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【旅#6@東京】“耳をすませば”の街へ 聖蹟桜ヶ丘/吉祥寺/早稲田

荻窪を歩いたあと、
夜は吉祥寺で友達と飲む約束をしていた。

実は吉祥寺も、今回が初上陸。

吉祥寺駅に降りた瞬間、
まず驚いたのは人の多さと店の数だった。
駅を出て少し歩くだけで、
飲食店や雑貨屋が次々と現れる。

活気ある吉祥寺

「なるほど、住みたい街ランキングの常連なわけだ」

そんなことを一人で納得していた。


吉祥寺にて久しぶりにタイから帰国した友達は、
最近ミュージカルにどっぷりハマっているらしい。

一方のぼくは、
人生で一度もミュージカルを観たことがない。

熱量の差はなかなかのものだったが、
話を聞いているうちに少し興味が湧いてきた。
特に劇団四季の『アラジン』や
『アナと雪の女王』は面白いらしい。

「一回くらい観てみるか」

そんな気持ちになれただけでも収穫だった。

ミュージカルか、知らない世界だな

帰り際、ふらりと立ち寄った「武蔵野八幡宮」。

夜の静けさも相まって、とても雰囲気が良い。
街の賑わいから少し離れただけなのに、
空気がふっと落ち着く。

こういう偶然の寄り道が、
散歩の醍醐味なのかもしれない。

雰囲気ありありな武蔵野八幡宮

23時半ごろ荻窪への家路につくと、
先輩がまだ起きて待っていてくれた。

暗い部屋で少しだけ近況を話す。

年齢は二つしか違わないのに、すでに管理職。
しかも近いうちにまた転勤の可能性もあるらしい。

それでも不思議なくらい悲壮感がない。

話題は「これからやりたいこと」や
「行ってみたい場所」ばかり。

しかも、自分の価値観を押しつけてこない。

相手の話をちゃんと聞きながら、
自然に背中を押してくれる。

そういう優しさがある人だ。

気づけば毎回お世話になっているのも、
その居心地の良さのおかげかもしれない。

いつも気遣って楽しませてくれる優しい先輩

翌朝、先輩と別れて向かった先は聖蹟桜ヶ丘。

井の頭線に乗るのも初めてだった。

「だから何?」

と言われそうだが、
実はこれも地味にやりたかったことの一つである。

井の頭線も乗りたかったんよな

目的はもちろん、『耳をすませば』の舞台巡り。

駅を出ると、さっそくバロンのポストがお出迎え。

テンションが上がらないわけがない。

いきなりメインか、バロンさん

大栗川沿いを歩くと、
気持ちの良い土手道が続いている。

近所に住んでいたら、
休日ごとに散歩していそうな雰囲気だ。

大栗川の土手道、歩きたい

さらに「いろは坂」へ。

坂道や階段が街のあちこちにあり、
どこを切り取っても絵になる。

映画の中で感じた、
あの穏やかで少し懐かしい空気が確かに残っていた。

何かが始まる、そんな期待膨らむいろは坂

階段を上りきると現れるのが金毘羅宮。

杉村が雫に告白した名シーンのモデルになった場所だ。

思ったよりコンパクトだったが、
その分、作品の世界との距離が近い。

「ああ、ここだったのか」

そんなエモさがじわじわ込み上げてくる。

金毘羅宮、告白シーンが脳裏に浮かぶ

街中の階段には桜の装飾が施されていて、
手入れも行き届いている。

歩いているだけで、
街そのものが大切にされていることが伝わってきた。

特別なことをしたわけではない。

それでも、「来てよかった」と素直に思える場所だった。

なんか穏やかで、でもワクワクがあった

そこから今度は一気に場所を移して早稲田へ。

別の先輩と会うためだ。
久しぶりの再会だったが、
会話のテンポは昔のまま。

ただ、話す内容は少し変わっていた。

最近は両親のことが気になるらしい。

年齢を重ねるにつれて、
自然とそういう話題が増えるのだろう。

まだ実感は薄いけれど、
いずれ自分も同じことを
考えるようになるのかもしれない。

そんなことを思いながら話を聞いていた。

年齢を重ねると色々悩みは尽きない

最後は早稲田の「自然派らぁ麺 くれしづき」でラーメンを食べ、羽田空港へ向かった。

くれしづき、早稲田へ寄ったら行くべし

ほぼ無計画だったけど
濃い一泊二日になった。

初めての街を歩き、
久しぶりの友達や先輩たちと会い、
たくさん話した。

人と話すと、自分の考えが整理される。

「ああ、自分は今こんなことを考えていたんだな」

そんな発見もあった。

ただ、人と会うのは楽しい反面、
やっぱり少し疲れる。

嬉しい疲れではあるけれど。

初めての街と、久しぶりの人たち。

いろんな景色と会話を詰め込んだ二日間だった。

今日はきっと、ぐっすり眠れそうだ。

疲れたけど、充実してたかな


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