PAXの独り言/認知症とお金管理
認知症の母がとうとうお金の管理ができなくなりました。
父の受診のため実家に行ったのですが、母が「お金がなくなっちゃった」と泣いて私に貸して欲しいと言ってきました。
以前から冷凍庫に入り切らない冷凍ブロッコリーや冷凍餃子、食べないカップラーメン、3パック入りの納豆が数十個・・・。
など、同じものを毎回購入するようで期限切れのものを処分する事が度々ありました。
その度に「お金の管理をしてもらえる人をお願いしたい」
と伝えてきましたが、
「お金の管理は自分でやっている。私がおかしい事はない。認知症っていうのなら、今すぐ死んでやる」
といわれ、社会福祉協議会の方などに相談もしましたが、
「成年後見制度や日常生活自立支援制度も、本人がやって欲しいと言わないと許可されない。」
と言われ対応できていませんでした。
兄弟とも相談させてもらい、今後違う方法でアプローチしていく予定です。
しかし、自分も近い将来高齢者になりますが、母のようにはなりたくないと思いました。
母本人はお金の管理ができていない事を自覚できず、結局は使い切ってお金がないと私たちに訴えて、お金がもらえるとお金がなかったことを忘れてしまう。
あればあるだけ使ってしまうので、制限しないととんでもない金額になります。
実際、1ヶ月で数十万円使っていました。食費、生活用品だけでです。
何に使ったのか覚えていません。
看護師の経験上、多くの高齢者の方々は
「子供たちの迷惑にはなりたくない」
と話します。
もちろん母も同じ気持ちだと思います。
でも、認知症である事を受け入れてくれないため、私たちがお願いしたいサービスも使えず、お金の負担もかかっています。
自分が同じ立場になったらショックを受けるとは思いますが、お金の管理だけでも第3者にお願いしようと思います。
今はエンディングノートなども世間に浸透してきています。
超高齢まで生きれる時代になりましたが、しっかりしているうちに老後の生活の管理についても計画しておくべきだと感じました。
