新曲で彩る一週間【11/24~11/30】
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。11/24~11/30リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。
#1『MAKE IT, BREAK IT』/ FLOW GLOW
◆所属:ホロライブ
◆作詞・作曲:常楽寺澪、作編曲:石黑剛
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/XCdOzU
ニューシングル。11月23日の3D記念ライブにて初披露されました。幕が上がり、何かが始まる音がする、煌びやかなダンスチューン。爆発寸前の様な期待感を煽るサウンドが刺激的で、全身を駆け巡りますね。頭空っぽにして、ひたすら自由に飛び跳ねて、踊り明かせるライブアンセムになれるポテンシャルしかない。5人の個性を活かし、パワフルに、クールに、キュートに、多彩さな表情を魅せていく展開もグッド。1月21日には待望の1stアルバム『FLOW GLOW』のリリースも決定したので楽しみです。
#2『空想線』/ LEWNE
◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:Sho-P
◆デジタル配信:t.co/3bbygFG5rE
2ndシングル。11月24日の誕生日ライブにて初披露されました。"貴方"への視線や想い、淡い情景が自然と浮かび上がるミドルバラード。切なげなメロディとは裏腹に、暖かみを感じる風が歌声に乗って頬に触れる様な、そんな感覚がありますね。歌声を届けたい、その距離感や温度感がしっかり宿っているからこそだと思います。聴けば聴くほど、涙を誘う。
#3『オンショウ』/ 葉月宙
◆所属:個人勢
◆作詞:葉月宙、作編曲:レマノルド
◆デジタル配信:https://linkco.re/YVxqcC0a
3rdシングル。ピアノとストリングスが想いを支える感動的なバラードナンバー。消えず、揺らがない、確かな光が心象風景に宿っているのが伝わってきます。日記的でもあり、手紙的でもある、誠実に想いを綴った歌詞も胸を打ちますね。歌声もとても繊細で。一瞬触れるのを戸惑ってしまう様な揺らぎと儚さ、けれど同時に、力強さも感じました。
#4『まだ見ぬ明日』/ #ヴイアラ(vα-liv)
◆所属:バンダイナムコエンターテインメント
◆作詞・作編曲:玉屋2060% (Wienners)
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/xcU4dySUR
ニューシングル。楽しくて愉快で、眩しく、真っ直ぐなロックナンバー。電波ソング的な中毒性を程よく忍ばせており、サビは踊りたくなるし、老若男女誰でも笑顔になりますね。玉屋さんらしい転調が泣きセンサーを刺激してくるのも素晴らしく、ラスサビへは皆んなでシンガロング。しっかりエモーショナルな雰囲気も作り上げてくれました。来年2月21日には2ndワンマンライブがありますので是非(12月6日より一般販売)!
#5『ユーフォーを見にいこう』/ 花譜
◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:朝日(ネクライトーキー)
◆デジタル配信:https://kaf-suite.lnk.to/UFO
ニューシングル。「組曲2」第8弾は、ネクライトーキーとコラボ。広大な夜空の下へ駆け出す様なポップロックナンバー。胸がソワソワする高揚感が良き。どこか懐かしい青春の衝動、今じゃないと掴めないモノ、今だからこそ手を伸ばせるモノ、そんな煌めきをメロディから感じます。花譜ちゃんの歌声も、伸びやかで柔らかくて、光を灯す様に前へ広がってくれています。来年3月1日の5thワンマンライブ無事にチケット握れたので楽しみですわ!
