【官能表現】 Yuの向こう側 エピローグ
(このエピソードは成人向けの表現を含みます。ご了承の上でお進みください)
できれば、こちらからお読みください
「でも」
裕美が続けた。
「男女のことは理解できます」
その言葉に俺は息を呑む。
「もう子どもじゃない」
花園神社の静寂の中、
彼女の声だけが鮮明だった。
「母が何かを見つけたなら」
一歩近づく。
「そういうことじゃないのかなって」
顔が近い。
「それを知りたい」
「正直なところ…」
裕美はまっすぐ俺を見た。
「母に負けているとは思えない」
母譲りの勝気な瞳が俺を射抜く。
「母だけがいいオンナとは言わせない」
「こんなところで」
裕美が続ける。
「話しても仕方ないよね」
いつの間にか、口調が対等になっていた。
俺の視線が揺れる。
「ねえ」
花園神社の静寂の中で、
彼女の声が一段低くなる。
「試させて」
その瞬間、
俺は抗うべきだったのかもしれない。
しかし、
抗えない力を感じた。
裕美に導かれるまま、俺たちはホテルに入った。
午前中Yuと身体を重ねていた場所。
裕美が部屋を選ぶ。
操作盤を押す指先が微かに震えているのを見た。
だが振り返った時には、
もう震えはなかった。
「意外と普通」
部屋に入ると、裕美は素っ気なく言った。
だが、強がっているのは隠せなかった。
「やめた方がいいんじゃないか?」
「怖いの?」
裕美の鋭い視線で黙り込んでしまった。
「もう処女じゃないから安心して」
裕美はそう言っているが、
自分から動こうとはしない。
俺はベッドに座らせて肩を抱くようにした。
ピクリとする裕美。
「帰るなら今のうち」とささやく。
裕美は俺のシャツをつかむことで帰らないと意思表示した
「もう処女じゃないから安心して」
その言葉に嘘はないのだろう。
シャワーを浴びたばかりの肌から、
ボディソープの甘い香りが漂っていた。
俺はベッドに腰かけた裕美の肩を抱いた。
その瞬間、彼女の身体から伝わる体温。
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