コナン映画2027聖地&展開予想!【考察】
こんにちは、コナン・スピーカーズ・パブのかじつです。
皆さん、現在大ヒット公開中の『劇場版名探偵コナン ハイウェイの堕天使』はご覧になりましたでしょうか。
映画の最後に流れる予告編で、ロンドンのビッグベンが映り、71~72巻「ホームズの黙示録」での新一と蘭のセリフが描写されましたね。来年の舞台はおおよそロンドンで確定したであろうと思われます。ところで私かじつはなんと、映画公開1ヶ月前に先回りでロンドンに行っていたのです。どんな場所に行ったのかはこちらのNoteをご覧いただければと思います。
さて、今回の記事では、記念すべき第30弾となるコナン映画2027に登場する場所はどこなのか、そしてそこでどのような展開が行われるのかについて考察してみたいと思います。
〇リージェンツ・パーク
ベイカーストリート221Bのすぐ近くに存在する大きな公園、リージェンツ・パーク。またホームズ絡みかよ、と言われそうですが、今回の予想の中では一番まじめに考察しています。


まず第一の理由としては、リージェンツ・パークが桜の名所であることです。劇場版で桜と言われると迷宮や五稜星等で桜とともに大立ち回りを見せた平和の二人を連想しがちですが、実は新蘭にも「さくら組のメモリー」という素晴らしい事件があります。新蘭&ロンドン=「ホームズの黙示録」といった単調な発想ではなく、他の新蘭回の回収を期待したいところです。
桜の名所はロンドンにたくさんあるので、もう一つ理由を挙げておくと、この公園は『ジキル博士とハイド氏』の舞台となった公園でもあるのです。解離性同一性障害をテーマにしたスティーヴンソンの名作は、「薬で体格が変化する」「人間の二面性」といった要素を持ちますが、これらはコナン/灰原/メアリー/赤井/安室/ベルモット等『名探偵コナン』のメインキャラたちにも通じるところであり、とくに前者に関しては原作の最前線に当たる部分になります。また、脚本ローテに変更がなければ櫻井さんの脚本になることが予想されますので、(『緋色の弾丸』で扱われたような)「国籍という二面性」や「正義の二面性」といったものが扱われることも考えられます。そういった作品テーマの導入として、この公園で『ジキル博士とハイド氏』の話をすることは大いに考えられるでしょう。
3つ目の理由としては、こちらも櫻井脚本に関係することではありますが、この公園では過去に爆破テロが発生しています。コナンで過去の実際の事件を扱った事例はホワイトチャペル連続殺人事件だけだった記憶がありますが、今作にはメアリー世良の登場が予想されるのです。彼女が過去にMI6として関与した事件の一つにこの爆破テロが登場してもいいのではないか、と考えています。もっとも、テロが発生したのは1982年なので出ないとは思いますが。
〇ロンドン塔

