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アスペルガー症候群の私が「みいちゃんと山田さん」を読んだ感想1

主人公のみいちゃんがおそらく重度のSLDとADHDを併発しているマンガ「みいちゃんと山田さん」の1~3巻までを読んでみました。

主人公のみいちゃんが山林で殺されるまでの日々を書いているのですが、みいちゃんがキャバクラに体験入店をしに来たところから物語が始まります。
体験入店をしてみたものの、やはりみいちゃんの特性ではうまいこと行かず失敗ばかりするのですが、みいちゃんの売り上げ自体はそれほど悪くありません。その理由はみいちゃんがオタク系の人種に人気がある&鬼まくら営業をしているからです。
お店で一緒に働いている山田さん(仮名)はみいちゃんに興味を持ち、「そういうのはあまりよくないからやめなよ」と言い聞かすのですが、みいちゃんは聞く耳を持ちません。
この山田さんは健常者かと思うのですが、山田さんの母親が毒親で山田さんの希望を無視して子供の頃塾に通わせまくり、成績が思うように伸びないと言葉で追い詰めて、「言葉の虐待」を繰り返します。

少し仲良くなった頃にみいちゃんの家に行った山田さんがみいちゃんから小学校や中学校時代の話を聞くことになるのですが、夜職をやっている今の状況よりも悲惨でみいちゃんにとっては学校は全然楽しくなかったものだったのだろうと感じました。

みいちゃんと山田さんこのアンバランスな二人が今後どのような物語を展開するか非常に興味深いですね。

興味のある方は一度読んでみてください。

ちなみに私が本書を読んでいて思わず笑ってしまったシーンはここです。

↑二人にとっては真剣なシーンだと思いますが、このシーンを読んだとき思わず笑ってしまいました(笑)

みいちゃんの幼馴染にむうちゃんという友達がいるのですが、むうちゃんの方は万引きで逮捕されて、出所後は福祉事務所経由で「愛の手帳」を取得し、ホチキスの針を箱に詰める仕事をしているようです。

このシーンをまず私は「みいちゃんもなんか障害ありそう」と火の玉ストレートをいきなり投げるむうちゃんのストレートさに度肝を抜かれ、さらにその後の福祉事務所に行こうと誘うむうちゃんと「そんなトコよりたちんぼ行こうよ!」と誘うみいちゃんの二人の会話のかみ合わない感じとテンションの違い、さらに障害を個性と言い張るみいちゃんを見て「なんだこの地獄絵図は?」と思うと同時に「なんでみいちゃんはそんなにたちんぼをすることに命をかけているんだ?」「一応夢としている小説家や画家になるのとたちんぼをするのに何の因果関係があるんだ?」というみいちゃんの不可解な姿を見て思わず笑ってしまいました。

あと感じた点としては感情表現が素直なのかみいちゃんにしてもむうちゃんにしても作品に出てくる健常者とされる人物よりもよく笑うんですよね。(その分傷ついたり、泣いたりすることも多いですが)おそらくですが精神年齢が低く、正直すぎるため思ったことや感じたことを素直にそのまま表現してしまうのでしょう。
(上の画像でも公共の食堂にも関わらず、「なんか障害ありそう」と言ってみたり「立ちんぼいこうよ!」と大声で言ってみたりしていることからもうかがえると思いますが)

最後に私の勝手なイメージですが
アスペルガー症候群・・・一つのことに打ち込むこだわりが強い非常に気難しい職人・一方的に文章を伝える小説家

ADHD・・・興味の対象が次々と移り変わるエネルギッシュで注意力散漫な活動家・冒険家
と感じます。

ちなみに4巻~6巻の感想はこちらになります。


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