子どもの中学受験⑫〜受験前日→当日、何をしていたか?(下の子編)〜
前回は上の子の受験前後を書きました。
今回は下の子の受験前後について書きます。
1/12、練習試合で1点足りなかった日
1月12日、埼玉の試験からスタートしました。
これは、上の子の反省を活かし、
練習しておくことを重要視したからです。
下の子にとっては初めての本番会場。
私一緒に学校へ向かいました。本
人はかなり緊張していましたが、
それなりに手応えを感じていたようでした。
結果は、1点不足で不合格。
正直、1点という数字は残酷です。
あと1点、という言葉が頭をぐるぐるしました。
でもこの日の経験が、下の子の何かに火をつけました。
エンジンが切り替わった
1点足りなかった翌日から、下の子の様子が変わりました。
言葉で説明するのは難しいのですが、
目つきが変わった、と言えばいいでしょうか。
自分から机に向かう時間が増え、
集中力が明らかに上がりました。
悔しさがエネルギーに変わった瞬間でした。
1月18日、合格。 1月20日の第3志望校も、合格。
立て続けに結果が出ました。
この時点で「行き先」が確保できました。
心の余裕が生まれた、上の子との一番大きな差
ここが上の子の受験と、一番大きく違ったところです。
上の子は1月受験をあえてしませんでした。
理系能力が高く、1月受験校でイメージできるところが
なかったからです。
でも、振り返るとそれは反省点と思っています。
結果、上の子は2月1日まで
「どこにも受かっていない」状態で本番を迎えました。
親も子どもも、常にギリギリのメンタルで戦っていました。
一方、下の子は1月の時点で合格校がある状態で2月を迎えました。
この差は想像以上に大きかったです。
「最悪ここがある」という安心感が、
子どものメンタルを安定させます。
受験は実力だけでなく、
当日のコンディションも大きく影響します。
心の余裕は、そのまま本番のパフォーマンスに
直結すると実感しました。
2/1、私の母校への挑戦
2月1日。
下の子の第1志望校は、私自身の母校でした。
実は、それが第1志望になった理由のひとつでもあります。
学校見学に連れて行った時、
私自身が懐かしさと誇りを感じながら説明していました。
子どももその雰囲気を気に入ってくれました。
特に学園祭が本当に気に入ってくれて、第1志望になりました。
当日は相方が連れて行ってくれました。
私はしっかり寝て、万全の状態で待機しました。
前回の反省を活かして、そわそわしながらも待ち続けました。
結果は、不合格でした。
正直、こたえました。
自分の母校だっただけに、どこか特別な思いがありました。
でも子どもは意外と冷静でした。
あまりできなかった自覚があったのでしょう。
1月に合格校がある安心感が、ここでも効いていたのだと思います。
2/2、兄のトラウマがよぎった
2月2日、第2志望校の受験でした。
本人は「自信がある」と言っていました。
結果は、不合格。
2/1に続いて2/2も不合格。
この瞬間、頭の中に上の子の顔がよぎりました。
兄も2/1で悔しい思いをした。
兄弟で同じ経験をさせてしまったのか、
という気持ちが正直ありました。
でも同時に、こうも思いました
。兄はあの経験を乗り越えて、
自分の足で進学先を掴んだ。弟も同じだ、と。
親が先に折れてはいけない、とあらためて思いました。
塾からの提案、そして2/3へ
2/1の結果を塾に報告したところ、
塾から補講の提案をいただきました。
2/2の午後、急遽塾へ。
内容は勉強のテコ入れだけではなく、
メンタルの立て直しも含まれていたと思います。
プロの目線で子どもの状態を見て、
必要なことをしてくれました。
塾への感謝はこういう場面でも積み重なっていきます。
翌2/3は第1志望校の2回目の試験でした。
1回目より偏差値が高い試験です。
それでも本人は帰ってきてこう言いました。
「かなり自信ある」
この言葉を信じることにしました。
2/4、家族で喜び爆発の日
2月4日、合格発表の日。
画面を開いた瞬間、合格の文字が飛び込んできました。
気づいたら相方が泣いていました。
下の子はガッツポーズ。
私も本当に嬉しかった。3人で喜び大爆発でした。
言葉はあまり出てきませんでした。それでも十分でした。
上の子はその場にはいませんでしたが、
すぐに報告しました。
笑顔で「おめでとう」と言ってくれました。
今も兄弟はとても仲がいいです。
お互いを尊重し、それぞれが「個」として存在している。
受験の結果がどうであれ、
子どもひとりひとりを「個」として見てきた積み重ねが、
こういう関係を作ってくれたのかもしれないと思っています。
受験が終わって思うこと
上の子の受験と下の子の受験、それぞれまったく違う戦いでした。
同じ親が伴走しても、子どもが違えばドラマも違います。
どちらが良かった・悪かったではなく、
それぞれの子どもにそれぞれの受験があった、
ということだと思います。
ひとつだけ共通して言えることがあるとすれば、
親が最後まで子どもを信じ続けること。
それだけが、
伴走する親にできる唯一のことだったかもしれません。
次回は、受験を終えた後の話を書こうと思います。
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