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好きを好きと言えるには、時間が必要だった——アラフィフの生き直し

好きを好きと言えるには、時間が必要だった


私は、いい歳してイケメンが好きだ。
しかも、かなり本気で好きだ。

でも実は、この「好き」をここまで堂々と言えるようになるまで、
ものすごく時間がかかった。


なぜこんな告白を唐突にするかというと、
年末にサキポンさんの「あなたという概念をイケメン化させてくれませんか?」という企画に応募し、
ありがたいことに通ったからだ。

そして先日、そのイケメンイラストが!ついに完成。

画面に現れたのは、
まさに私の理想をそのまま具現化したようなイケメンだった。

バスケが大好きなaoenのそうたくんの顔を土台に、
高校生の恋愛を疑似体験させてもらった。
半分男子校みたいな女子高生活を送った私が、
果たせなかった青春のやり直し。
ずっと脳内恋愛ばかりしてた私の欲望を、
こんなにも美しく昇華してくれて、本当にありがとう。
サキポンさん。

サキポンさんの記事はこちら👇






卑屈になった原因


私がここまでイケメン好きをこじらせた理由は、
子ども時代の家庭環境と深くつながっている。

私は、家庭内に君臨する俺様ジャイアンである兄に、
恐怖政治を敷かれながら育った。

何をしても「アホ」「バカ」。
本当はか弱いしずかちゃん枠のはずなのに、なぜか役割は常にのび太。
ちょっとした行動も即座に揚げ足を取られ、
下げずまれ、笑いものにされるのが日常だった。

挑戦することを躊躇し、失敗すれば卑屈になるクセが染みついていた。







思春期のトラウマ


そんな私にも、
思春期の頃、初めて「大好きなアイドル」ができた。

友達とキャーキャー言って、ただ楽しくて、夢中だった。

けど、なぜかそれが兄にバレ、これでもかと言うばかりにバカにされ、
母も、「うちはそんな家ではありません」と、冷ややかに私を見た。

この経験から、私は「好き」を表に出さず、白鳥麗子ばりに高飛車なお嬢様のフリをして心を守るようになった。
「イケメン好きなんて、下等な趣味」という思い込みで、攻撃から自分を守っていた。

私の好きを詰め込んだような自室のチェストの上。
ここが乱れている時は心も乱れている時😅





好きを好きと言えるようになった理由


結婚して、子供がうまれ、夫のモラハラに我慢の限界が近づいていた頃。
頭が良くて、尊敬している仲良しのママ友から、東方神起のDVDのコピーをもらった。

こんな素敵な女性が、アイドルを心から楽しんでいる事実を知った瞬間、私の中の思い込みが崩れたのだろう。
キラキラした王子様たちに、一瞬で心を奪われた。

世界が突然、光ときらめきで溢れ、胸はドキドキ、全身がふわふわと宙に浮く。
ベルサイユ宮殿の大階段から東方神起たちが颯爽と降臨して、
手を差し伸べ、私の手の甲に軽くキス――その瞬間、私は空に舞い上がった。
あまりのハッピーぶりに、周りの全人類も拍手喝采。
夢も希望も、全部薔薇色に染まった気分だった。

きっと、
大好きな彼女が私の、硬い鎖でぐるぐる巻きにしていた心の鍵を、緩めてくれたんだと思う。

それから、私のイケメン好きは、山本リンダもびっくりなくらい、もうどうにも止まらなくなった。



家族との関係と自己肯定感

兄のように私を小バカにする夫も、初めは驚いていたが、
「こういう息抜きは否定しちゃいけないんだ。」と上から目線で認めていた。
(なぜか、兄に似た人を選んでしまったのも、今思えば、私の心の闇だ😅)

でも私はもう、バカにされても、笑われても、好きなものを手放す気はさらさらなかった。

だから私は、娘たちに同じ思いはさせないと決めている。
どんなにびっくりするようなことを好きでも、頭ごなしに否定はしない。

「好きこそ物の上手なれ」
好きなことを純粋に探求できる環境は自己肯定感を育み、
豊かな人生を送れるようになると、私は信じている。

兄も好きなことを母に否定され続けたけど、元来の捻くれ者の性格のおかげで好きを仕事にしている。
そのおかげで、今はすっかり落ち着いて、娘命のマイホームパパ。
あっけらかんとしたお嫁さんに行動を逐一全否定され、自分が私にしてきたことの報いを受けている。

私は痛快だけど、母は複雑な思いがあるようだ。

仕事を減らしてから、空を撮るなんて心の余裕が出来た💖
それもこれも、夫の稼ぎのおかげ。
夫も若かりし頃はやんちゃだったけど、
最近は私を尊重してくれるようになった。
感謝の気持ちでいっぱい☺️
何だかんだ今が一番幸せ。







私を全力で受け止めてくれたサキポンさんに感謝🩷

闇がない人なんて、きっといない。
兄にも兄なりの闇があったのだと思う。

その救いになるのが、「好き」という気持ちなのだと、今は思う。

好きなものを好きと言えることは、私にとって生き直すことだった。

サキポンさんの企画は、そんな好きを否定せず、笑わず、全力で受け止めてくれた。

この世界には、好きを共有出来る人がたくさんいるんだ。
そう思えたことが、私にとって大きな希望になった。

noteでまた、そんな素敵な出会いが待っていると思うと、アラフィフ乙女の心は、今日もキュンキュンと高鳴りだすのです。


この絵にILLITの"♪Almond Chocolate"を捧げます🫡

麗しき女子高生だった頃の恋愛(feat.脳)を思い出す❤️
カトリーヌあやこ先生の描く光GENJIのイラストを彷彿とさせる
黒目がちな大きな目と、しっかりとした眉毛。
やんちゃそうなのに、どこか幼さが残る照れた笑顔に、
胸の奥が甘酸っぱくキュンとする。
命短し恋せよ乙女❣️
娘たちにも素敵な恋愛が訪れますように✨



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