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累計18件のM&Aから見えた”相談できる場の少なさ”。初開催で約500人が集まったM&Aカンファレンス「MAP 2026」

こんにちは!クラウドワークスの成澤です。
当社では2026年7月8日(水)に、M&Aに特化したカンファレンス「MAP 2026」を、東京・九段下のベルサール九段にて開催しました。

スタートアップ・事業会社・VC/CVC※・法律事務所など、M&Aに関わる方々、約500名にご参加いただき、12時の開場から21時の終了まで、9時間にわたるロングイベントでした。
私も当日は運営メンバーとして参加!朝から晩まで、セッション会場もマッチングエリアも熱気が途切れることはありませんでした。

当日のコンテンツ内容は、配信も後日の公開も予定していません。今回はその一部を、お届けします!イベントの雰囲気とともに、私たちクラウドワークが大切にしていることも感じていただけたら嬉しいです。

※VC(ベンチャーキャピタル ):スタートアップに投資する投資会社   
 CVC(コーポレートベンチャーキャピタル):事業会社発の投資部門


なぜ「MAP 2026」を開催したのか

クラウドワークスはこれまで、累計18件のM&Aを実行してきました。その経験のなかで気づいたのが、M&Aの本格的な交渉を始める前に、お互いが本音で話せる関係をどれだけつくれているかで、M&Aの結果が大きく変わるということでした。
国内のM&A件数は、2025年に5,115件(前年比8.8%増)と初めて5,000件を超え、取引金額も約35.7兆円と過去最高を記録。スタートアップが会社の「Exit戦略」としてM&Aを選ぶ割合も、2015年の67%から2025年には88%まで増えているそうです。

実際、告知開始からわずか2週間で申込は150名を突破。ビジネスジャーナルでは、MAP 2026について、このように掲載していただけました。

単なる企業イベントの域を超え、日本のM&A市場が置かれた構造的な転換点を映し出している。

M&Aが「後ろめたい選択」ではなくなった…カンファレンスに申込殺到、背景に東証の市場再編 | ビジネスジャーナル

最終的にはスタートアップ、事業会社、VCから500名を超える参加申込が――。同じ課題感を持っていた方が、思っていた以上に多かったのかもしれません。
このカンファレンスを立ち上げた酒井亮(クラウドワークス執行役員/M&A・新規事業担当)は、こう話しています。
「買う側・売る側どちらにも共通する課題は、そもそも良い相手にどうやって出会うか。その本質は、交渉のテーブルに着く前から、双方がフラットに話せる場がどれだけあるかだと思っています。」

酒井亮(クラウドワークス執行役員/M&A・新規事業担当)

条件や数字の話をする前に、お互いが何を目指していて、どんな想いで事業をやっているのかを伝え合えているか。それができているかどうかが、グループイン後の成功を大きく左右する、という考え方です。
現に、クラウドワークスがグループに迎えたユウクリという会社とは、グループイン前から5年以上の付き合いがありました。だからこそグループイン後も、対話をしながら一緒に成長を続けています。
「MAP 2026」は、この"M&Aの交渉が本格化する前に本音で話せる関係をつくる"という考え方を、1日に詰め込んだカンファレンスです。オンラインのウェビナーではなく、あえて対面の展示会形式にしたのも、画面越しでは伝わらない空気や表情まで含めて、直接顔を合わせてこそ生まれる関係があると考えたからです。

各エリアの様子を一部公開!

メインステージ・全5セッション

オープニングの「M&A・IPO・セカンダリー・スタートアップファイナンスの変化」から、最後の「2026年以降のM&Aトレンドはどうなる?」朝から晩まで5つのセッションが行われました。代表取締役社長兼CEOの吉田浩一郎も、オープニングセッションのモデレーターとして登壇!300席あるシアターは、どのセッションも最後まで席が埋まっていました。

(左)吉田浩一郎(株式会社クラウドワークス CEO)
(中)石井 芳明氏(独立行政法人中小企業基盤整備機構 創業・スタートアップ支援部長)
(右)本間 真彦氏(インキュベイトファンド株式会社 代表パートナー)