#6『Masquerade Kill』/ 御莉姫
◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO「少女革命計画」
◆作詞・作編曲:廉
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/MasqueradeKill
ニューシングル。11月24日に迎えた誕生日を記念してリリースされました。迷宮に彷徨い込んだかの様な、薄暗さと神聖さが交互に訪れる、独特な雰囲気を放つ1曲。仮面や嘘を被る生き辛さ、出口のない葛藤、そして、本当の私への祈り、これらをギュッと詰め込んでいて。思考や感情が搔き乱されていく、自分を見失う感覚を、音楽を通して追体験させてくる様です。叙情的な歌唱も素晴らしく、声だけで表情感が伝わってくると云うか、胸が締め付けられました。
#7『水色ファンファーレ』/ 白河しらせ
◆所属:RIOT MUSIC
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/A00206237
1st EP。昨年11月にリリースされた初のオリジナル楽曲「水色ファンファーレ」に、新録2曲を加えた全3曲を収録。
Tr.1「水色ファンファーレ」は、2024年下半期VTuber楽曲10選にも選出させて頂きました。色鮮やかで元気が貰える、私にとっても特別な曲です。Tr.2「Moonlit Bloom」は、月明かりに照らされた舞踏会へ誘われる様な華やかさを纏い、ぐっと大人びた美しい表情が良きでした。Tr.3「ときめきパステル」は、自然とクラップしたくなるリズミカルなナンバーで心が踊りますし、ストリングスの奥深さもステキ。彼女の歌声からは、いつでも心を照らしてくれる様な明るい光を感じる事ができて、改めて好きだなぁと。11月29日に開催されたバースデーライブでも、全て聴く事ができて最高でした。ライブレポお待ち頂ければと思います。
#8『CHA CHA CHA MATCHA』/ VEE
◆所属:VEE
◆作詞:阿部 史・早川博隆、作編曲:早川博隆・加藤祐平
◆デジタル配信:https://orcd.co/chachacha_matcha
カガセ・ウノ、北白川かかぽ、るみなす・すいーと、3名によるユニット楽曲。"抹茶スイーツ"をテーマにした、キャッチーなアイドルソングに仕上がっています。抹茶スイーツの持つ複雑で奥深い味わいに、恋心をなぞらえた歌詞が印象的。サビは口ずさみた、踊りたくなる、中毒性があって、完全にライブ向けですね。3人のキュートな一面を観れる愛らしい1曲ですが、来年の全体ライブで披露してくれますよね…?
#9『アナスタシスガール』/ 鷹嶺ルイ
◆所属:ホロライブ
◆作詞・作曲:芦田菜名子、作編曲:宮﨑志音
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/UrMfol
12月3日にリリースされる2ndアルバム『Lapis Lazuli』からシングルカット。同じくholoXのメンバーであるラプラス・ダークネスをフィーチャリングゲストに迎えています。最近のホロオリ曲の中でも、かなり好み。タブーを恐れず、愚痴を蹴散らす反骨精神を歌ったという1曲。低重心のグルーヴと、メタリックなギターリフが最高ですね。不屈の精神を感じる力強さも、攻め立てる様な歌い方からしっかり感じますし、サビメロ自体はキャッチーなのが絶妙なバランス感。緊張感あるクールな雰囲気に対して、ラプ様のキュートさもアクセントになっています。
#10『デブリーフィング feat. 春猿火』/ 椎乃味醂
◆所属:春猿火 ⇒ KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:椎乃味醂
◆デジタル配信:https://orcd.co/sheenomirin_harmony
椎乃味醂の2nd EP『ハーモニー』収録楽曲。多方面からボーカルをゲストに迎えており、本楽曲では神椿スタジオより春猿火が担当。圧倒的なビートが空気を震わせ、ハードでインダストリアルなサウンドがサイレンの様に響き渡る1曲。出口を探す様に、奥へ奥へと進んでいく感覚がありますね。捲し立てるラップやボーカルチョップのキレも相まって、頭空っぽで振ってしまう。他収録曲は勿論、同時リリースされた『解釈系』も是非。因みに、今作も全楽曲ピッタリ3分の美学。
#11『Labo-Ratory』/ 小倉唯
◆所属(レーベル):日本コロムビア
◆デジタル配信:https://ogurayui.lnk.to/Labo-Ratory
ミニアルバム。8月から実施した3ヶ月連続配信リリースの楽曲に、新録曲「True Path」、そして名曲「Baby Sweet Berry Love」と「Raise」のリアレンジバージョンも含む、全6曲を収録。
