未来を予知した「金魚づくし百物語」とは
今回は浮世絵をモチーフにした、私のマンガ「ウキカリ」の表紙絵第4弾を制作します!
今回も歌川国芳作の浮世絵

「金魚づくし 百物語」です!
歌川国芳の擬人化した動物といえば、猫と金魚が有名です。
国芳は大の猫好きで、特にまだら猫がお気に入りでした。
金魚もまだら模様なので、
「まだらフェチ」だったのかもしれませんね。
「百物語について」
百物語は昔からある怪談話です。
百個の蝋燭に火を灯して、ひとつ怪談話をするごとに、蝋燭の火をひとつずつ消していく。そして最後の蝋燭の火が消された時に本当に妖怪が現れるというお話しです。
怖いお話ではあるのですが、国芳の愛嬌のある擬人化された金魚達が、バケ猫を目の前にして慌てふためく姿は、コミカルで可愛らしさがありますよね。
でも・・・・
やっぱりコレも風刺画です。
※この絵が幕府の締め付けを皮肉る作品には違いないのですが、ここからの解釈は9244独自のファンタジー解釈です。専門家の方はスルーしてください。

この慌てふためく金魚達をみてください。
みんな水草を刀のように構えている様に見えませんか?
そしてパニックになっているメダカ達に比べて煌びやかな衣装を着ている様にも見える・・・
そう、この金魚達は武家のお侍達なんです。
そして「えらいこっちゃ」とパニクるメダカは江戸の町民です。
水槽の中に置かれた岩場は、小さな島国、つまり日本ですね。
そこに外海から大きなバケ猫(黒船)が現れて・・・
「日頃偉そうにふんぞり返っている幕府のサムライ供は、いざとなったら腰が抜けてみっともねぇったありゃしねぇ!!」
っていう幕府の武家社会ににおもいきり皮肉をぶちまけた風刺画なんです!
前回の「宮本武蔵の鯨退治」でも書いたように、天保の改革で、浮世絵出版を制限されたことへの不満から、絵でやり返す国芳の粋なブラックユーモアが爽快ですよねー!!!
「ペンは剣よりも強し」です!

そう言われると、このイカつい顔をした猫は、異人の顔に見えてくるでしょ?
「舌をペロリ」・・・
そう「ペリー」ですねー!!!
そうみえますよね!
絶対そうですよね!
でもこの作品が発表されたのは、黒船来航の10年前・・・
コレって偶然⁈
それとの国芳は未来予知ができたの⁈
だから私は歌川国芳が好きなんです!
そこからヒントを得た訳ではなく偶然なんですが、
私のマンガ「ウキカリ」も
ちょっと時空を超えた展開になります。
それではコレからその「百物語」をモチーフにわたくし9244が「ウキカリ」の表紙とてリメイク!!

真ん中の男は新キャラです。
色塗りはこれからやって、完成したら記事にあげますね〜
