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新曲で彩る一週間【4/21~4/27】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。4/21~4/27リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『PERFUME』/ Takanashi Kiara

◆所属:ホロライブ English
◆作詞:monii、作曲:Johnny R・monii、編曲:Ari・Johnny R・monii
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/zJ4BEH

 ニューシングル。4月21日の『ハロプロカバーライブ』で初披露されました。MVまでフェミニンな魅力を放つダンスナンバー。柔らかなサウンドが優しく包み込み、心まで温めてくれるような心地よさが広がってますね。甘美なメロディラインを滑らかでウェットな歌声で時折クールにも歌い上げるパフォーマンスが相変わらず素晴らしい。自然とうっとりしてまう。


#2『GREATEST』/ 音乃瀬奏おとのせかなで

◆所属:ホロライブ
◆作詞:ナナホシ管弦楽団、作曲:岩見陸、編曲:ナナホシ管弦楽団
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/4rvCRp

 初のオリジナル楽曲。4月20日の『音乃瀬奏生誕祭2025』で初披露されました。ガチ名曲!煌びやかで疾走感に満ち溢れたオーケストラサウンドに彩られた、力強い光を放つ1曲。ナナホシ鉄板の変態転調を駆使したメロディは一度聴いたら病みつきになります。奏ちゃんのクリアで輪郭のはっきりとした伸びやかな歌声も存分に活かされていて、セルフコーラスも美しい。"奇跡よりも大胆に勝つよ"等、自らの手で掴み取るんだと圧倒的な無敵感ある歌詞は、聴き手にもポジティブなエネルギーを惜しみなく注いでくれました。現地ライブで聴ける日を楽しみにしています。


#3『BREAK OUT DREAMER』/ 白玖しらたまウタノ

◆所属:UniVIRTUAL
◆デジタル配信:https://laglean.lnk.to/BOD_

 記念すべきデビューシングル。先行リリースされた「主人公になれるはずのストーリー」を含む、全3曲(+各inst)を収録。表題曲は作詞をアニソン界の歌姫・栗林みな実、作曲はGRANRODEOのe-ZUKAこと飯塚昌明が手掛ける強力タッグとなっています。
 3曲全て本当に素晴らしい仕上がりでした!Tr.1「BREAK OUT DREAMER」は、活力に満ちたロックナンバー。歓声すらエネルギーに変えて力強く突っ走していく疾走感が魅力的で、ライブでの一体感が想像できます。Tr.2「主人公になれるはずのストーリー」は作詞作曲を彼女自らが手掛けた1曲で、徐々に熱を帯びていく展開が改めて好きだなと。Tr.3「響鳴」は少しテイストを変えたミドルナンバー。リズミカルなメロディに合わせた優しい歌詞が沁みます。ウタノンの歌声が持つハリや響きの立体感は卓越したモノがあり、感情が込められた時のグワーッっと来る開放感のある歌い方も好きですね。アニソン好きに方にも届いて欲しいなと思います。夢に向かって奔り続ける彼女、初の3Dリアルライブは6月14日に開催されますので是非!


#4『Empty Vessel』/ 高城みよ feat.鈍色聴にびいろゆるし

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:高城みよ
◆デジタル配信:おそらく後日

 M3春でも頒布される1stアルバム『あえかなる唱導』より先行リリース。どこか仄暗くも幻想的で神秘的な雰囲気が広がり続ける1曲。セルフコーラスが生み出す厳かで静謐な空気感の中、しっかりと美しい盛り上がりを描き出してますね。どこか儚げながら、柔らかく揺蕩うような歌声にも自然と引き込まれます。


#5『愛詩』/ V.W.P

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞:Hibiki、作曲:上松範康、編曲:竹田祐介
◆デジタル配信:https://phenomenon-record.lnk.to/AIUTA

 ニューシングル。アニメ『未ル わたしのみらい』の主題歌に起用された本作は、数々のアニソン名曲を生み出してきた上松範康とHibikiが手がけた、現代を生き未来を切り拓いていく若者世代に向けたメッセージソングとなりました。サビで一気に駆け抜けるような疾走感や、オーケストラサウンドと共にスケール感を増していく展開は王道アニソンの美学を貫いていて。そこにV.W.Pならではの何とも言えない儚さや力強さと云ったニュアンスが見事に重なってくれたなと。V.W.Pがアニソンフェスに出演する日もそう遠くないかもしれません。


