なぜ私は「予約上位20%」「高リピート率」になれたのか【答えは信頼でした】

先日、italkiのプロフィールに
「予約上位20%」「高リピート率」
というバッジが表示されました。
とてもうれしかったです。
プロフィールでその表示を見つけたとき、これまで積み重ねてきたことが形になったような気がして、大きな達成感がありました。
そして同時に、少し意外でもありました。
私は子育て中ということもあり、稼働時間がそれほど長くありません。そのため、このようなバッジは自分には縁のないものだと思っていたからです。
そこで、あることを考えるようになりました。
「なぜ私は『予約上位20%』『高リピート率』になれたのだろう?」
私は特別な営業をしているわけでもありませんし、長時間働いているわけでもありません。
そう考えながら、自分のレッスンを振り返ってみました。
答えは『信頼』でした
振り返ってみると、一つだけ思い当たることがあります。
それは、生徒の信頼につながる行動を積み重ねてきたことです。
私は、生徒に信頼される教師でありたいと思い、生徒一人ひとりを大切にしながら、効果的なレッスンを提供する努力を続けてきました。
もちろん、それが「予約上位20%」や「高リピート率」につながると分かっていたわけではありません。
ただ私は、私を選んでくれた生徒を大切にしたいと思っていただけです。
でも今思えば、その積み重ねが結果として生徒の信頼につながり、
「予約上位20%」「高リピート率」につながったのではないかと思っています。
では、私が考える「信頼につながる行動」とは何か。
今回は、その中でも特に大切だと思う三つを共有したいと思います。
私自身、今回改めて振り返ることで見えてきたことでもあります。
少しでも他の先生方のヒントになればうれしいです。
① 効果的で流れるようなレッスン
教師として信頼されるうえで最も重要なのは、「一緒に勉強していて上達を感じられること」だと思っています。
これは重要なことというより、お金をいただいて教える以上、当然満たすべき前提です。
ただ、その「当然」にどれだけ責任を持てるかは、人によって違うと感じています。
私は、生徒が数ある日本語教師の中から私を選んでくれたこと、そして日本語学習という挑戦に時間とお金を使ってくれていることに、いつも感謝しています。
だからこそ、生徒の目標を叶えたい、日本語を上達させたいという思いが強くなります。
そのために私が重視しているのは、「楽しい」よりも「効果的」であることです。楽しいは、上達を実感したあとに自然と生まれるものだと思っています。
このように効果的なレッスンを重視しているため、レッスン中に「次は何をしよう」と迷ったり、「時間が余ってしまった」と困ることはほとんどありません。
60分のレッスンであれば、80分ほどの内容を準備し、その日の生徒の様子に合わせて組み立てを変えながら進めています。
最近は自作サイトのGakuもあるので、メイン教材が予定より早く終わっても困ることはありません。
復習、読解、フラッシュカード、フリートークなど、学習につながる選択肢をいくつも用意しています。
もちろん、何でもぎっしり詰め込めばいいわけではありません。
ただ、学習である以上、適度な負荷は必要だと思っています。
その負荷が達成感につながるからです。
適切な負荷を設計することも、教師の大切な役割だと考えています。
私の経験上、「楽しいだけのレッスン」は1年、2年と長く続けてもらえる形にはなりにくいと感じています。
「この先生は経験があってたくさん学ばせてくれるな」
「この先生と勉強すると上達するな」
そう感じてもらえるレッスンを積み重ねることが、教師としての信頼につながり、リピートにもつながるのだと思います。
② 堂々とした姿勢
経験を積んできたとはいえ、毎回完璧なレッスンができるわけではありません。
オンラインレッスンでは、カメラやマイクの不具合、教材が開けない、音声共有ができないなどのトラブルは必ず起こります。
そんな時に私が意識しているのは、慌てないことです。
焦りや不安は、確実に生徒に伝わってしまうからです。
だから私は、例えば次のように落ち着いて対応します。
「少しトラブルが起きていますね。教科書の○ページを見ながら少し待ってください」
機材トラブルが起きても代替手段は必ず用意していますし、教材もその場で柔軟に変更できます。
また、日本語教師をしていると、予想していなかった質問を受けることもあります。
もちろん、その場で完璧に答えられないこともあります。
そんな時は無理に説明をせず、
「良い質問ですね。次回、より分かりやすく説明できるよう準備してきますね」
と正直に伝えます。
その方が、曖昧な説明をするよりも誠実だと考えているからです。
こうした、いつも堂々とした対応や誠実な姿勢そのものが、「この先生なら大丈夫」という安心感や信頼につながるのだと思います。
③ 生徒の時間とお金を大切にする
私は、オンラインのプライベートレッスンでは特にこの姿勢が大切だと思っています。
生徒は教師として私を敬ってくれることもありますし、仲良くなれば友達のような関係になることもあります。それはとても素敵なことです。
ただ私は、心の中では常に「大切なお客様」であることを忘れないようにしています。
生徒は時間とお金を使ってレッスンを受けてくれています。
レッスン中はその生徒との学習に集中し、できるだけ多く日本語を練習して、「今日も満足した」「たくさん勉強できた」と思ってもらえる時間にする責任があると思っています。
もちろん雑談もします。
私と話すことを楽しみにしてくれている生徒もたくさんいます。
ですが、雑談が長くなりすぎないようにさりげなく調整することも、教師の役割だと思っています。
私は楽しい時間を提供したいのではなく、日本語学習として価値のある時間を提供したいからです。
また、もし緊急の対応で遅刻してしまったり、レッスンを中断することがあれば、その分は必ず延長します。
生徒は決まって「そんな、少しくらい大丈夫ですよ」と言ってくれます。
それでも私は、その言葉に甘えることはしません。
たとえ中断した時間が3分でも延長します。
このように、大切にしているだけではなく、それを行動として示すことが、「また受けたい」と思ってもらえる理由につながるのだと思います。
そしてこうした小さな積み重ねが、結果として教師としての信頼につながっているのだと思います。
今の自分に満足しない
こうして思い返してみると、「予約上位20%」「高リピート率」は、自分らしさを大切にしながら方針を貫き、生徒一人ひとりを大切にしてきた結果として自然とついてきたものです。
もちろん評価していただけるのはうれしいことです。
できるだけ多くの生徒に自分のレッスンを受けてもらえることは、幸せなことですから。
しかし、それはやはり結果であって目的ではありません。
私の一番の目的は、生徒が私を信頼してついてきてくれて、その中で成長できることです。
「日本語が話せるようになった」
「先生のおかげで続けられた」
そんな言葉をもらえたとき、この仕事をしていてよかったと心から思います。
だから私はこれからも現状に満足せず、経験を積み、教材を改善し、新しいことにも挑戦していきます。
そして、生徒とのつながりだけでなく、日本語教師仲間とのつながりも大切にしていきます。
それらすべてが、教師としての自分の財産になるからです。
そしてこれからも、生徒一人ひとりと丁寧に向き合い、信頼につながる行動を積み重ねていきます。
今回の記事が、少しでも参考になったり、共感につながればうれしいです。
