【後編】モラハラ夫とワンオペ育児・カサンドラ症候群…病気で気づいた心の限界
はじめに
夫のモラハラや転勤族としての孤独、頼れる人のいない中でのワンオペ育児――
そんな環境で、私は「全部自分が悪い」と自分を責める癖がすっかり身についてしまいました。
この記事では、その頃のリアルな経験を時系列でまとめています。
同じような悩みを抱える方に、少しでも共感や安心を届けられたらと思います。
前編はこちらから👇
小さな子を預けて働く罪悪感と偏見
下の子が2歳になった頃、私はパートを始めました。
しかし、自分を責める癖が抜けず、パート先でも何かあると「自分のせいかも」と感じ、常に緊張していました。
当時は小さな子を預けて働くことに偏見を持つ人もまだ多く、子どもの急な体調不良で休むと「無責任だ」と言われることも。
田舎という環境や女性の多い職場特有の派閥、噂話の多さも相まって、私は常にビクビクして過ごしていました。
ママ友との会話で感じた夫婦格差
そんな中でも、幼稚園や小学校でママ友ができ、ランチやお家での集まりなど楽しい時間もありました。
でも、会話の中で旦那さんのエピソードを聞くたび、胸が締め付けられるような気持ちになることが増えました。
出勤前に幼稚園の送迎をしてくれる旦那さん
子どもと2人で出かけることを楽しむイクメンパパ
奥さんの話を嬉しそうにする旦那さん
そんな夫婦関係を見るたび、「うちは全然違う…」と感じました。
運動会などの行事では、仲睦まじく微笑み合う夫婦や、漫才のようにツッコミ合う夫婦を見て辛さが募る一方。
一方で私の夫は、子どもよりも周囲の目を気にし、私がツッコミを入れようものなら火のように怒るタイプ。
「なんでこんなに違うんだろう」と思っても、夫のことを恥ずかしくてママ友には相談できませんでした。
夫にママ友の旦那さんエピソードを羨ましそうに話すと、
「また俺批判?」
「君は俺がどうなったら満足なの?」
「そういうの鬼嫁って言うんだよ。」
自分を責めながら前向きになろうとした
「隣の芝は青く見える。」
「うちにはうちの良さがあるけど、まだ見えていないだけ。」
「私が夫の悪いところばかり探しているのかも。」
「一緒に住んでいると悪いところばかり目に入るものだ。」
そんなふうに思い込んで、何とか前向きになろうとしていました。
でも、やがて何もしていないのに涙が出るようになりました。
「あれ? なんでだろう、私幸せなはずなのに。」
バセドウ病で初めて気づいた「自分の限界」
そんな日々の中で、体のだるさや発熱が続くようになり、病院での診断は「バセドウ病」。
「ストレスからくる病気だよ。
性格や考え方を180度変えるくらいしてもいいくらいだよ。」
お医者さんにそう言われて初めて、「私は病気になるまで無理してきた」という事実に気づきました。
若さで無理を押し通していたことも、今振り返れば怖いほどです。
「モラハラ」と「カサンドラ症候群」に出会った日
その後ようやく、夫への違和感や苦しさの原因を探し始めました。
当時は「モラハラ」という言葉も今ほど知られておらず、昭和の亭主関白はドラマでもよくある風景でした。
そんな中、『モラハラ夫のトリセツ』という本を読んで衝撃を受けました。
そして、自分が「カサンドラ症候群」に陥っていたことにも気づいたのです。
まとめ|「弱い」のではなく「必死だった」だけ
孤独・モラハラ・ワンオペ育児という過酷な環境の中で、私は「自分が悪い」と思い込み、自分を責め続けていました。
でも今ならわかります。
私は弱かったのではなく、支えも理解もない状況で必死に生きていただけなのです。
同じように悩んでいる人がいたら、どうか自分を責めず、まずは自分の心を守ることを大切にしてほしいです。
カサンドラ症候群から脱却した話はこちらから👇
