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アスペルガー症候群の私が「みいちゃんと山田さん」を読んだ感想2

前回の感想に引き続き

主人公のみいちゃんがおそらく重度のSLDとADHDを併発しているマンガ「みいちゃんと山田さん」の4~6巻までを読んでみました。

この巻の流れとしては山田さんとみいちゃんが同棲を始めるのですが、この時キャバクラで働いていたみいちゃんはさらに条件の悪い特殊な風俗店に落とされており、山田さんの方は毒親である自分のお母さんがまた家を訪ねてくることが恐怖となり、山田さんの方から「しばらくこの部屋で一緒に暮らさない?」と提案することになります。

同棲を始めるにあたり、山田さんはみいちゃんに対していろいろとルールを守るように付箋を貼ったりして、教え込もうとするのですがやはりうまくいきません。

アルバイトに関してもお互いに夜職を辞めてみいちゃんはパン屋さん、山田さんはレンタルビデオ店でアルバイトをするのですが、みいちゃんがパン屋でバイトなどできるわけもなくそこで問題を起こしてわずか勤務開始二回目でクビになります。

バイトをクビになったみいちゃんはお金に困り、また山田さんの家に男を連れ込んでデリヘルまがいのことをするのですが、それをみた山田さんが激怒してみいちゃんを問い詰めたところ、逆切れしたみいちゃんに高級液タブを壊されて思わずみいちゃんを殴りつけます。

この後二人とも一応仲直りはするのですが、もうみいちゃんとの共同生活に嫌気がさした山田さんは「こんな化物との同棲は無理だ。」と悟りみいちゃんをみいちゃんの故郷である宮城に送り返します。

最初から無理な同棲だった

健常者と障害者が一緒に生活することは私ははっきり言ってかなり難しいと思います。
健常者と障害者では見ている景色や考え方がまるで違い、お互いが平行線のように決して交わらず分かり合うことはありません。

しかしこの巻では山田さんがみいちゃんに迷惑をかけられて、山田さんばかりが被害者のように描かれていますが、みいちゃんも山田さんとの生活が大変息苦しく一緒に生活して苦しかったのではないかと私は思います。
みいちゃんが履歴書を書くとこんな感じのものすごくいびつで歪んだ感じなるのですが(私も平衡感覚がないのでみいちゃんの履歴書の写真の張り具合のいびつさや文字の傾く感じがよくわかります。)

↑字のいびつさよりも悪びれもせずバカでかい文字で堂々と資格、免許の欄に「ない!」と書いているのが私の笑いを誘いました(笑)

山田さんがそれを強引に強制して、正しく書かせようとします。

そればかりか面接で想定される質疑応答集を作り、それをみいちゃんに覚えさせようとするのですが、みいちゃんにとっては地獄の時間だったでしょう。(こんな付け焼刃の対策をしてみいちゃんを魔改造してもみいちゃんがアルバイト先で何かをやらかすのは火を見るよりあきらかです。)


義務教育すらまともに受けてこなかったみいちゃんが昼に行う普通のアルバイトという俗に言う一般人の中に一時期でも溶け込むのが本当に幸せだったのか?
私はこの巻を読んでそんな疑問を感じました。



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