カサンドラ症候群から抜け出すために私が踏んだ5つのステップ【体験談】
私は夫との結婚生活で長い間カサンドラ症候群に苦しみ、心身ともに疲れ切って、ついにはバセドウ病を発症してしまうほど思い詰めていました。
そんな私が少しずつカサンドラ症候群から抜け出せた5つの方法を、体験をもとにお話しします。
前編・後編の記事はこちら👇
❶ カサンドラ症候群について知識を深めた
まずは、自分の状況を理解するために情報を集めました。
カサンドラ症候群とは、情緒的な交流が苦手なパートナーとの関係で、もう一方が孤立感を深め、心理的に疲弊してしまう状態のこと。
うちの場合は、夫が情緒的なやり取りが苦手で、私はそれを強く求めていたために、すれ違いが大きくなっていたのだと気づきました。
❷ 夫と自分を客観的に観察した
「夫のどんな行動が自分を悲しませるのか?」「なぜそのことがこんなに辛いのか?」を、一歩引いた視点で考えるようにしました。
私は夫と子育てを一緒に楽しみたかったのです。
仕事から帰ったら、子どもの成長や一日の出来事を興味をもって聞いてほしかった。
けれど、夫はどこかつまらなそうで、話をしても心が通わない感じがして悲しかったです。
さらに、不満を伝えると、夫の顔が一瞬で戦闘モードになり、言葉も荒くなり、わざと私を傷つけるようなことを言います。
話し合いにならず、結局ここでも心は通じ合わず悲しさは募りました。
こうして一つずつ整理していくと、「夫の全部が嫌」という曖昧な感情が、「ここが辛かった」という具体的な理解に変わっていきました。
❸「合わないだけ」かもしれないと考えた
世の中には、亭主関白な夫に不満を持たない妻もいれば、子育てに関心のない夫でも気にならない人もいます。
つまり、私の夫が特別悪いわけではなく、「私の価値観」と「夫の価値観」が合っていないだけかもしれないと思えるようになったのです。
「問題がある」と思い込んで自分を責める必要はないと気づき、少しずつ心が楽になっていきました。
❹ 悲しい思い出を減らすために新しい知識を取り入れた
過去の悲しさを思い出す時間を減らすため、家事や散歩の時間にYouTubeでニュースや講義など興味のあるコンテンツを聴くようにしました。
新しい知識を得ると自然と古い嫌な記憶が薄れていき、さらに知識欲も湧いてきました。
自分の世界が広がり、気持ちが前向きになった瞬間でもありました。
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❺ 同じことをやり返した
言葉で伝えても夫には私の気持ちが届かない。
そこで、怒鳴られたら怒鳴り返す、物を投げられたら投げ返す、傷つく言葉には同じくらいの言葉で返す……と、まったく同じ方法で返しました。
そうして初めて夫は「これは辛いことなんだ」と理解したようで、少しずつそうした態度をやめていきました。
ここまで来ると、夫への恐怖は消え、同時に夫への執着や興味も薄れていきました。
ずっと夫の顔色を伺っていた自分もいなくなり、堂々と対等に話せるようになったのです。
そして夫も、私が自分に興味を持たなくなったことに気づいて寂しく感じたようでした。
まとめ
カサンドラ症候群で悩む中にいると、出口のないトンネルを歩いているような気持ちになりますよね。
私も長い間、悲しみや孤独、怒りの中で自分を責め続けていました。
でも、少しずつ「自分の気持ちに気づく」「夫婦の関係を客観的に見る」「自分の世界を広げる」など、小さな一歩を積み重ねたことで、心が軽くなっていきました。
無理に誰かを変えようとせず、まずは自分を守ること、自分のために動くことが大切だと感じています。
今苦しいと感じている方も、焦らずに小さな一歩から始めてみてください。
あなたの心にも、必ず穏やかな時間が戻ってきます。
