オニキスを胸に、夫そっちのけで楽しむアラフィフコーデ日記
あの頃、私は絶対別れてやると、怒りの炎をメラメラさせていた――
夫とは隣にいるのに、心は地球と月くらいの距離、約 384,400 km 離れていた。
顔を合わすたびに小さな棘を投げつけられるので、無視で応酬。
同じ屋根の下に他人が住んでいるみたいだった。
でも、時間が経つにつれ、夫が少し弱ってきた。
何か聞いても私が答えないので、自分で答える、一人芝居。
それを見て、ちょっとかわいそうになった私。
そこからは、サラミをスライスするかのように嫌な記憶は薄れ…
いや、正確には「思い出したくないから強制的に忘れた」が近い。
そして3〜4年くらい経った頃には、笑い合うこともできるようになった。
今はお互い無理せず、静かに寄り添う…というより、
「ソーシャルディスタンス保ったまま寄り添う関係」に落ち着いた。
そんな時に目にしたのが、NHKのライブでのTXTテヒョン🩷
フォトプリントTシャツに黒い石のネックレス。
ただ立っているだけなのに、神々しさがプンプン匂ってくる。
「黒い石のネックレスっておっしゃれー!」
と、テンションはMAX、購買意欲もMAX。
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オニキスとの出会い

似てるネックレスを探しているうちに、
オニキスという黒い石に出会った。
石言葉は「夫婦の幸福」。
その言葉を見た瞬間、
「あっ、ちょっと良いかも」と小さくつぶやく私。
出会った頃のフレッシュな気持ちには戻れないけれど、
無視していた頃のしんどさももうごめん。
やっぱり夫婦は、円満が一番だ。
そんな、ささやかだけど人類共通の願い。
この石をお守り代わりに、胸にそっと持っていよう――そう思った。
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コーデ①なんと言っても憧れのテヒョン風

憧れのテヒョン風に、フォトTシャツにデニム。
羽織るのはアニエス・ベーのカーディガン。
…実はこれ、夫との初デートでも着ていたことを、この記事を書きながら思い出してギョッ。
なんか、変な運命に手繰り寄せられてるみたいで、末恐ろしい。
でも考えてみると、やっぱりこのデザインが好きなんだなー。
私、変わってない。
あの頃のときめきも、今の穏やかさも、ちゃんと私の中で息をしてる気がする。
そんなことを思いながら、旦那そっちのけでテヒョンと同じコーデに胸キュンするアラフィフの私。
そんな自分も可愛くて嫌いじゃない。
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コーデ②私の定番non-no系、白ブラウスとチノ

購入した楽天でコーデ例として載ってた、白ブラウスコーデ。
チノパンとショートブーツで甘さ控えめ。
肩には、エルベシャプリエのレオパードショルダーバッグ(グリーンレーベル別注)をひょいと掛ける。
胸には、独身時代に買ったアナスイのクマのブローチ。
大事にしすぎて肥やしになりがち…また落としたら泣いちゃう。
あ、これも旦那と買ったやつだ。
そもそも付き合いが長いから、服も小物も思い出に絡みがち。
だから、運命とかそんな恐ろしさを感じなくてもいいか、と胸を撫で下ろす自分。
ベーシックカラーに、ピンクをほんの少し差し色。
ナチュラルの中に可愛らしさを添える、私の定番スタイル。
雑誌のノンノっぽいコーデは、若い頃から大好きなんだよなぁ。
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コーデ③思い出も苦さも、詰まりに詰まったバッグと共に

ダンガリーシャツに黒のタイトスカート、
コンバースのハイカットを履き、肩にはエルベシャプリエ913N。
子どもたちが小さかった頃は、マザーズバッグとして毎日のお供だった。
長く愛用するほど、思い出がぎっしり詰まっていく。
上の子の受験が終わったら、またこれを持って、家族で新しい旅に出たいな。
変わっていく毎日の中で、変わらず守りたいものがある。
ぶつかり合いながらも、私たちは子どもたちを育んできた。
家事育児に限れば夫は赤丸どころか不合格だけど(笑)、
経済的支えとしての貢献は大きい。
おかげで娘たちの子育てに集中できたんだな、と感謝も再認識。
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オニキスが奇跡をくれたわけじゃない。
でも、黒い石を胸に下げると、穏やかさと感謝の気持ちを思い出せる…気がする。
きっとそれだけで、夫婦の時間はゆっくり幸福に変わっていく。
黒い石を指でなぞりながら、
「今の私たちで、また楽しい思い出を作ろう」と、心の奥でそっとつぶやいた。
今日までの時間も、これからの時間も、
ゆっくりと、静かに幸せに変わっていくんだろうな、としみじみ思う。
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