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夫源病で悩んだ末に見つけた、離婚ではなく“離婚しない”理由

夫のモラハラ発言や行動を一身に受け止め、カサンドラ症候群という海に自ら飛び込んで、心身ともに追い詰められていた時期がありました。
離婚も真剣に考えましたが、時間をかけて自分の中の狂っていた歯車をはめ直して、夫への期待も白い鳩のように手放したことで、結果的に「離婚しない」という選択に落ち着きました。
今回は、そんな私と夫の二人芝居劇場をお話しします。

カサンドラ症候群から抜け出した体験談はこちら👇


距離を置いたら心がラクになった

以前の私は夫に理想を求めすぎ、苦しくなっていました。
けれど興味がなくなった今は「白馬の王子様じゃないし、まあいいか」と思えるようになり、気持ちが軽くなりました。

夫も、私の愛情を重荷に感じていた部分があったようです。
箱入り娘が箱に入ったまま渡されてさぞかし重かったのでしょう。

お互いに心が楽になったようです。

今はお互い別々の方向を向いて生活していますが、それがちょうどよい距離感。
たまに近況を話し合うだけで、十分に関係が保たれています。

夫も少しずつ変わった

かつての夫は、暴言やモラハラまがいの態度が多く、私は常に顔色をうかがっていました。
しかしある時から、言われたことをそのままオウムのように返すようになり、夫に自分の言動がどれだけ傷つけるかを理解させました。
投げた手裏剣がそのまま跳ね返ってグサグサ刺さった結果、徐々に暴言や物を投げる行為は減り、態度も丸くなったのです。

中二病拗らせ男子だった夫ですが、無事大学生くらいに成長したし、
嫌なことをしなくなったなら離婚する必要はない、と考えるようになりました。

経済的な安定を得られる

夫を「一緒に住む一人の他人」として客観的に見られるようになってからは、家族のために稼いでくれる存在として感謝できるようになりました。

近所の精神年齢大学生のおじさんが私達のためにお金を稼いできてくれる。
そう思うと実にありがたいことです。

パート勤務でも子育てに集中でき、生活に困らない環境はまさにドリームランド。
二馬力だからこそ子どもにできることも増え、心からの安心感があります。

尊敬できる義母の存在

義母は夫と正反対で、気配りができて優しい女性です。
義父は亭主関白で近所でも変わり者として有名で、義母はよく「大変ね」と同情されてきたそうですが、本人は「同情されちゃうのよ〜」と笑い飛ばす底抜けに明るい肝っ玉母ちゃん。

そんな義母を見て、「悩む必要のないことなんだ」と気付かされました。
私がカサンドラ症候群から抜け出せたのも、この義母の影響が大きいです

義母にとって夫はかけがえのない息子。
私も子どもの親として、もし自分の子がパートナーに捨てられたら…と考えると胸が痛みます。
「大切な人の大切な人」を大事にしようと思えるようになりました。

父親としての存在

夫は子どもに無関心だと思い込んでいましたが、実際は人並みには気にかけていることがわかりました。
学校や友達の話を興味深く聞き、説明しなくても理解してくれる部分も多いです。

これがもし別のパートナーだったら、赤ちゃんの頃に戻って説明しないといけません。
私ならゴール手前で「振り出しに戻る」を引き当てた双六みたいな面倒臭さを感じてしまうかもななんて思うことも。

子どもたちにとって唯一無二の父親である夫の存在は、私にとっても大切なものだと再認識しました。

まとめ

かつては「夫源病」「カサンドラ症候群」苦しみ、離婚を考えたこともありました。
けれど時間をかけて自分を取り戻し、夫を一人の人間として見られるようになった今、離婚しない道を選べたことをよかったと思います。

完璧な夫婦ではないけれど、子どもたちにとっての父親であり、義母の大切な息子でもある夫と暮らす今の生活には確かな価値があります。
離婚の勇気よりも「一緒にいる覚悟」を選んだことで、私の心はずっと穏やかになりました。
「離婚しないこと」がゴールではなく、自分らしい暮らし方を見つけられたのだと思います。

同じように悩む方へ

夫婦の形は星の数があるだけあらと思います。
離婚を選ぶのも、離婚しない道を選ぶのも、どちらも立派な選択です
大切なのは、自分や家族が心穏やかに過ごせる環境を整えること。
一度立ち止まって、万華鏡をくるくる回すみたいに家族の関係を見直すと、違う形が見えてくるかもしれません。

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