M&Aバイサイドピッチ

当日の見どころのひとつが、買い手企業6社が登壇する「M&Aバイサイドピッチ」でした。MIXI、オープンワーク、TBSイノベーション・パートナーズ、SmartHR、アンドパッド、FUNDiTの6社が、1社6分の持ち時間で「どんな会社と、どんな理由で一緒になりたいか」をプレゼン。
買う側が自ら「グループインしてほしい会社」を語るこの企画は、他のカンファレンスでは滅多に行われない珍しい試みです。ふだんは聞く機会のない「買う側の本音」を直接聞けるだけでなく、登壇された企業の方々からも「バイサイド側としてピッチをする経験は今までなかったので、とても新鮮だった」という声が聞けるなど、登壇者・参加者の双方にとって非常に刺激的なセッションとなりました。

梅園 アマンダ氏(株式会社MIXI コーポレートデベロップメント本部 投資事業部)

クローズドセッション(4F)

4階では、60席ほどの少人数制で「クローズドセッション」も実施しました。坂梨亜里咲氏(mederi代表取締役)、三田理紗子氏(Charmap代表取締役社長)、村田あつみ氏(MILY代表取締役CEO)といった女性起業家が、M&Aという攻めのキャリア選択について語る回では、クラウドワークスの徳田葵がモデレーターとして進行を担当。ほかにも、VCとスタートアップが会社の売却の裏側を語る、など人数を絞っているからこそ聞ける、踏み込んだ話もたくさんありました。

(左)坂梨亜里咲氏   (中)三田理紗子氏 (右)村田あつみ氏

セッション以外の参加者同士の交流

セッション以外にも、開場直後の「いきなりネットワーキングランチ」から始まり、予約制の10分1on1マッチングブース、MAP Barでの立ち話、セッション後の名刺交換、フォトブースまで。「話す場所」も「つながる深度」も多種多様に、あらゆる角度から交流が生まれる仕掛けをたくさん用意しました!

企業ブース             予約不要のマッチングエリア 

特に予約制の個別マッチングエリアは、あえて1回10分の入れ替え制に。聞く側は「ちょっと話を聞いてみる」くらいの気軽さで座れて、話す側も「10分だけなら」と声をかけやすい。この絶妙な心理的ハードルの低さが、あちこちで新しい出会いを生むきっかけになっていました。さらに会場ロビーには協賛企業のブースも並び、休憩時間のたびに大勢の人で賑わう活気あるエリアに。
単にセッションを聴くだけでなく、来場者同士が自分に合ったスタイルで「確かなつながり」を持ち帰る。そのために、あえてエリアごとに雰囲気をガラリと変えた空間を設計しました。

ネットワーキングディナー

19時からは、ネットワーキングディナーを開催。乾杯のあと会場は一気に熱を帯び、あちこちで対話が生まれました。ディナー中は、登壇者一人ひとりに専用のエリアを設け、登壇者が気軽にお話しを聞きに行けるようにしたのも、こだわりのひとつ。一見当たり前のようで、大型のイベントだと意外と実現しづらい、そんな登壇者と参加者の近い距離感。この「本音が話せる距離感」こそが、MAP 2026が届けたかった光景そのものでした。

渡部 恒郎氏(株式会社スピカコンサルティング 代表取締役社長 CEO)と
弊社酒井の笑顔の乾杯から、熱気あふれるネットワーキングディナーがスタート!

「本音で話せる関係」が、これからのM&Aを変えていく

今期、クラウドワークスは”人と出会えるクラウドワークス”をスローガンに掲げています。今回の「MAP 2026」は、まさにその想いをリアルな場で体現する大きな一歩となりました。
買う側の本音を直接聞けたり、普段は表に出てこないVCやスタートアップの生の声に触れられたりする機会は、実はまだ多くありません。だからこそ、この日集まった約500人の熱量と、そこから生まれたたくさんのつながりが、これからのM&Aをきっと良い方向に動かしていく――そんな確かな予感がする1日でした。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
クラウドワークスは、これからもこうした”出会い”をつくっていきます。ぜひ、次回もご期待ください!

イベント概要はこちらからご覧いただけます M&Aカンファレンス MAP 公式サイト

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