#6『prayer2』/ 幸祜-KOKO-

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆デジタル配信:https://phenomenon-record.lnk.to/prayer2

 2ndアルバム。1stからは約4年ぶり、2022年の「TIME」以降のシングル7枚に、新録7曲も加えた全14曲を収録。更に「始まりの銃声」を始めとする多くの楽曲は、現役プレイヤーを中心に結成された"幸祜バンド"によるフルバンドレコーディングで制作されました。
 名盤。4年間の軌跡を振り返ると同時に、新たな決意と飛躍を感じさせる集大成の様な1枚でした。コンポーザーには、Feryquitous、コヤマヒデカズ、大沼パセリ、廉、雄之助、AliAのTKTとEREN、及川創介といった豪華な顔ぶれが揃い、彼女が得意とするロックナンバーを中心に、フロアライクにもエモーショナルにも拡張した楽曲が揃った印象。フルバンドRECによる、重厚感あるメタリックな質感は、幸祜の艶やかで力強い歌声をより鮮明に引き立ててくれました。疾走感あるメロディも胸に迫ってくる熱いモノが多い中、綺麗に乗りこなす歌唱力が見事。少し跳ねる様な語尾の切れ味もやはり特徴的ですね。Tr.1「Abstractions Void」やTr.3「ClimBinge」を始めサイバー感漂うウワモノは活動初期からの世界観を更に強固にした印象もあります。新録曲ではTr.2「ナナシノウタ」やTr.10「MiMi Cry」も合わせてライブでどう化けるか楽しみです。新録曲で最も気に入っているのはTr.7「私を纏う」ですね。リフが良すぎるし、春を想起させる和風テイストが盛り込まれているのが本当に好き。そして何より、終盤は怒涛のエモーショナルバラード3連続に泣き。Tr.12「カスミソウ」では、温かい歌唱で花言葉の通り"幸福"を祈り、Tr.13「むすんでひらいて」では、約8ヶ月の活動休止を経た彼女が、その悔しさも糧に、晴れ晴れしい壮麗なサウンドの中で"感謝"と"決意"を歌い上げてくれました。そして、初めて作詞作曲に挑戦したTr.14「ゲンフウケイ」では、辛い過去と向き合い続けたどこか清算の様で、それは紛れもなく前2曲の想いを伝える為だとも感じられました。彼女から溢れ出す感情が丁寧かつナチュラルに言葉へと乗っていく歌声が本当に好きです。心をダイレクトに揺さぶられる。初の現地ワンマンライブ「PLAYER III」は5月14日に開催。涙腺との勝負になるであろう当日は今から本当に楽しみです。


#7『回想の層』/ 美古途みこと

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:Mizore
◆デジタル配信:https://mikoto.lnk.to/Elevation

 3rdシングル。どこか不気味ながらも惹きつけられる魅惑的な世界観を描き出した1曲。良い意味で違和感のあるリズム感が生み出す独特のグルーヴや、アンビエント要素を巧みに取り入れた奥深いサウンドスケープが癖になりますね。さらに、浮遊感を帯びつつ丁寧に感情を乗せる歌声も不思議な感覚をもたらしてくれました。7月11日に開催される少女革命計画の1stワンマンは無事にチケット握れて安心しています。ガチで楽しみ。


#8『꿈의 신호(Dream Signal)』/ 시라유키 히나(白雪ひな)

◆所属:StelLive(韓国発)
◆作詞:Shirayuki Hina、作編曲:甘い夢・Shirayuki Hina
◆デジタル配信:無し

 土曜日12時30分の定期配信「ひなの夢ラジオ」OP曲として制作されたオリジナル曲。彼女自身が作詞作曲を手掛けています。まさにOP曲らしい、寝起きの時間にそっと寄り添うような温かみがあって、自然と気分が明るくなりますね。清涼感と透明感ある歌声にも心地良く目が覚めます。そういえば2期生は先日3Dお披露目ライブもあったので是非ハイライトをご覧ください。むっちゃカワイイので!


