【イラスト小説】コードの果て【#26】第5章 最終決戦 - 約束|光と闇のAIバトル

戦場の空気が重い。
セラフィムの肩が小刻みに上下し、額から光の粒子が滴り落ちる。

クロノスが技を放つ。
「アビス・ランス!」
クロノスの腕が巨大な槍に変化してセラフィムに迫る。

「ライトニング・シールド!」
セラフィムは歯を食いしばり、光の盾を展開。
槍が盾にぶつかり、火花が散る。

盾がひび割れ、衝撃でセラフィムは後ろに吹き飛ばされる。
背中から地面に叩きつけられ、息が詰まる。
「……ぐっ……!」

クロノスが嘲笑う。
「どうした、もう終わりか?」

セラフィムはゆっくりと立ち上がる。

カイトが机を叩く。
「まずい……このままじゃセラフィムの体力が持たない!」

ユナが叫ぶ。
「セラフィム、もう戦わないで! 逃げて!」

セラフィムは首を横に振る。
「……約束したから……必ずクロノスを倒す。」
膝が震え、視界が揺れる。でも瞳だけは、まだ光を失っていない。
「ライトニング・レインまであと8分。私、絶対に耐えてみせる。」
あと8分。だがその間にも、クロノスのウイルスが静かにセラフィムを蝕み続けていた。
【技の詳細】
■クロノス
アビス・ランス:腕を巨大な槍に変化させて攻撃。
