【旅#7@京都】西本願寺のアニソンで夏が始まる
再び京都、大阪へ
2年前、大阪に住んでいた頃は
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの
年間パスを持っていて、
何度も遊びに行っていた。
でも、ひとつだけ心残りがあった。
夏の「水かけ祭」に行けなかったことだ。
「今年こそ行こう。」
そう話していた約束が、
約2か月越しでようやく実現した。
金曜日は移動だけの予定だったけど、
せっかく京都まで行くなら何かしたい。
そこで思い付いたのが、
西本願寺の盆踊りだった。
京都に住んでいた頃は何度も近くを通っていたのに、
一度も中へ入ったことがない。
盆踊りもちゃんと見たことがない。
今回は、その積み残しを回収することにした。
すると友達が事前に調べてくれていて、
「ここ、アニソン盆踊りやるらしいよ!」
その一言で、一気にテンションが上がった。
アニソン好きとしては、
それだけでも行く価値がある。
18時ごろ会場へ着くと、とにかく暑い。
夕方になっても昼間の熱気が全然引かず、
歩いているだけで汗が止まらない。
最近の日本の夏、本当に容赦がない。
盆踊りはすでに始まっていたけど、
まだ会場は穏やかな雰囲気だった。

その間にハイボールで乾杯し、
たこ焼きを頬張る。
暑くても、いや暑いからこそ、
屋外で飲むお酒は格別だった。
そして19時20分。
いよいよアニソン盆踊りがスタートした。
櫓の周りに人が集まり始め、
会場の空気が一気に変わる。
最初に流れたのは『100%勇気』。
その瞬間、「今日は当たりだ」と確信した。
続いて
『とっとこハム太郎』、
『創聖のアクエリオン』、
『新宝島』、
『ハレ晴レユカイ』、
『けいおん!』の楽曲まで。
「その曲まで流すの!?」
というラインナップが次々と続き、
会場の熱気は最高潮。
子どもから大人まで、
日本人も海外の人も、
みんな笑顔で踊っている。
しかも、
オタクイベントらしく雰囲気がとても平和で、
誰もが安心して思いきり盛り上がれる空気だった。


イベントが終わったあと、
友達に
「今日、めちゃくちゃテンション上がってたね。」
と言われた。
確かに、
あんなに声を出してはしゃいだのは久しぶりだった。
帰りは西本願寺近くの居酒屋へ。
豚しゃぶサラダと、
鶏肉と白味噌のパスタ。
頼んだのはそれだけだったのに、
どちらも驚くほど美味しかった。

お祭りの余韻をゆっくり味わうには、
最高の締めだった。
本番は翌日のユニバ。
それでも、
この日の盆踊りだけで
京都まで来た価値があったと思えるくらい楽しかった。
何気なく見つけた、小さな盆踊りイベント。
派手な知名度はないけれど、
間違いなく「また来たい」と思える夏祭りだった。
それともうひとつ、良かったことがある。
友達は仕事で
かなりストレスが溜まっていたみたいだけど、
この日だけは心から楽しそうに笑っていた。
好きな音楽を聴いて、
美味しいものを食べて、
大声で笑う。
そんな時間があるだけで、
人って少し元気を取り戻せるんだなと思った。
いや、本当に。
生きていると色々ある。
でも、こういう一日があるから、
また頑張れるんだろうな。


