【自分の話#3】芸術と恩師と“変わらぬ関係” MINIATURE LIFE展2-田中達也 見立ての世界ー
高校時代の部活の顧問の先生に
美術館とランチへ誘われていた日曜日。
「ようやくこの日が来たなあ」
と少し楽しみにしながら、朝は早めに目が覚めた。
せっかく起きたのに二度寝するのももったいなくて、
待ち合わせ前に美術館近くの図書館へ。
転職用の職務経歴書を
ブラッシュアップしていたのだけど、
そこは高校時代によく通っていた図書館だった。
当時はただ「静かな場所」くらいにしか
思っていなかったのに、
久しぶりに来るとやけに雰囲気がある。
木の匂いとか、光の入り方とか、本棚の静けさとか。
「ああ、自分も歳を重ねたんだな」と少ししみじみした。
でも、不思議と居心地の良さはあの頃のままだった。

「MINIATURE LIFE展2-田中達也 見立ての世界ー」
に行った。
前回、京都の福田美術館に行ったときに
芸術に触れることの大事さを味わったから
今回誘われたことがかなり良い機会で
興味引く内容の展示会でワクワクが止まらなかった。
気に入った数点を紹介





特に最後の作品がものすごく好きだったのだけど、
肝心のタイトルを忘れてしまった。
悔しい。かなり悔しい。
でも、そういう“うまく思い出せない感じ”まで含めて、
なんだか良い思い出になっている。
展示を見終えたあとは、そのまま先生ともんじゃ屋へ。
長居するにはちょうどいい空気感の店だった。
最近気になっていた人と別れた話。
転職を考えていること。
ここ数年、自分の中でぐるぐるしていたこと。
かなり赤裸々に話したと思う。
先生は全部ちゃんと聞いてくれた。
少し心配そうな顔もしながら、
それでも最後には「頑張れよ」と言ってくれる。
その感じが、昔と何も変わっていなかった。
特に印象に残ったのは、
「自信満々に見えて、どこか自信無い所あるもんね」
という一言。
もう20年近い付き合いになる人だからこそ、
見抜かれている感じがした。
久しぶりに会ったのに、
不思議なくらい元気をもらった日曜日だった。
次に会う時は、もう少し明るい報告をしたい。
そんなことを思いながら帰った。