#9『Chroma』/ Hebi

◆所属:3Y CORPORATION(韓国)
◆デジタル配信:各種ストリーミングサービスにて配信中

 デビューEP。初のオリジナル楽曲「EVER」を含む、全4曲を収録。上記MVは日本語版ですが、音源やデビューSHOWCASE映像は韓国語で、パフォーマンスもむっちゃカワイイので絶対に観て頂きたい。
 名盤!!誰もが胸に夢を抱きながらも、様々な理由で挑戦を諦めてしまうことがある。彼女自身もその一人で、内なる不安や恐怖を克服したいと云う想いを刻み、リスナーにも勇気や希望を届ける1枚となりました。心象世界の様なintroで幕を開け、Tr.2「EVER」は、心情の変化と連動する様なドラマティックな展開が感動的で、一歩踏み出す決意を後押しする様な力強いコーラスが印象的な1曲。Tr.3「Onward」は、一転して爽快で明るい雰囲気となり、走り出したくなる躍動感あるメロディと勇気付けられる歌詞が前向きな気持ちを引き出してくれました。開幕のロングトーンも素晴らしいし、シンガロングパートもあるのでライブ映え必至。Tr.4「Sketch」は、ミドルテンポの優しい楽曲。そっと希望の光を残してくれる様で自然と笑顔になれるラストでした。どんな曲でもソウルフルかつ透明感に溢れたオーラを持つ歌声で、レンジも広い豊かな表現力に引き込まれますね。最後に、貴女の歌声と再会できて本当に良かったです。いつか現地ライブあるといいな。


#10『シオン』/ 紫咲シオン

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:じん
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/kmE04P

 5thオリジナル曲。4月26日の卒業ライブでも披露され、本当に感動的なラストでした。名曲!奥行きのあるキラキラ感と温かさに満ちたサウンドメイク、胸を焦がすセンチメンタルなメロディライン等、じんさんらしさが全開で泣き。ラスサビのクライマックス感は圧巻ですね…。真っ直ぐ綺麗に突き抜ける歌声と共に、紡がれる言葉の数々には、シオンの花言葉を意識した想いも重ねられており、別れの情景をより一層感動的に彩ってくれました。


#11『宇宙想』/ うら飯紺汰

◆所属:個人勢
◆作詞:うら飯紺汰、作編曲:nemu/子上夢
◆デジタル配信:後日

 2ndオリジナル楽曲。宇宙をテーマに壮大でロマンティックなストーリーを描いた1曲。ピアノとアコギが織り成す温かみのある音色がメインとなっており、軽快な旋律が印象的。浮遊感もまとったメロディが心地好く広がっていきますね。柔らかく優しいニュアンスを保った歌声も沁み渡りますね。


#12『DROP IN』/ KMNZ

◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:E TICKET PRODUCTION
◆デジタル配信:後日

 書き下ろし3曲入りニューシングル『DROPS』から先行公開。小難しい事は全て投げ捨てて、ひたすら飛び跳ねて踊って遊べる、最強ライブアンセム!自由で伸びやかなノリに身を任せ、3人の個性的で力強いラップが、最後まで加速し続ける。その突き抜けるような爽快感が、とにかく気持ちいいですね。6月25日には川崎クラブチッタにて4thワンマンライブも開催決定!皆んなで盛り上がっていきましょい!


#13『Reflect』/ CONA

◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:蝶々P
◆デジタル配信:https://linkco.re/PVHXZV9D?lang=en

 3rdシングル。蝶々Pらしい力強く切なげなピアノを軸に据えたパワーバラード的な1曲。途方もない孤独感が漂い、独白の様な歌詞も刺さりますね…。どうしようもない無力感の類を、繊細さと爆発的なエモーションを以て歌い上げており胸に刺さるはず。彼女のオリ曲の中でイチバン好きですわ。


#14『Lapis Drop』/ MEMESIA

◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:T4K
◆デジタル配信:https://linkco.re/1sTrYc4P

 デビューシングル。RK Music新人の1人目。ダークで緊張感に満ちた空気感の中、重厚でキレのあるサウンドが響き渡る1曲。壮大で映像的な展開も印象的で、デビュー曲らしく強烈なインパクトを刻み込んでくれました。低音域からしっかりと芯の太い歌声で、深みと迫力も感じられますね。


#15『ロストメモリー』/ 深影みかげ

◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:山崎光(Arte Refact)
◆デジタル配信:https://linkco.re/xdUSb2bP

 デビューシングル。RK Music新人の2人目。優しい音色が折り重なりながら、切なさが滲み出るミディアムバラードナンバー。シンプルながらも詩的な詞の響きを大切にしたフレーズが紡がれていて心に残ります。僅かに霞がかったハスキーな質感と、澄んだ高音も魅力的な歌声でした。


