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スカーフが苦手だった理由がわかった

ずっとスカーフが苦手だった。
首に巻いた瞬間、
なぜか制服組と言われそうな顔になるからだ。

——急にキャビンアテンダント。

アラフィフになって、ようやくわかった。
スカーフは難しいんじゃない。 
さじ加減がわからなかっただけだった。

曲芸師さながらのバランス感覚の習得。
それが掴めたのが嬉しすぎたので、ぜひ聞いて欲しい。



好きなのに似合わない

若い頃に買ったクラシック柄のスカーフは、ずっと難しかった。

テロテロ、スルスル。
ツルツル、スベスベ。

スカーフという素材は、それだけで少しエレガントだ。

そこにさらにクラシックな柄をのせて、
首元できちんと結ぶとどうなるか。

——濃度過多。

似合わないわけじゃない。
素敵に着こなしている人はいる。

柄が嫌いなわけでもなく、むしろ好きだ。
でも、それは私のしたいファッションではなかった。

私は男顔だ。
きちんと巻くと、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェの気配が出る。

革命前夜みたいになる。

だから、好きなのに、箪笥の肥やしになった。

15年ほど前に買ったシルクスカーフ。
「歳を取ったら似合うかも」と取っておいたけど、
そういう問題ではなかった。



"似合う"の駆け引き

私は、もっとデニムで、スニーカーで、生活の延長みたいな格好でいたい人だ。

スカーフは単体で主張が強い。
だから柄まで正統派にすると、バブル期のスーツのコテコテ感を醸し出してしまう。

そこで気づいた。

ドットやロゴ、地図柄、バンダナ柄。
少しカジュアルな柄なら、首に巻いてもコンサバにならない。

素材のエレガントさを、柄が中和してくれる。

これだった。

左は入学式でも使えるドット柄。
真ん中はコーデのアクセントになるロゴ柄。
一番右は、綿のバンダナ。


さらに発見があった。

クラシック柄を使うなら、服を思いきり引く。
巻き方、アクセサリーも最初から計算に入れる。

服を着てから最後に足すのではなく、
最初から“バランス込み”でコーデを組む。

これができていなかった。


クラシック柄

腰巻きとの出会い

そして、決定打。
この巻き方との出会いが、私にスカーフへの苦手意識を、するっと解いてくれた。

オニキスのネックレスとシルバーアクセサリーで、
ゴージャスになりすぎないよう気をつける。
服はカジュアル多めで。

腰に巻くだけで、パンチが出るし、スタイルが締まる。

開いても良いし、三角で巻いても良い。
腰回りが隠れるのって、本当に楽。


セーラーカラー巻き

実は昔から、これだけは得意だった。

シンプルカットソーとの相性が抜群。
顔周りもパッと明るくなるし、巻き方のコツもいらない。

アクセサリーは、大きなピアスをつけるくらいで、さらっと着こなしたい。

ボーダーがクラシックな柄をほどよく中和してくれる。


カジュアル柄

片リボン結び

パリジェンヌのように、首周りに巻くことに、ずっと憧れてきた。
けど、どうしても、男装の麗人になってしまう。

強烈な苦手意識だけが積み上がった。

カジュアル服 × カジュアル柄
この法則に気づいてから、やっと戻ってこられた。

デニムシャツやスウェットくらいがちょうどいい。
石なしのシルバーピアスと合わせて、ラフに。

もうオスカルにも、川島芳子にもならない。

ループノットとか、アフガン巻きとかも良い。


ヘアバンド

頭に巻くと、一気にカジュアル寄りになる。
だからクラシカル柄でも取り入れやすい。
その代わり、アクセサリーは控えめに。

カジュアル柄ならアクセサリーも同時に楽しめる。
あまじょっぱいチョコポテトや、チョコ柿の種のように、
ちょっと脳がバグる。

55〜65cmくらいのサイズが扱いやすい。
顔まわりが明るくなるのも嬉しい。


見えにくいけど、ロゴのスカーフをカチューシャ巻きして、
パールのロングネックレスを付けている。
ホワイトデニムと、agnes.bのカーディガンプレッションのモノトーンに、
スカーフとバッグで色をプラス。


素材を変える

大人っぽいコーデには綿や麻。

レースカットソーとロングベスト、サテンパンツ。
シルクだと素材感が被って、私にはトゥーマッチ。

軽やかな素材で抜け感を出す。

manipuriの大判ストールは、120×120で、
もはやスカーフではないけれど、
同じ柄のスカーフも販売されているので、例として。
manipuriは使いやすい柄ばかりで、
全部欲しくなる💦


人気の気球柄❤️


バンダナなら、テクニックいらずでサマになる。
スキル不要な安心感は、コーデ界のめんつゆ。

とりあえずバッグに結んでおけば、コーデが盛れる。

BINDUのバンダナのロンドンに一目惚れしてゲット🤩
ジャブジャブ洗濯できるから、とても便利。
カバンに付けたり、頭に巻いたり、色々楽しみたい。



最後に

年や、顔のポテンシャル問題じゃない。
ただ、自分の流儀を知らなかっただけ。

苦手な分野を攻略すると、新しい世界が広がり自信が持てる。

人生の折り返し地点が過ぎ、円熟したマダムと化した今、
自分らしさを保ったまま、日常の景色をアップデートしていきたい。

首元に品を足したら、あとは少し崩す。

今の私には、
それくらいが、ちょうどいい。



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