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認知症の方の洗髪介助を、楽に。「SUSUGU」で叶える 服を着たまま髪を洗う新習慣

※今回の記事は、社内メンバーと外部ライターが協力し制作しています。
これからもさまざまな視点でお届けしていきます。

認知症の方の洗髪介助を、楽に。

認知症の方の入浴介助・洗髪介助には、様々な困難が生まれます。

顔や身体が濡れてしまうことへの恐怖心などから、入浴を拒否されたり、時にはパニック状態に陥ってしまう場合もあります。また、洋服の脱ぎ着はご本人にも、介護する側にとっても、非常に負担が大きい動作です。
今回お話を伺ったnazuさんは、認知症のお母様の入浴介助の難しさに直面し、洗髪ができない状態に悩みを抱えられていたお一人です。

「月に1回、髪を洗えるかどうか」という状況だったというnazuさん。そんな状況を変える選択肢となったのが、服を着たままで洗髪ができる牛乳石鹸のポータブル洗髪デバイス「SUSUGU(ススグ)」です。

nazuさんの実体験から生まれたSUSUGUの活用術と、利用を始める前と後の変化(不安の軽減などの心の変化、時間の効率化など)について紹介します。

「清潔にしたい」がご本人には「怖さ」に。認知症の方の洗髪におけるジレンマ

お母様は、食事やトイレなど、日常動作のほとんどに介護が必要な状態で、nazuさんはご自宅での介護、いわゆる「在宅介護」を続けられています。

「以前は毎日お風呂に入っていましたが、認知症の症状が進むにつれ、元々母自身、お風呂があまり好きではなかったこともあったり、シャンプーハットがうまく付けられず、顔に水がかかってしまい、お風呂の中で暴れてしまうこともありました。

月に1度は美容室で洗髪していましたが、認知症の症状が進むにつれて、仰向けになる動作への恐怖心が出てきたり、自分がどこにいるかがわからなくなって不安になってしまうといった見当識障害が出てきたことで、スーパーへの買い物やドライブなどの外出も困難になり、洗髪がより一層困難になっていきました。

一時は『月に1回、髪を洗えるかどうか』という状況になり、母を清潔にしてあげたいと思いながらも、その行為自体が母に恐怖心を抱かせてしまうというジレンマを抱えた状況に陥ったりもしました。」

そんな生活のなか、 nazuさんが出会ったのが牛乳石鹸の服を着たままで洗髪ができる「SUSUGU」でした。約4ヶ月、SUSUGUをお使いいただき、試行錯誤を繰り返してこられた結果、現在では週に1,2回は洗髪ができる状況になり、洗髪開始からドライヤーまで含めて15分弱と時間の短縮にも繋がっているとのこと。

精神面での負担も減り、心に余裕もできたことで、お母様にも優しく接することができるようになったと話してくださいました。
nazuさんが試行錯誤して編み出したSUSUGUを活用した洗髪介助の方法をお伝えします。


認知症の方の洗髪介助を「嫌な記憶」にしない。SUSUGUを使いこなす3つのコツ

nazuさんがSUSUGUを使う中でたどり着いた、認知症の方に無理をさせないための洗髪のコツを3つ教えていただきました。ポイントは徹底した事前準備と、お母様が嫌な思いをしない「安心できる空間」を作ることだそうです。

①「安心できる」空間を作るための事前準備

ソファで実施:椅子に座ってもらった場合、急に立ち上がってしまったり、転倒してしまうリスクがあるため、背もたれがあり、深く腰掛けられるソファの中央に座ってもらいます。

明るく、声掛けを続ける:「これから綺麗にするよ」「美人になるよ」と、洗髪中は常に明るく声をかけ続け、正面で手を握ったり、背中をさすったりして安心感をもってもらいます。また、ご本人が不快を感じないように、タオルを常備し、お顔などに水が垂れてしまったらすぐに拭けるようにしています。ドライヤーはすぐ使えるようにコンセントにさした状態で待機。準備万全で挑みます。

好きなものを置いて集中力を維持:認知症がある場合、途中で集中力が途切れてしまい、不安が高まり、洗髪を止めてしまおうとされることがあるため、ご本人が見えるところに好きなものを用意し、集中力を保てるようにしています。お母様の場合、花がお好きなので、「きれいだね」など声をかけながら一緒に見られているそうです。人によってはテレビ番組などでもいいかもしれません。

②室温やミストシャンプー・ミストブラシの温度調整

ミストシャンプーを手に揉み込んでから使用:「直接ミストを当てた際に、冷たさで驚かせたくない」という想いから、nazuさんは一度ご自分の手にミストシャンプーをかけてから、お母様の頭皮に揉み込んで使用しておられます。人の手の温もりが伝わることで、お母様もリラックスしてケアを受け入れてくれるようになったということです。

