ゼンレスゾーンゼロ 2.8ストーリー感想──賑やかな仲間たちと、100年前の美しい謎
休日だったので早々に2.8ストーリー、クリアしました。
あ、一応前回のver2振り返り記事はこちらです。
今回3.0に向けての大きな転換点になったバージョンでした。ずっと不調を訴えていた主人公が、遂に一度エーテリアスになってしまうという衝撃の展開。そしてラミルの正体が遂に明かされる。情報量がかなり多く、次回への期待が一気に膨らんだバージョンだったと思います。
レミエールとサンブリンガーがある意味敵対している可能性があるというのも面白い。どちらも単純な善悪で割り切れない立場で、3.0でどう絡んでくるのかは純粋に楽しみです。
キャラの掛け合いが本当に良かった

今回一番楽しかったのは、キャラ同士の掛け合いのテンポでした。
fairyにラミルを検索させたらピンク髪で引っかかったエージェントが大量に出てきて全員別人、その中にニコが混じって「意地汚いラミル」と言われてしまうのには普通に笑いました。ビリーが知能構造体なのにメカロームルが喋った瞬間にビックリして叫んでしまうのも、そのギャップが可愛くて好きでした。
今回特に良かったのがビリー・シーシィア・パエトーンの3人の組み合わせです。コミカルなキャラが2人揃った上にパエトーンが加わると、逐一何かしら面白いことが起きる。シーシィアがすっかりパエトーンの家に棲みついてペットのような関係になっているのは、笑えるだけじゃなくて愛着も湧いてくる。
ビリーのフォームチェンジを仲間に探させるくだり、「女性が前髪2mm切ったのに気付いてほしいやつ」という例えが出てきた時は上手いなと思いました。イベントで主人公が映画館で色んなキャラとデートしていたのを店員に覚えられてしまう件や、それに対してアキラが「僕はいま、冷静を欠こうとしている」とパロディで返すシーンも含めて、今回はこういうやり取りのテンポがいつも以上に心地よかった。
レミエールというキャラクター

本名レミエール・ダン。杖の軍のダン中佐、初代虚狩りのひとり。
ゲーム内での描写からある程度予感はしていましたが、正体が確定した瞬間の気持ちよさはありました。そしてキャラクターとしての魅力は、やはり普段との落差にあると思っています。お茶目でふわふわした普段の雰囲気が、力を使った瞬間に黒い服から白いドレスのような姿に変わってキリッとする。可愛いというより美しい、という感じがして、素直に好きでした。
一方で暗殺未遂という事実には正直驚きました。ゲーム内でミス・サンブリンガーに剣を向けるシーンは見ていましたが、まさかそこまでいっていたとは。謎が多いキャラなので「どうしてだろう」という気持ちが強く残っていて、それがそのまま続きへの興味になっています。
バナーキャラとしてのプロメイア、ビリーについて

少し正直な話をすると、今回メインストーリーとしてのプロメイアの印象はかなり薄かったです。ビリーはまだ掛け合いの場面で存在感がありましたが、プロメイアは生い立ちも含めてまだ謎が多いまま。今回のメインはどう見ても主人公とレミエールの関係で、そこ自体はとても満足しているのですが。
自分は南宮羽推しなので、どうしてもバナーキャラの出番については敏感になってしまうところがあります。ただ前回の南宮羽と比べると、プロメイアもビリーも出番はあったので、そこは前回よりはましかなという気持ちも正直あります。これからのストーリーで掘り下げられることを期待しつつ、という感じです。
界隈の話と、自分の楽しみ方
今回ロスカリファが神話や西洋的なファンタジーに一気に舵を切ってきたのは事実で、界隈で賛否が出ているのは客観的には理解できます。都市型の話を期待していた人とのズレは確かにあるだろうと。
ただ自分は「ゼンゼロらしさとは何か」がそこまでピンと来ていなくて、それよりもキャラの掛け合いやテンポが好きで遊んでいたので、今回のような雰囲気で話が進むなら設定が変わっても十分楽しめます。更に先でまた都市系に戻ってきても、それはそれで嬉しいですけどね。
ロスカリファへ

3.0ではロスカリファ陣営、レミエール陣営、市政・治安官陣営、TOPS、朽峰グループ、パエトーンと、一気に複数の陣営が絡んでくることになりそうです。純粋に楽しみな反面、これだけの陣営が絡むとなると各キャラをどう活かしていくかは少し心配でもあります。今まで気になった場面もあったので。
それでも次が楽しみな気持ちの方が全然大きい。レミエールの謎がどこまで明かされるかも含めて、引き続き見届けていきたいと思います。

