「イメージできないものは、魔法では実現できない」|葬送のフリーレン
フリーレンたちが使う魔法は
すべての問題を解決する万能な手段ではない。
以下の記事にも書いたように、
魔法は、完璧にイメージできるものだけを
実現するための術でしかない。
S1E21『魔法の世界』における一級魔法使いの一次試験で
水を操ることができるカンネ、
水を氷結させることができるラヴィーネの2人と戦うリヒターが、
この仕組みを具体的に解説している。
人間の体の6割は水でできているが、
水を操る魔法を使うカンネは
人の体内にある水にアクセスすることはできない。
リヒターはカンネに向かって問う。
人の体にどう水が配分されているのか、想像できるのか?
それらを取り出して操るイメージは?
大量の魔力に守られている魔法使い相手に、どうやってそれをやる?
イメージできないものは、魔法では実現できない。
具体的にイメージできないものを、魔法は実現できない。
このメッセージは、一級魔法使いの試験中、
異なる場面で繰り返し出てくる。
具体的にイメージするために必要なのは、
その中身や工程をより細かく知り、理解することだ。
だからこそ一つ一つの魔法は、
個別に学び、身につけていく必要があるのだ。
そして学ぶために必要なのが、魔導書だ。
これは、かなり直接的な
「教育」のメタファーになっていると思う。
本(魔導書)を読み、
先生に教わり、
スキルを身につけ、
経験(魔力)を積む。
そうして使えるようになるのが、魔法。
やはり魔法は、「実現する力」なのだ。
明確にイメージできないものは、
誰も実現できないのだから。
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