#16『Dear Song』/ LEWNE

◆所属:RK Music
◆作詞:山崎光(Arte Refact)、作曲:柳澤奈緒樹
 編曲:加藤冴人, 柳澤奈緒樹
◆デジタル配信:https://linkco.re/BDCeMxqP

 デビューシングル。RK Music新人の3人目。切実に想いを込め、祈りを捧げる様に歌い上げたミディアムバラード。清らかな光を放つサウンド、物悲しくも美しいメロディ、そしてラスサビで温かさと優しさが滲み出す盛り上がりも良すぎる。抱擁力を感じる倍音豊かな歌声と、語り掛ける様な歌い方からも、"歌を届けたい"って強い想いがひしひしと伝わってきました。


#17『献華』/ 羽緒はお

◆所属:RK Music
◆作詞:羽緒、作編曲:牧野太洋
◆デジタル配信:https://linkco.re/171vsNcB

 デビューシングル。RK Music新人の4人目。牧歌的でケルト風の、ファンタジックな世界観に引き込まれる1曲。どこかミステリアスなハスキーボイスに奥深くへと誘われる様な展開が印象的です。重心低めでブレのない歌声はニュアンスの付け方も絶妙。逆に話し声がどんな感じか気になります。


#18『潤色の祈り』/ Cil

◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:青柳諒(Arte Refact)
◆デジタル配信:https://linkco.re/T3vEg3AE

 デビューシングル。RK Music新人の5人目。神秘的で透き通った空間を想起させるサウンドスケープが広がる1曲。ビー玉が転がっていく様な心地良いリズムと滑らかなメロディラインに心が癒されていきますね。角の無い優しい輪郭を持つ歌声で、瑞々しく明晰な響きが魅力的でした。今回紹介した新人5名は5月9日に開催されるリアルライブ『OVER ONE』にてデビューするので是非!


#19『You're Notes』/ ヨノ-Yono

◆所属:RK Music
◆作詞・作曲:ヨノ-Yono、編曲:長橋健一
◆デジタル配信:https://linkco.re/DsFzpuu5

 4thシングル。"これまでの感謝と愛のお返し、そしてこれから先もヨノーツを幸せにしたいという希望を込めた"と語る1曲。軽やかに舞いながらも、胸を満たしていく美しい旋律が印象的で、これまでのシングル要素を巧みに織り交ぜている点も前向きな感傷に浸れました…。どこまでも晴れ渡る様な希望と喜びが広がっていく感覚も心地良い。神秘的な揺らぎを纏うと共に包容力たっぷりと響く歌声が、心に温かな光を灯してくれました。まだデビューして半年なのに彼女には驚かされるばかりです。ありがとう。


#20『Fragile』/ 花鋏はなばさみキョウ

◆所属:Re:AcT
◆作詞・作編曲:baker
◆デジタル配信:おそらく6月18日

 6月18日の全国流通ニューシングルA面を先行リリース。洗練された美しさがあるサウンドデザインと緻密な音の配置が光り、チルでエモーショナルな香りも漂うナンバー。シンプル故に、歌メロ延いてはキョウちゃんの歌声の魅力を最大限に引き出していますね。憂いを潜めた歌声はそっと寄り添う様で、丁寧に紡がれる歌詞と共にじんわりと沁み渡りました。5月4日に開催されるRe:AcTフェスは絶賛チケット販売中なので是非!


#21『Pale Moonlight』/ Dayseeker

◆ジャンル:ニューコア、ポストハードコア
◆国:アメリカ(南カリフォルニア)
◆レーベル:Spinefarm Records

 2022年の大ヒット作『Dark Sun』以来となるニューシングル。ダークで魅惑的な雰囲気が漂い、初期を彷彿とさせる攻撃性も垣間見えた1曲。Vo. Roryも力強いスクリームを放ってますね。アンビエントシンセの響きが心地よく、まるで夢の中にいる様な浮遊感が続くシネマティックな展開が良き。


#22『Sedative』/ ENOX

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(ニュージャージー州ジャージーシティ)
◆レーベル:Theoria Records

 ニューシングル。前作以上にメロディアスな仕上がりで、ニューコアへの接近を感じさせる1曲。それでも、パワフルなサウンドとテクニカルなフレーズセンスに裏打ちされたプログレ特有のグルーヴは強みとして健在。程よい脱力感とインパクトを併せ持ってますよね。やっぱりこの路線が好き。