タイトル『Labo-Ratory』の実験室・研究所の意味から、今作では様々な曲調やコンセプトに挑戦した一枚。連続配信リリースでは、エモーショナルな香りがする「Magic♡Happy」、ファンシーだけどバイブス上がる「治癒治癒ちゅっ♡」、キョンシーをイメージしたミステリアスな「きょんきょん♡らぶぽーしょん」、と彼女が持つ"可愛い"に奥行きを出してくれました。そして何より目玉は、先日のワンマンツアーでサプライズ披露されたTr.3「True Path」でしょう。ガチのメロスピでメロイックサインを掲げざるを得ません。かと思えば、スタイリッシュなダンスナンバーにも様変わりするカオスな展開も秀逸。歌唱にも色気やキレ具合が表れていて素晴らしいです。リアレンジ2曲に関しても、歌い方がかなり変わっており、抑揚のつけ方、感情の置き処、そしてグッと張りの出た響きが好きですね。
#12『Welcome to the Dying Season』/ 麻枝 准×やなぎなぎ
◆所属:WRIGHT FLYER STUDIOS / VISUAL ARTS / Key Sounds Label
◆デジタル配信:https://linkco.re/ZRG0cpN6?lang=ja
WFS×Keyが贈るRPGスマートフォンゲーム『ヘブンバーンズレッド』の劇中ボーカル曲を収めた、2ndフルアルバム。全曲作詞作曲は麻枝准が手掛け、ボーカルはやなぎなぎが担当。前作からは約3年ぶりとなり、デジタルリリースされた「幻想都市」以降のシングル14曲を収録(「ディベートソルジャー」のみ未収録)。
名盤。自分含めヘブバンを遊んでいる身からすると、どの楽曲にもイベントやメインストーリーでの情景が宿っていて、彼女達と過ごした想い出が蘇ります。そうでない方にとっても、麻枝准の泣きメロを存分に体感して頂きたいなと。酷く過酷な状況下だからこそ、ひときわ強さを放つ、あらゆる想いが込められているので。最も好きな曲はTr.5「Bougainvillea」。何度でも立ち上がり、歩みを進める勇敢さ、その美しさが、自然と涙を誘いますね。あとは、やはりTr.1「死にゆく季節のきみへ」は外せないですし、Tr.12「太陽航路」も大好きです。眩しくて儚い夏の青春感、走り続けたくなる感じが最高(3.5周年記念イベで推しの姿が見れたからってのもある)。Tr.13「Welcome to the Front Line!」は、ちょっと北欧メタルっぽさもあって、歌詞世界とのバランス感も麻枝さんじゃないと出せない質感でとても好き。来年のヘブバンライブ2026は残念ながら他現場と被ってしまい行けないのですが、シーレジェの方には行きますよ。
#13『PALEDUSK』/ Paledusk
◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:日本(福岡)
◆レーベル:A.S.A.B(エイベックス)
インディーズデビューから10年目にして初となるフルアルバム。TVアニメ『ガチアクタ』のOP曲「HUGs」を始め、「NO WAY!! fest. 粗品」「I ♡ YOU BABY!!」「PALEHELL」「RAMBLE feat. Masato from coldrain」といったシングルに、新録7曲を加えた全12曲を収録。
セルフタイトルアルバムと云う事で、今のPaleduskを象徴する名刺代わりの一枚になっていました。アルバム前半に詰め込んだのは先述した人気曲。改めて聴いてみても、変幻自在なテンポチェンジと、予測不可能な展開の数々は魅力的。カオティックではありながらも、真っ直ぐなメッセージ性ある歌詞と併せて、サビのキャッチーさはしっかり胸に残ります。特大シンガロングを巻き起こしていくナンバーも多く、ライブで真骨頂が観測できるもも良き。特にTr.4「HUGs」初披露の感動は今も脳裏に強く焼き付いています。後半は新曲(Interlude含む)で固めた形。確かにコレはシングルカットできないなぁ…と云う癖強楽曲ばかりで好印象。活動初期のプログレの血が確実に流れているTr.8「DIVE INSIDE FOREVER IN THE DARK」と、キラキラと感動的なロックバラードTr.11「I'm sorry」が特に気に入っています。Gt.DAIDAIのギターソロとか顕著ですが、彼等は自分達の音楽センスとスキルを、凄く自由で楽しんで、信じているのが伝わってくるのが、やっぱり良いですよね。これからも世界へ名を轟かせて欲しいです、日本の誇り。
#14『Hidden Realms』/ Valiant Hearts
◆ジャンル:ポストハードコア、プログレッシヴ・ロック
◆国:ロシア、オーストラリア
◆レーベル:自主
