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【パンチは安心してしがみつける。でも私たちは?】パンチ君から見る人間心理⑬

このシリーズは、

全世界が注目している
市川市動植物園のサル山に住む
パンチ君という人工哺育を受けて育った子が
サル山に今まさに戻る途中の段階で、

そこから見える人間心理について
私の視点で語っているものです。

前回はこちら

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前回、

パンチを見ていると、
不安な時は
オランママや飼育員さんなどへしがみつき、

安心すると、
また自分の足で
群れへ戻っていく。

そうすることで、
安心して
世界に飛び出していける。

そんな
安心感を持てているのが伝わる
という内容を書きました。



「何かあったら守ってもらえる」
という感覚を、

生まれたときから、
飼育員さんたちとの関係の中で、
きっと育ててもらってきた。

だから、
不安な時は素直に甘え、
安心すると、
また世界へ向かっていける。

そんな姿を見ていると、

「安心感」

って、
自由に生きるために、
本当に大切なんだなと思わされます。

一方で、
現代人はどうでしょうか。



今のSNS社会を見ていると、
不安、
孤独、
承認欲求、
比較、
SNS疲れなど。

安心したいのに、
安心できる場所がわからないという人も
多いように感じられます。


その安心感を埋め合わせるために、
推し活、
SNS、
誰かとのつながりを
より求めようとすることも。

パンチの自由でのびのびした姿を見ると、
なんだか人間の方が、
“安心感”に
飢えているようにも感じてしまうのです。

だから、
パンチの姿に、
無意識に心惹かれ、
癒されているのかもしれません。


心の中に、

「何かあっても大丈夫」

と思える安心感があると、

人は、
また前へ進んでいける。

それが、
愛着なのか、
信頼なのか、
生きる土台なのか。



元気なパンチの様子を見ていると、
そんなことをつい考えさせられます。

パンチは今日も
安心感という気持ちをもって
サル社会を楽しむのでしょうね。

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