イーストエンドに存在するお城ロンドン塔。こちらはどちらかというと出てきてくれると嬉しいな、枠です。というのも、ある女王と深い関わりを持つからですね。とまあ、その前に少し昔話をしましょう。
時は15世紀後半、エドワード四世の死去に伴い、彼の息子であったエドワード五世とヨーク公リチャードは、四世の弟であるグロスター公とともに王の居城であるロンドン塔に入居しました。盛大な戴冠式の準備が行われる思われた中、五世の母方の側近たちを粛正し終えていたグロスター公は、なんと「二人の王子は私生児であり正当な王位継承者ではない」と主張し始めたのです。王位継承権をはく奪された二人は、グロスター公もといリチャード三世にロンドン塔に幽閉され、庭で遊んでいるのを最後に消息不明になってしまいました。
こうした謎を扱い二人の王子の死を解き明かそうとしたのが、歴史ミステリの最高傑作にして安楽椅子探偵の鏑矢でもある『時の娘』という作品なのですね。
とまあ、英国王室最大の謎の話はここまでにして、ここからが本題です。皆様は「シンフォニー号」で海老名稔さんが飲んでいたブラッディ・マリーというカクテルを覚えているでしょうか。ウォッカとトマトジュースを混ぜたこのカクテルですが、その名前はイギリス女王メアリー一世に由来します。そのメアリー一世によって数々の人が幽閉・処刑されたのもこのロンドン塔なのです。
そんなメアリー一世ですが、実は親戚、父、そして自分自身の恋愛や結婚に大変振り回された女性だったことをご存じでしょうか。親戚の婚姻問題でジェーン・グレイに王位を取られたり(わずか九日間で退位させ後に処刑していますが)、父の恋愛問題で妹のエリザベス一世に王位継承権を取られたり(奪い返してますけど)、結婚相手に振り回されたり、結構散々な目にあっているんですね。
さて、「イギリス」「歴史ミステリ」「恋愛」「“グレイ”と“メアリー”」とここまで要素を並べれば勘のいい方はお気づきでしょう。『ハロウィンの花嫁』以降のコナン作品は歴代作品への原点回帰である、という説がまことしやかに囁かれていますが、それが事実であれば来年度は『ベイカー街の亡霊』のオマージュに当たります。そして来年は新蘭映画であることが確定しています。
これらの要素を組み合わせると、来年は愛をテーマにした歴史ミステリなのではないか、という仮説を立てることができます。そして、その対象は“グレイ”を親戚に持つ“メアリー”であるということも、本編からの繋がりで想起することができるのです。
そう、1000%僕の妄想に過ぎませんが、来年度はメアリー一世とジェーン・グレイにまつわる歴史ミステリであってほしいと考えています。ロンドン塔には彼女らにまつわる展示がありますから、その紹介や、“メアリー”や“グレイ”が身近にいることを世良が指摘してくれると嬉しいですね。
ついでに言うと、メアリー一世が生きた16世紀イギリスには他にも3人のクイーン・メアリーが登場します。スコットランド女王メアリー・スチュアートが出てきても面白いかもですね。彼女も、恋多き女でしたから。
脳内のウォッカが「バカな!500Y(ears)以上離れてるはず!ありえねえ!」と叫び始めたのでこの話はここまでにしておきましょう。
〇ハイド・パーク
前回のnoteで散々ご紹介したハイドパークですが、来年こそはちゃんと登場してほしいものです。登場の仕方は様々あると思いますが、近隣のホテルに蘭たちが宿泊していて散歩……となるのが理想の展開ですね。実際に爆破テロが起こったこともある場所なので、何か事件が起こってほしくはないところです。

〇ウェンブリー・スタジアム
フットボールの聖地にしてイギリス音楽好きのあこがれの地、ウェンブリー・スタジアム。さすがにここまで映し出していたら尺が足らなくなる気がしますが、せっかくサッカー好きのコナン少年がいるのだから電光掲示板の一つくらいは吹き飛ばしてほしいものです。でも日本代表に負けたうえにスタジアムまで吹き飛ばされたら、イギリスとはいえさすがになんかかわいそうですね。

〇ウィンブルドン

「ミネルバ・グラスと安室透には血縁がある」という説を僕に紹介してくれた相方のたっぴーはミネルバ・グラスの再登場を予想しております。再登場に関しては否定しませんが、血縁説に関しては反論させてください。大前提として、プロをやっているミネルバ・グラスの家が裕福であることは想像に難くありません(理由がわからない人はテニス解説系のインフルエンサーにでも聞いてください)。
一方で、安室透はテニスこそできますが、おそらく彼は労働者階級の系列の人間です。例えば、緋色シリーズにおいて彼は「クエッション」と言い放ちましたが、これはコックニー訛り、要は労働者階級の言葉です。警察学校編にて英語が堪能か聞かれた際に「まあ……」と言葉を濁したのもこの訛りの影響があるのではないでしょうか。
もう一つ理由として挙げられるのが、赤井と安室の対比関係です。108巻において世良は寺音(ジオン)ホテルからRenpoh(連邦)ホテルへと移動して労働者階級の象徴であるハイティーに参加しますが、これは彼女の名前のモデルであるセイラ・マスの人生そのものです。裏を返せば、ジオンに残っているメアリー世良は上流階級の出身であると考えられますから、赤井もそちらの人間と考えるべきなのではないでしょうか。
これまで散々赤井と安室を対比してきたことを考えれば、当然安室は労働者階級と推測できます。「迷宮カクテル」において「レモンティー?ミルクティー?」という質問があったのも、両者の対比をあらわすものでしょうから、その出自を考えれば彼女と安室が血縁ということにはならないでしょう。
どちらかというと、小五郎をウィンブルドンに招待したおばちゃんの方が再登場しそうな気もしますね。逆にあの人と園子以外でイギリスに行かせらんないっすわ。
〇ロンドン・アイ

