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新曲で彩る一週間【4/20~4/26】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。4/20~4/26リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『You&合図』/ 音乃瀬奏

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:TAK
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/4RIBgl

 2ndシングル。4月20日の生誕祭ライブで初披露されました。韓国繋がりでしょう、TAK提供デカすぎ!粒立ちのいい音が飛び交う、彼らしいプロダクション。ピコポコ、コロコロした電子音の立体感、抜けの良さが心地好いです。軽やかなグルーヴが自然と前へと一歩、道案内をしてくれる感じ。オノマトペを交えた歌詞や、真っ直ぐピュアな歌声とも、相乗効果が生まれていて。サビは爽やかメロディアスなのも、外側へと風を吹かせています。


#2『透影』/ 深影

◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:umigame
◆デジタル配信:https://linkco.re/8nvrhrgT

 3rdシングル。3月22日に開催されたワンマンライブで初披露されました。シンプルで味わい深いアコースティックバラードナンバー。確かにあった手触りが次第に薄れていく、朧気にさせる季節の流れ。そんな忘却への恐れを抱えながらも、だからこそ記憶や記録にしがみつく幽かな希望を感じましたね。惜しむことなく哀愁を差し出し、祈り、言い聞かせる様な歌唱。彼女の高音域には光がスッと差し込む様な瞬間があります。


#3『FARAWAY』/ ヰ世界情緒

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:香椎モイミ
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/FARAWAY

 ニューシングル。ファンタジーRPG『ステラソラ』のイメージソングに続き、第4章EDテーマとして起用されました。オーケストラを基調としたサウンドで、幻想的でありながら確かな温度を持った1曲。雄大なスケールに、鼓動が徐々に強くなる感覚。未来の訪れ、世界が変わる瞬間を迎えにいく様な情感があります。それが色として空間を染め上げていく、存在感ある祈りの様な歌声も見事でした。


#4『Phantom』/ 幸祜

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:Aira(Dream Monster)
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/HReKctMZ

 ニューシングル。大人びた余裕を感じるエレクトロスウィングナンバー。グルーヴィーながら、その奥にはどこか掴みどころのない浮遊感が潜んでいますね。敢えてぼかしていると云うか。ボーカルもその中心を担っており、前に出るのか、溶け合うのか、巧く行き来しているなと。どこか悪戯に揶揄ってくる様な距離感も感じます。


#5『UNCHAIN』/ 瀬戸乃とと

◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:日高勇輝(Elements Garden)
◆デジタル配信:https://linkco.re/5XzUpHT7

 ニューシングル。鋭いギターリフが切り裂く、疾走感あるラウドロックナンバー。"自己解放"をテーマに、サビではまた一段ギアを上げてきます。あらゆる鎖を断ち切り、パワフルに打ち破っていく。歌声もしっかりその中心にいて。麗しさは健在、芯のある意志を貫く様で。迷いなく、突き抜けているのがグッドです。


#6『不凋花』/ 妃那子

◆所属:個人勢
◆作詞:妃那子、作編曲:170℃
◆デジタル配信:各種ストリーミングサービスにて配信中

 ニューシングル。活動1周年を記念してリリースされました。彼女自身が手掛けた詞からは、確かな決意が宿っている様に感じました。小さくも静かで強い温度が、全体にも通底していて。幻想的でケルトっぽい気配が漂うサウンドスケープからは、物語の始まりを感じさせ、ドラマティックな展開にも引き込まれます。その中心で存在感を放つ歌唱は圧倒的。高音域へ至るほど、神秘性を増していく、光を感じる響きが素晴らしいですわ。セルフコーラスも流石としか言いようがない。6月7日に開催される2ndワンマンライブはまだチケットありますので是非!!


#7『きゅん♡ふれーしょん』/ 月紫アリア

◆所属:Re:AcT
◆作詞・作編曲:Twinfield
◆デジタル配信:https://linkco.re/ebzP2nbX

 8thシングル。まさかのTwinfield提供で?!ポップなアイドルソングとKawaii Future Bassを心地好く融合した様な1曲。弾けるようなリズムによるシンプルグルーヴがいいですね。恋と推しの境界が溶け合い、募っていく。その膨らむ描きがサビからもしっかり出ていて。後を引く可愛さがある、アリアちゃんならではの歌声で中毒性を生んでいます。コールもライブでは盛り上がる事間違い無し。5月6日には九楽ライとのMelty R.I.P.のラストライブ!8月29日には2ndワンマンライブが決定したので、こちらも是非!


