなたの「風まかせな物語」を綴ってみませんか?

読んで、書いて、ゆるやかにつながる。
そんな小さな文芸部の企画にぜひご参加ください!



締切:5月4日(月)23:59

参加方法:
• あなたの作品に #風まかせ文芸部 のタグをつけて投稿
• 可能であれば、過去の風まかせ文芸部の作品(どなたの作品でも!)に
 コメントを一つ以上いただくと嬉しいです!

「気が向いたときに、ふっと書いてみる」
そんな気軽さで、風のように参加していただけたら嬉しいです。
気軽にどうぞ〜!」

【鈴蘭さん】

「味わう」より深く、「楽しむ」より静かに。効率を求める日々に立ち止まり、物事の奥底を慈しむ「翫味(かんみ)」の時間を綴った一編です。心に余白を作るその眼差しは、見過ごしがちな日常を豊かに彩る術を、そっと教えてくれます。

【大島蓮司さん】

本を閉じた後に訪れる、静謐な余韻。ページを離れても胸に灯り続ける言葉の温度を、雨音の中でひとり慈しむ夜が描かれます。物語が心に溶けゆく時間を「翫味」とする、贅沢な充足感。読後という瞬間の愛おしさを、優しく掬い上げた一編です。

【みわからすさん】

「翫味」という言葉から、自身の生き方を等身大に照らし出した独白。深い思索よりも直感と勢いを大切に、馴染みのない言葉を潔く手放す。飾らず、今を軽快に駆け抜ける。そんな不器用で真っ直ぐな人生の心地よさが、素直な語り口から伝わってくる一編です。

【足木元望陸さん】

熱や痛み、そして嚥下の瞬間に宿る肉体の躍動。食を通じて目に見えぬ「内奥の生」を官能的に見つめる男の物語です。自己と同化してゆく過程を慈しむその「翫味」は、妖しくも鮮烈。日常の食事が秘め事のような深淵へと変わる、耽美で生々しい一編です。

【片桐みかんさん】

自由な飼い猫の生態を「翫味」し、立場が入れ替わった自分を夢想する日常の断片。猫の賢かな振る舞いを追ううちに、実は翻弄されているのは人間の方では……という可笑しみに誘われます。身近な存在との絶妙な距離感を、軽妙な筆致で愛らしく描き出した一編です。

【水玉さん】

一粒のグミから始まる、瑞々しい交友の芽吹き。異なる食感や弾力を確かめるように、相手との距離を「翫味」していく。進化する菓子の奥深さと、明日を待つ期待感。味覚を通じて心が繋がる瞬間を丁寧に描き出した、爽やかで心地よい青春の一編です。

【藍出紡さん】

熱や声が消え、指先に残る微かな「さっきまで」の温度。形あるものが去った後の空白を、息を殺して見つめる静かな時間。「翫味」という言葉に切実な輪郭を与える、極めて詩的な定義です。余韻を慈しむ心の震えを、静かに分かち合いたくなる一編です。

【適温より1℃低めさん】

蜜柑堂書店の店主へ抱く恋心を、哲学的に解き明かそうとする「ぼく」。オレンジの香りに包まれ、募る想いを静かに翫味する朝のひととき。生真面目な探求心が微笑ましく、瑞々しい感性と知性が重なり合う、心地よい余韻に満ちた一編です。

【鈴木メガネさん】

「初恋」や「夢」の名を冠したグミを巡る、ウィットに富んだレビュー。一粒ごとに広がる味は、人生の酸いも甘いもを鮮やかに映し出します。遊び心の裏に、ふと己の歩みを省みる切なさが滲む。記憶を「翫味」したくなる、可笑しくも切ない一編です。

【わたくさす|あるきにすとさん】

「霧訪(きりとふ)」という名の響きに導かれ、信州の里山を歩く叙情的な山行記。春の光と厳しい急登、そして山に静かに積もる人々の祈り。冬のように閉じていた心が、歴史と自然に触れて解けていく、誠実な語り口の一編です。

【Ryuさん】

「翫味(がんみ)」という言葉を巡り、軽妙な掛け合いが弾みます。視覚で捉えるか、心で味わうか。言葉の海を漂う二人の会話は、やがて物語の枠を越え、書き手の体温にまで触れていく。作者・Ryu氏の遊び心が光る一編です。


【終わりに】


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