室温が高い時間を選ぶ:室温も重要です。気温が高くなる時間帯を選んで、午後1時〜3時半の間に洗髪するようにしています。

ミストブラシのお湯の温度も高めに:SUSUGUのボトルに入れるお湯の温度は42度程度にしていましたが、冬になるとお母様が冷たく感じてしまう日があったとのこと。そこで、47度くらいにすると(推奨温度は45度前後)ミストの体感温度がちょうどよくなったということです。

③「洗髪は嬉しいこと」という印象を持ってもらう

完璧を目指さない:完璧を目指さないことも、継続のポイントです。洗髪をどうしても嫌がってしまう場合は、「今日は後ろ側だけね」と短時間で切り上げます。
認知症の症状により、嫌な記憶が特に残ってしまうため、nazuさんのお母様は給湯器の「お風呂が沸きました」のアナウンスが鳴るだけで「嫌だ!」と不安になってしまわれるそうです。

「洗髪すると嬉しい!」と思ってもらう声掛け:服を脱がずに座ったまま、お話ししながら、好きな音楽を聴きながらでもできるSUSUGUでの洗髪は、ご本人の負担を最小限に抑えることで、「嫌な記憶」を残さない洗髪介助が可能になったと言います。また、終わったら「美人ねー!」「いい匂いだね!」などと声をかけられるそう。「シャンプーしてよかった」という良い印象を持ってもらうことも、洗髪を継続できるコツです。


「一人で背負い込まないで」認知症の方の洗髪拒否を和らげ、自分の心も守るために


髪が洗い上がり、ドライヤーをかけて髪もふんわりすると、お母様にも笑顔が戻ります。

一番の変化は、私自身の心に余裕ができたことです。」と話すnazuさん。

介護をする際、洗髪や入浴は最も負担の大きいケアの一つです。認知症がある方にとって、「服を脱ぐ」という行為は、私たちが想像する以上に心理的なハードルが高いものです。たとえ認知症があったとしても、人としての「恥じらい」「自尊心」は損なわれるものではありません。

何をされるかわからないという不安、肌を晒すことへの抵抗感。

そんなお母様の繊細な心に寄り添うことができたのが、服を着たまま、座ったままリラックスして行えるSUSUGUでの洗髪だったということ。無理をしなくてもいいという安心感が、介護をするnazuさんご家族、介護をされるお母様、両者の心に穏やかな「ゆとり」をもたらしたのではないでしょうか。

最後に、nazuさんから、同じ悩みを抱えながら日々奮闘している方々へ、温かいメッセージをいただきました。

頑張りすぎないで、一人で背負い込まないで、とお伝えしたいです。いろんなところに手助けを求めるのは恥ずかしいことでないですし、そこからヒントが生まれると思います。」

認知症の症状は、十人十色。色々なパターンを試さないといけませんが、探っていけば答えはある、とnazuさんは言います。

だからといって、頑張りすぎないでほしい、まずは自分の心のケアが大事です。

入浴・洗髪の難しさに寄り添う、新しい選択肢としての「SUSUGU」

nazuさんが「SUSUGU」を導入した背景には、牛乳石鹸ブランドへの信頼感もあったといいます。

「私の家庭では、牛乳石鹸さんの『赤箱』を愛用していました。ミストシャンプーを含め、あの牛乳石鹸さんが出しているということで安心感がありましたね。
肌の影響に人一倍敏感になるご高齢の方の製品選びにおいて、「肌へのやさしさ」を追求し続けてきた私たち牛乳石鹸の姿勢が、ご家族の安心を支える土台になっている。そのことが何よりも嬉しく、私たちの原点を見つめ直す機会にもなりました。

【専門職(医療関係者・介護施設関係者の皆様へ)】

入浴や洗髪の拒否による「保清(心身の清潔を保つこと)」の課題は、ご家族の精神的負担に直結します。

牛乳石鹸のポータブル洗髪デバイス「SUSUGU」を利用すると、服を着たまま、座った姿勢で洗髪が可能なため、入浴を嫌がる認知症のある方々の清潔も保ち、ご家族の介護負担を軽減できます。馴染みのある「牛乳石鹸」ブランドであることも、ご家庭への提案のしやすさ、導入の安心感に繋がっていくことと思います

ぜひ、在宅介護の現場での「お風呂が難しい」「清潔を保てない」という課題に直面されているご家族へ、新しい解決策の一つとして本製品をご紹介ください。

▼「お風呂を嫌がってしまう」ご家族の悩みに、新しい選択肢を。
リビングで、服を着たまま洗髪できる新しい洗髪デバイス「SUSUGU」
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