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Scrum Fest 大阪 2026 Day2 に参加した感想

1日目に引き続き、スクフェス大阪2026の2日目に参加した感想を書きます!

↓1日目の記事です!



Yoh Nakamura - 透明性・検査・適応を"日々の当たり前"にするには?

スクラムの3本柱の「透明性・検査・適応」は考え方はシンプルですが、実践は何かと壁にぶつかりがちなので、参考にできないかと思い講演を聞きに行きました。

個人的には、最初の透明性の実践から理解されにくいと感じていました。
細かく管理されるし面倒くさいし…と煙たがられがちに思います。
(そういう話じゃないんだよな、と思いつつ。)

講演の中で

透明性は管理されるためでなく、余計な不安や介入を減らし、集中したり、必要な支援を得るためにも使える

と説明あり、モヤモヤしてたことを言語化してくれたなと思いました。
結局は自分たちが動きやすくするためにやることなんだよ、という理解をしてもらえるよう、伝えていきたいと思いました!

keiichiro kawano - チームとの距離感に悩んだ4年間、こだわりを手放したことで気づけたスクラムマスターとしての振る舞い

アジャイルコーチやスクラムマスターのチームメンバーとの距離感には悩むこともあり、何か参考になるかもと思い講演を聞きに行きました。

個人的な経験的にも、下記は感じていました。
・ティーチングを続けすぎると、気づいたら自分の指示が無いとメンバーが自ら考えて動けなくなる。
・かといって"外"から(少なくともメンバーからはそう見られている状態で)問いかけやアドバイスだけする人になってしまうと、この人は自分たちと一緒に探究してくれる人じゃない、なんかイイコトを言うだけの人、となってしまい、響き具合が低下してしまう。

今回のスピーカーの河野さんも近しい体験を経て、たどり着いた境地は山本五十六の名言で言うところの下記でした。

・やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。
・話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
・やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

山本五十六メソッド

まずはティーチングとして自分で やってみせ、手本を見せる。頃合いを見てメンバーに させてみて、実践してもらう。
そこが軌道に乗れば任せたうえで、コーチングに切り替えて問いかけていくことで育っていく。
(講演の例だとロードマップ作成でこれを実施)

観察をしながら状況を見て、アプローチの振る舞いを使い分けていく対応は必要だなとは普段から感じていましたが、講演を聞いて改めて意識しようと思える機会になりました!


知り合いを増やす会【番外編】〜誰かとランチに行こう

講演では無く、ランチタイムにランダムで組んだパーティでランチに行くキッカケを運営側で作ってくれるワークでした!

現地イベントに参加する最大のメリットは、現地で知り合った他社の人と直接交流して情報交換できることだと思います。
が、話しかけるタイミングやキッカケがあると嬉しい、ということでこのワークは助かりました!

こうして組んだ3名の方と梅田の街中でランチすることができました。
ランチ中の会話で意外なところで共通の繋がりがあったり、アジャイル推進で試行錯誤されている現場の話だったり、すごく参考になる話が聞けて良かったです!
運営さん、会話のキッカケを作っていただきありがとうございました!

Hikari Kagenaka - 「普通こうですよね?」の声がつらい 〜新人と既存メンバーのすれ違いから考える改善〜

前述の距離感の悩みの話ともリンクしますが、私が既存のスクラムチームの支援に行く際、チーム側ののこれまでの経緯などの文脈を身をもって経験していないため、すれ違いが起きかねないなと思っていたこともあり、参考になるかと講演を聞きに行きました。

講演の内容的には、私のような立ち位置(新人側)というより、既存メンバー側SMの視点の話でしたが、軸となる考え方はすごく共感できました。

特に

どちらが正しいかより、これからどうするかを一緒に考える

は新人側に視点を置き換えても同じだと思います。
既存メンバー側と同じ経緯を体験することはできないですが

意図と歴史を「引き出し」、相手に届く言葉へ「翻訳」する。

は新人側の立場でもできる行動だと思います。
引き出した相手の文脈情報から対応を考えて、「一緒にやろう(Let's)」に翻訳して届ける、はこれまでも注意していた観点ですが、講演を聞いてより意識しようと感じました。

Andrea Cunningham / Kasumi Nakano / Kensuke Yamaguchi - 決まらない​会議を​卒業しよう: 意思決定を​進化させる​ワークショップ

表題のワークショップに参加しました。
ワークショップ参加は現地のみのため、現地参加のメリットですね。

内容は予めチームで合意したプロセスに基づいて会議で出た意見を種類分けし、判断軸にそって意思決定する、というものでした。

言うは易し、実務でこれをやるのが大変という話はありますが、今回のワークショップでは、主催側が用意したお題やプロセスを例に、効果を体験する流れでした。(下記参考)

【概ねの内容】
お題
・高校3年の最後の文化祭。桃太郎の演劇で金賞を取りたい。どうするか会議する。

流れ
・1回目ワーク:詳細説明なしで実施のため、必然的にグダる
・ミニ講義:プロセスの説明受け
・2.3回目ワーク:プロセスを参考に、意見の明瞭化、判断軸による採用可否の確定

ここで紹介された"プロセス"はあくまでも主催が用意した一例に過ぎないため、基本はチームで考えて作るものです。
下手に記載するとメソッドと誤解されて一人歩きしても良くないため、掲載は控えますが、だいたいはこんなイメージです。

主催側が用意したプロセス例
※ファシリテータがコントロール

1.意見の明瞭化
・メンバーから意見①が出たら、その意図などを明瞭化する質問がないかメンバーに促す。
・意見①を否定しようとする反対の意見②が出そうになったら、今は明瞭化の時間であることを伝えストップさせる。
・意見①の明瞭化に戻る。
2.反対意見の精査
・それが終わったら反対の意見②を聞く
・反対の意見②は、「無効な反対意見(※1)」なのか「有効な反対意見(※2)」のどちらに当たるか判定。
3.意思決定
・有効な反対意見であれば、意見統合の対象として検討テーブルに入れる。無効な反対意見なら棄却する。

※1:単なる好みの話など
※2:今やろうとしてることの阻害に当たるか。例のお題のケースだと文化祭で金賞取ることの阻害になるかどうか。

このワークショップを通して、意思決定のプロセスをしっかり合意しておくと、会議が円滑に進むなと改めて認識しました。

また、日常の会議では誰かが言った意見に対して、その理由も確認しないまま否定意見が飛び交うシーンもよく見かけますが、そこはちゃんと理由を確かめるステップをプロセスとして定義すると円滑になりそうだなと思いました。
まぁ、このプロセスを考えて制定するまでも大変かもしれませんが、会議を有意義にするためチャレンジしていこうと思いました。


現地で知り合った人との交流

セッションの合間にスポンサーブースや廊下で、現地で知り合った人と情報交換もたくさんできました!
こういうことができるのが現地参加の最大のメリットだと思います。
やはり都合がつくなら現地参加をしたいなと強く思いました!


おわりに

すごく学びになった2日間でした!
セッションも見たいのがたくさんありましたが、同時間開催などで全てを見ることはできなかっため、録画も確認したいなと思うアジェンダでした。

また行きたいと思います!
スクフェス最高!

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