#8『Strings in Owl』/ Empty old City

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/DkriJu3M

 2ndアルバム。2025年2月にリリースされた「Daisy Crown」以降のシングル4曲に加え、EP『From Noir into Clair』のリード曲「From Noir」、そして新録5曲を収録した全10曲。
 今回も見事な作品でした。EoCがこれまで描いてきた、SF的でポストアポカリプスっぽい広大な世界観は残しつつ、そこから断片を切り取った様に感じた1枚。空間、温度、時間、それぞれの一瞬を掬って構築された音像。それはリズムでも音でも表現されており、美しい断片が連続性を持って繋がっていく独特のグルーヴがあります。相変わらず多彩な音数、多種多様な音楽要素を内包しながらも、タイトルにもあるストリングスを中心とした、神々しいエレガントな香りが強くなったのが印象的でした。Tr.2「クロマの幻聴」と、Tr.4「Vivop」が顕著ですね。ストリングスやピアノなど、ジャジーな雰囲気を色濃く、EoCならではの解釈で昇華しています。Tr.5「Pulse in Flora」やTr.7「Daisy Crown」には、どこか日常へと接続される様な優しさもありました。この辺りは前作にはない比重で、Vo.kahocaの新たな引き出しも魅力でした。ミステリアスで魅惑的な側面に加え、祈りを捧げる様な、静かに寄り添う温もりが強く感じられました。Tr.6「Frozen Frozen!」では、オートチューンを強めに用いた遊び心のあるアプローチも良かったです。リード曲Tr.9「Looma」では、彼等の表現力が一段と深みを増した名曲。沈み込み、幾重にも重なるレイヤーを貫いてくる圧。劇場的で、終点の向こう側を覗き込む、そんあ感覚すらあって。kahocaの歌唱も、上位存在の意思を代弁するかの様な凄みがありました。アルバム通して、EoCにしか描けない至極の音空間は健在で、現実から引き剥がされる没入感がやっぱり最高でした。5月8日の2ndワンマンで、更に、どう化けるのか楽しみです。


#9『Fall Like Rain』/ Invent Animate

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(テキサス州ポート・ネチズ)
◆レーベル:UNFD

 ニューシングル。バンド単体の完全新曲としては、2024年5月ぶり。降りしきる雨、ダークアンビエントな幻想的で幽玄な空気から立ち上がる1曲。そこから重々しい轟音の支配。Thallにまで踏み込んだブルータリティ溢れるリフや、ブラストビートが印象的。Marcusのシャウトも、もはや感情そのままの噴出。よりドス黒い叙情性が宿りましたね。次回作どうなるのか。


#10『Broken Throne』/ If Not For Me

◆ジャンル:メタルコア、オルタナティヴ・メタル
◆国:アメリカ(ペンシルバニア州ハリスバーグ)
◆レーベル:Thriller Records

 ニューシングル。サビメロを中心に据え、その印象を何度も焼き付けにくる徹底した構成。"From a King on a broken throne"ってサビだけでなく、ブレイクダウンでも叩きつけて。しっとり目の曲だからこそ、この反復効果、重みが際立っている様な気がします。適度な湿度を帯びたエモーショナルな歌唱もじわじわ浸透系。ニューアルバムのアナウンス早よ!


#11『click.』/ Windwaker

◆ジャンル:メタルコア、オルタナティブ・メタル
◆国:オーストラリア(ニューサウスウェールズ州ワガワガ)
◆レーベル:Fearless Records

 ニューシングル。同じくオーストラリアのシンガーソングライターRinRinをゲストに迎えた1曲。いつもに増して独自性に富んだサウンドを鳴らしており、ビンテージ感と云うか、歪んだ加工感が良いですね。インダストリアルな手触りもあって。奇天烈でありながら、縦ノリのヒップホップグルーヴが土台として支えています。サビでキャッチーに収束し、一点突破していくのも流石でした。


#12『Nightshade』/ Soluna

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(イリノイ州シカゴ)
◆レーベル:自主

 ニューシングル。約2年ぶりのリリースとなりました。開幕早々ピロピロすぎて気持ちいい~。重量感のあるパートと、サビの浮遊感あるパートのコントラストが"如何にも"なプログレメタルコア。リフには、どこかCurrentsからの影響が滲んでいる気がします。ただシンセによるサイバースペース的な空間があるので、透明感ある、また少し違ったグルーヴが心地好いです。あとクリーンはアメリカンな渋さが良い。これからも要チェックですわ。


 以上、4/20~4/26はアルバム1枚、シングル11枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他、何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteのアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
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