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【現地に行って初めてわかった「撮る」という技術】パンチ君から見る人間心理 #53

このシリーズは、
市川市動植物園のサル山で暮らす
パンチ君を通して、
人間心理を考察する連載です。

パンチ君、
サルたち、
飼育員さん、
スタッフさん、
見学者、
そしてSNS。

サル山には、
私たち≪人間関係の縮図≫が

そして
《生きるとは?》ということが
不思議なほど映し出されています。

愛着、安心感、承認欲求、孤独、境界線――。

長年「心」を探求してきた私の視点から、
その奥にある人間心理について綴っています。

前回はこちら


**

サル山に初めて行ってみて感じたことを
今は綴っています。

まず、、
サル山は、、遠かった… 笑

私の携帯カメラからでは、
パイプ越し+網があるところはさらに、
パンチをはじめとする
おサルさんたちの
かわいいお顔や行動を
しっかり撮ることはできませんでした 苦笑

網に焦点があたってこんな感じ😂


といっても、
一応想定はしてたんですけれど。


それでも、
元々写真を撮るのは下手っぴなので、
それほど撮影機材に
力を入れる気持ちにはなれず、

携帯とビデオで撮った以外は、
私の記憶の中に収納しました 笑



**

現地に行ってみると、
youtubeやSNSで毎日のように
あげている方々だと思いますが。

飼育員さんと同じような
立派なカメラを構えている方々が
一定数いました。


なるほど。

私が普段SNSで見ているような
表情まではっきり分かる写真や動画は、

こうした撮影機材と
撮影する方々の技術があって
初めて撮れるものなんだと、

自分で撮ってみてよく分かりました。


もちろん、

撮影したものをどのように発信するのか、
誰かの仕事や動物を撮ったものを
どのように扱うのかについては、

私は以前から思うところがあり、
それについては別の記事にも書いています。


なので、

「撮影技術がすごい」ということと
「その発信のあり方のすべてに賛同する」
ということは、
私の中では別の話です。


それでも、

あの距離から、
盛んに動き回る
サルさんたちの表情や
一瞬の動きを捉えること自体が、


私が思っていた以上に難しいことだけは
現地に行ってよく分かりました。

**

そんなことを、
リアルに現地で体感してみると、

飼育員さんたちが撮影された写真の
すごさに改めて感動しました。


公式で使われている写真を見ていると、

単にピントがビシッと合っているとか、
近いから
きれいに撮れているというだけではなく、

「その子らしさと愛情」


が写っているんですよね。


以前書いた
「ナイスパンチが愛されるわけ」
の記事には、

観察が深いから、言葉が深い。


ということを書きました。



写真も同じだと思いました。


毎日しっかり観察しているから、

この子は次にどう動くか。
どんな時にそんな表情をするのか。

その小さな変化までが
写せるのでは?ないでしょうか。

だから、

ほんの一瞬の
「その子らしさ」を
残すことができる。


写真を撮る技術の前に、
その命を大切に見る
技術がある。


私は、
現地のパンチくん車両や展示室で
飼育員さんたちの写真を見ながら、
そんなことを感じていました。


そのカメラたちが
私物なのかどうかは私にはわかりませんが、


それだけ仕事にかける意欲をもって、
日々励まれているんだなぁと感じられて。

改めて、
仕事に対する誇りや
向き合う姿勢のすばらしさも実感しましたよ。


**

これは人に対しても同じかもしれません。

いい写真を撮る人。
いい文章を書く人。
いい言葉をかけられる人。
いい仕事をする人。


そういう人たちは、
特別な技術だけを持っているのではなく、

その前に、

よ~く見ている。

観察している。



人を見て、
変化を見て、
小さな違いにも気づける感性。


私たちは完成した一枚だけを見て、

「かわいい!」
「いい写真!」
「さすが上手!」

また、
「かわいそう!」
「ひどい!」
「全然パンチを見ていない!」

などと簡単に判断してしまいます。


でも、
その一枚の向こう側には、

機材だけでは作れない、
日々の観察と経験と、
その子を知っている人だからこそ切り取れる

「一瞬でも伝わる唯一無二の関係」


があるのでしょう。


**

SNSの発達で、
何かを見るときも、
つい「流れてくるもの」として
当たり前に見ていることが増えました。



どれ一つとっても、
全く当たり前なんてない。


暑い日も、
寒い日も、
豪雨でも、
どんな状況下でも。


今回、
自分が現地で撮影する側になってみて、
そのありがたさがよく分かりました。


**

見るだけでは、
見えなかった世界観。


パンチ君に会いに行ったことで、
また一つ、
人としての姿勢を教えてもらえた気がします。


「当たり前に受け取っているものほど、
その向こう側には誰かの手間がある。」


たくさんの想いも乗っている。




よい写真を見せてもらえた時には、

今まで以上に、
「かわいい~♡」
だけでなく、


「届けてくださってありがとう」


という気持ちも
忘れないようにしたいと思いました。


最後に。


私の携帯に残った、

ちょっと遠くて、
網目模様が際立つ 笑
あまり映えていないパンチ君たちも。

これはこれで、
私が自分の目で見た日の
大切な一枚として、

思い出と共に
楽しみたいと思います 笑



**

私の写真はあげられそうにないので
飼育員さんの写真より

かわいい❤️
パンチの大きさもわかる
ちょっとワイルド系?
成長も伝わるね♪



飼育員さんの写真たちは
パンチのかわいさと個性が溢れている。

私はここに
今も変わらない
愛情の元の安心感が
写っているように見えます。


その愛情は、
パンチの心を見えないところでも
これからもずっと支えていくはずです。


飼育員さん、いつもありがとう。

**

いつも読んでくださり
ありがとうございます。

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