#23『THE PORTAL』/ PSYCHO-FRAME

◆ジャンル:デスコア
◆国:アメリカ
◆レーベル:SharpTone Records

 ニューシングル。異常なまでに極められたブルータリティとエクストリームなスタイルで今作も最高。金属コーティングされた様な分厚いサウンドを鳴らし、ねじ込む様な規格外のテンポチェンジと要所要所の奇妙なリフが耳を引きますね。ツインボーカルを活かしたLowとHighに分かれたスクリームも次々と迫り来る感じで、気づけば聴き終わってる圧巻の展開。


#24『The Darkest Place I've Ever Been』/ LANDMVRKS

◆ジャンル:メタルコア、ポストハードコア、ニューメタル
◆国:フランス(マルセイユ)
◆レーベル:Arising Empire

 4thアルバム。前作で知名度を飛躍させ、実に約4年ぶりに放つ新作となりました。2024年1月に発表された「Creature」以降のシングル5枚に、新録6曲を加えた全11曲を収録。
 名盤。前作が相当良かったのでプレッシャーもあったはずですが、彼等なりの変化・進化を打ち出してきてくれました。メタルコアにヒップホップビートを組み込んだスタイルは変わらず、より一層緩急差を大きく、驚異的な爆発力ある展開が際立ち、カタルシスを感じる瞬間が増えた印象。ヘヴィでカオティック、時に壮大でメロディアスなフックも見事に忍ばせ、自然とドラマティックな側面も生まれています。電動ドリルの如くソリッドなリフや強靭なグルーヴは健在で、Vo.Floの歌唱は切れ味と瞬発力に磨きが掛かってますね。フランス語でラップを披露したTr.6「Sombre 16」や、メロシャウトが光るTr.7「The Great Unknown」はニューメタル味が強く新鮮さもありました。Tr.4「Blood Red」を筆頭に、叙情的なメロディから感情の起伏を意識した様なダイナミクス溢れる展開も魅力的。先行シングルがどれも強烈でしたが、新録曲ではTr.8「La Valse du Temps」とTr.9「Deep Inferno」が特に気に入っています。前者は今作最長曲故に、物語に触れた感触もある壮大さで内省的な歌詞に留まらず悲痛な叫びが届いてくる様でした。後者はひたすら高火力な展開で終始モッシュ不可避。Tr.1で高揚感あるライブ開幕を感じさせた一方で、Tr.11ではしっとりとフィニッシュを迎え、全体的な纏まりも美しかったです。彼等に限らず人気バンドはスタジアム規模のスケール感を意識したソングライティングになりますね。また来日して欲しい限り。


#25『Eye 4 an Eye』/ Not Enough Space & Dark Divine

◆ジャンル:メタルコア
◆国:アメリカ(セントラル・フロリダ)
◆レーベル:Thriller Records

 ニューシングル。今作は、Dark DivineのVo. Anthony Martinezをフィーチャーリングゲストに迎え、よりダークでシニカルな世界観を描き出した1曲。悲鳴にも近いスクリームを織り交ぜ狂気的な一面を覗かせつつ、"One secret, two secrets all lies / More secrets, on secrets all lies"のパートが口直し的なアクセントになってるのも実に良い。その後のメロディアスなサビがしっかり映えます。ガチでアルバムはよ(n回目)。


#26『Far From Me』/ COLDSTATE

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(インディアナポリス)
◆レーベル:自主

 ニューシングル。どこか哀愁を漂わせながらも、いつも通り圧倒的な力強さを誇るグルーヴが炸裂してますね。メリハリの効いた展開で、メロディアスでキャッチーなクリーンも鮮やかで。ボーカルの系統からしても、ポストMMF感が濃くて好きです。


#27『Russian Grizzly In America』/ Slaughter to Prevail

◆ジャンル:デスコア、ニューメタル
◆国:ロシア(エカテリンブルク)
◆レーベル:Sumerian Records

 ニューシングル。7月18日に4thアルバム『Grizzly』をリリースする事も発表されました。ブルータリティはしっかり残しつつ、爽快なリズム、脈打つリフ、そして圧倒的ドライブ感に満ちたノリが堪らない。Slipknot好きな人は好きだろうキャッチーさがありますね。Vo. Alexのグロウルは獣の唸り声そのもので笑うしかないですわ。MVがシュールで好き。


 以上、4/21~4/27はアルバム2枚、EP1枚、シングル24枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。


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