4thアルバム。オーストラリア在住のVo.Tom Byrneとロシア在住のGt.Igor Serokvashaによるプロジェクト。同メンバーを有するGalleonsの方が主だったのか、前作『Yonder』からは約3年10ヶ月ぶり。その間、個人的には、Mirabi Frameの方でお世話になりましたね。シングル「Venusuan Fries」以降のシングル4枚に、新録9曲を加えた全13曲を収録。
名盤候補。前作『Yonder』は殆どハマれなかったけど、2ndと並ぶかもしれない素晴らしい返り咲き。特に、良い意味で裏切られたのが、シングルカットより新録曲が軒並み良すぎ。ファンタジックで荘厳な雰囲気が全体に広がり、ストリングスと調和しながら、キラキラとしたオリエンタルな響きを立ち上げていて。どこかアニソンやゲーム音楽の流れを汲む色彩感、奥行きがあるサウンドメイクに惚れ惚れします。ギターリフも鮮烈で、美麗なフレーズの数々には、マスコア的なテクニカル志向も忍ばせてあり、隙無しです。そして何より、特筆すべきは泣きメロの独創性と、それを歌い上げるTomのハスキーボイスでしょう。光を影を際立たせ、哀愁を浮かび上がらせる魅力がありますね。新録曲の中でも特に良かったのが4曲。Tr.3「And They Say Chivalry Is Dead」は、アニソンらしい疾走感やバイブスを感じずにいられないリフの応酬。Tr.7「Breathless」はベストソングで、ヒロイン像が浮かぶ切なげなムードに、涙腺を刺激する天才的メロディセンスよ。Tr.11「The Alchemist」は、完全に戦闘シーンで火花が散る様です、続く、Tr.12「Heavensent」もヒロイックなギターリフに胸が熱くなりますし、クライマックス感溢れるブレイクダウンも素晴らしい。聴けば聴くほど、没入感が増してきたので、年末まで聴き込もうと思います。
#15『Later』/ DEXCORE
◆ジャンル:メタルコア、ポストハードコア
◆国:日本(名古屋)
◆レーベル:自主
ニューシングル。9月にBa.澄が急逝、11月29日には追悼公演もあり、彼に贈られた1曲。8月にワンマンライブを観たばかりの事だったので、報せを受けた時は本当に哀しかったですね…。"1つ違うのは返事をしてくれない"、その一節だけで思い浮かんでしまう光景が余りに残酷で、心が締め付けられます。それでもこの楽曲の優しさのお蔭で、少し気持ちの整理も出来た気がします。改めて、心よりご冥福をお祈りいたします。
#16『Soothsayer』/ Above, Below
◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:オーストラリア
◆レーベル:自主
ニューシングル。約3年ぶりとなるリリース。導入が素晴らしいですね。見えない手に首筋をそっと撫でられたような、奇妙でゾクゾクする感じ。近寄りがたい不気味な雰囲気が立ち上がると、オージー産らしい重量感溢れるグルーヴを容赦なく叩き付けてきます。かと思えば、クリーンパートがその闇を切り裂いていく様で、とても美しい。
#17『Raw』/ Blame
◆ジャンル:メタルコア、ポストハードコア、オルタナティヴ・メタル
◆国:イタリア(ローマ)
◆レーベル:自主
ニューシングル。デビューシングルを記事で取り上げた時に、Hopes Die Lastみがあると書いていたら、まさかゲスト登場してきたの巻。やっぱ影響受けてるよな…嬉しいね。今作はグルーヴィーな展開ながらも、サビはメロディアスに振り、ボーカルの色気が活きています。バックでやたらミョンミョン鳴ってるサウンドが特徴的すぎて好き。Vo.Danieleが登場してきてからの、ブレイクダウンも破壊力抜群で良いですね。
#18『Devil inside』/ NOCTURNAL BLOODLUST
◆ジャンル:メタルコア、デスコア
◆国:日本
◆レーベル:自主
ニューシングル。約5分近い尺、壮大な雰囲気でエクストリームなデスコアを繰り広げる1曲で、原点回帰感を香らせますね。ギターソロや、Vo.尋の多彩なボーカルワークによる牽引力も圧巻。1:54~とか特に狂ってる。サビやブレイクダウンへの振りは、かなりシアトリカルな仕上がりなのも良いですね。緊張感と悪魔的神々しさを演出しています。
以上、11/24~11/30はアルバム3枚、EP(ミニアルバム)2枚、シングル13枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他、何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteのアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。
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