ウェストミンスター橋近くに置かれている観覧車ですね。TVアニメシーズン21のOP「世界はあなたの色になる」でのコナンのセリフ「犯罪染まる黒いキャンバス、鮮やか推理でカラーチェンジ!」のところで登場するのがこのロンドン・アイです。どうもコナンで観覧車というといい思い出がないような気もしますが、今回ばかりは爆発しないでほしいと思う次第です。
だってさ、ここ最高のデートスポットなんだよ?「紅の修学旅行」でほっぺにキスされてたけどさあ、やっぱ唇へのキスが足りてねえんだよな工藤!おまえここでキスしなかったらいつ蘭とキスするんだよ!人工呼吸で満足するな江戸川!
蘭、お前も照れるな!メインヒロインだぞ、もう30作目なんだぞ、そろそろ唇くらい奪ってこい!『時計仕掛けの摩天楼』で園子に欠けられた言葉を忘れるな!早く奪え!
まじめな話すると、これどこか爆発しようものなら汚いことで有名なテムズ川に落ちそうなので勘弁してあげてほしいです。あそこの水、東京湾より臭いし誤飲したら多分三日三晩下痢と嘔吐が止まらないと思います。
〇タワー・ブリッジ

カーチェイスとか爆発とかやってほしい建物ランキング第一位の橋ですね。やはり4つの塔が構えられているという特異性は爆発の見栄えを良くしますし、開閉式の橋であれば電動スケボー君の出番を期待したいところです。崩落すると一気に交通状態が大パニックになる気がしますが、レインボーブリッジやベイブリッジで事故が起こったんだからイギリスも橋の一つくらい壊してくれたっていいでしょう。
〇ヘイズ・ガレリア


帆船を中心に展開されるショッピングモールは、カーチェイスも日常パートも似合いそう……とか考えている自分がいます。バラ・マーケットも考えましたが、絵的にはこっちのほうが映えるのではないかと思います。
どうも最近園子の扱いが雑な気がしますからね、そろそろ『紺碧の棺』や『紺青の拳』を思い出すつもり……やっぱ思い出さなくてもいいので、ここいらでJK三人組の華やかなデート姿くらい見せてくれてもいいはずです。このカットだけでもいいので永岡監督参加してくれませんか?
〇ウェストミンスター寺院&バッキンガム宮殿


絶対に事件起こしたらアカン枠のお二つです。かたや国の祭事を執り行う教会、片や王の居住地ですからね。事件なんて起こそうものなら脚本の人がMI6に命を狙われてしまいます。
これらは外観や中身よりも、その周辺の様子が描かれる可能性が高いのではないでしょうか。ウェストミンスター寺院の周辺にはチャーチルの像がありますし、バッキンガム宮殿の付近にはトラファルガー広場があったりと結構人が多く集まる場所なんですね。ロンドンの盛況の様子をあらわすにはちょうどいい一枚絵になるのではないでしょうか。
あ、チャーチル像くらいならぶっ飛ばしてもいいかもしれません。なんせ国営放送で自国の首相をスターリン呼ばわりする皆さんですからね。チャーチル像を爆破するくらいやっても右目を狙われることはないと思います。
〇ベイカー街221B&ビッグ・ベン


「ホームズの黙示録」ではメインの舞台となったこの二つは、今回登場しない可能性が高いのではないでしょうか。特に前者に関しては、『亡霊』「黙示録」に続く三回目の登場となるとなんだかくどい気がします。
後者も実は『純黒』に登場しているので今回が四回目になっちゃうんですね。さすがに今回もコルンがわざわざ鐘のあたりに上るなんてことはしないはずです。『カーズ2』じゃないんだから、毎度毎度そんなところからテロをするのはやめてほしいものです。
ですから、今作はこの二つがメインで登場することは新規性を損なうため避けるのではないか、と予想しています。どちらかというと回想シーンや映画のメインキャラとの出会いの場所として演出される可能性が高いと言えるでしょう。
あ、でもコルン、もう一回くらい上ってくれてもいいぞ。
おわりに
ということで、イギリスを愛するかじつがコナン映画2027に登場しそうな場所やそこでの展開を予想してみました。お楽しみいただけたなら、スキを押していただきフォローもしてくださると幸いです。
近々、コナン原作オタクのたっぴーがたっぷり原作を読みこんで来年の予想をしてくれるそうなので、そちらもお楽しみに!
それでは、また今度。
