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【パンチは、“愛される安心感”を知っている】パンチ君から見る人間心理⑫

このシリーズは、

全世界が注目している
市川市動植物園のサル山に住む
パンチ君という人工哺育を受けて育った子が
サル山に今まさに戻る途中の段階で、

そこから見える人間心理について
私の視点で語っているものです。

以前はこちら

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今日は生誕10ヶ月

賑やかな1日となりそうですね。


上記の記事で、

飼育員さんがおっしゃるように、
パンチは、

天真爛漫で、
メンタルが強く、
切り替えも早く、
甘え上手で愛され上手。

おまけにイケメン。 

そんな魅力を持っている子だと書きました。


パンチを見ていると、
不安な時は、
オランママや飼育員さんへしがみつき、

安心すると、
また群れの中へ自分の力で戻っていく。
そして自由に遊んでいる。


サルと人間を一緒に見ることはできませんが、

それでもあの姿を見ていると、

「安心感」は、
生きる土台

なんだなと感じてしまいます。


人間は、
小さい頃に、

「困った時に守ってもらえたか」
「安心させてもらえたか」

で、
世界の感じ方が変わると言われています。

これを、

「愛着」

と言われたりします。


泣いた時に抱きしめてもらえる。

不安な時に、
「大丈夫だよ」
と安心させてもらえる。

そんな経験を積み重ねることで、

人は、

「自分は愛される存在なんだ」
と感じられるようになる。


パンチや飼育員さんの昔の映像を見ると、

どれだけの手間と愛情をかけて
小さな命を育ててきたのかが、
一目でわかります。

小さい頃は、
なでなでもたくさんしていたのかな。

だから今、

不安な時はしがみつき、
安心したらまた群れへ向かっていく。

それを毎日繰り返しながら
しっかりと自立していこうとしている。


サルと人間を一緒には
考えてはいけないのかもですし、
個の特性もあるとは思うのですが、

パンチを見ていると、
そんな愛着形成を、
根底にしっかりと築けたから、

自由で天真爛漫に
群れの中でも楽しんで
他のサルともたくさん交流しながら
今を過ごしているのではないかと
どうしても感じてしまう。


本当の安心感って、
「ずっと守られること」
ではなく、

「何かあっても、
戻れる場所がある」

という感覚なのかもしれませんね。

愛されて育った命は、
世界を怖がりすぎず、
また何度も前へ進めるんだと、


飼育員さんとパンチの関係から
教えられた気がしています。


そんな素敵な愛着を、
動物たちにも与えられる
飼育員さんの親御さんもまた
素敵な方々だろうなぁと
飼育員さんと共に、
尊敬の想いも抱かずにはいられません。


とにかくパンチの周りには、
観客も含めた
たくさんの愛を感じます。

今の時代、
本当は人間も、
そんな“安心基地”を
無意識で求めているのかもしれませんね。

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