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新曲で彩る一週間【7/7~7/13】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。7/7~7/13リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。
 ※先週に引き続き、歌い手・VTuber・ボカロP・動画師・MIX師・絵師等がチームを組んで楽曲を制作し各種動画サイトに投稿するボカロ楽曲の投稿祭「ボカデュオ2025」の楽曲が何曲かあります(チームメンバーは動画の概要欄を参照お願いします)。


#1『海を綴る』/ なつめ千秋 feat.涼海ネモ

◆所属:涼海ネモ ⇒ ななしいんく
◆作詞・作編曲:なつめ千秋、Gt:Chinozo、Pi:おはる
◆デジタル配信:無し

 チーム「QUILL」のボカデュオ参加曲。柔らかく寄り添ってくるピアノやストリングスなどクラシカルな構成美が静かに波紋を広げる1曲。ファンタジックな雰囲気も少しだけ醸し出しており、自然と目を閉じたくなる位には癒されますね。ネモたの繊細で清涼感に満ちた歌声も魅力的で、真っ直ぐな光を射し込む様でした。


#2『記念写真』/ パン野実々美×しーせん

◆所属:パン野実々美 ⇒ ART ONE Entertainment、しーせん ⇒ 個人勢
◆作詞・作編曲:隣町本舗
◆デジタル配信:Coming soon...

 チーム「しーせん食パン本舗〜シューゲイズ風味〜」ボカデュオ参加曲。数年前から仲良し2人組だからこそ描ける、想い出が詰まった様な1曲。チーム名が示す通り、淡さと爽快さが入り混じったシューゲイザー色が感じられる音像が記憶を蘇らせる様です。そして、サビが余りにエモーショナルすぎて涙を誘いますね。ソウルフルで力強く、それでいて不思議なほど重なり合う2人の歌声の相性は抜群で、“この2人じゃなきゃ”とすら思わせてくれました。またツーマンライブとか開催して欲しいですね…。


#3『灯る青の約束』/ 青い子×凛々咲

◆所属:青い子 ⇒ 無所属、凛々咲 ⇒ 個人勢 
◆作詞・作曲:青い子・凛々咲、作編曲:市瀬るぽ
◆デジタル配信:無し

 チーム「EchoPalette」のボカデュオ参加曲。爽快なギターが空気をかき分け、エモーショナルなピアノが胸を焦がすロックナンバー。澄み渡る青空や煌めく夜空を彷彿とさせ、どこまでも続いていきそうな広がりを感じさせてくれますね。心に火を灯し、走り出したくなる様な推進力あるメロディに溢れているのも好き。柔らかく包み込む様な凛々咲の歌声と、芯のある強さで前を照らす青い子の歌声。2人が織りなすハーモニーもひたすら美しい…。


#4『徒然Pieces』/ Re:AcT

◆所属:Re:AcT
◆作詞・作編曲:Lemm
◆デジタル配信:リバイバル版は無し

 VTuber事務所「Re:AcT」7周年を記念して懐かし楽曲のリバイバルシリーズをスタート。その第一弾(6年前のオリジナルはこちら)。ボーカルも獅子神レオナ、魔光リサ、レイラ・サマ、不知名イヲと大先輩から今年デビューしたばかりの新人までを迎えた4人体制に変わりました。心地よく吹き抜ける風の様で、それでいて小気味よく刻まれるリズムが自然と身体を揺らしてくる1曲。カッコよくて綺麗系の色気ある歌声を揃えた采配も最高です。12月20日には全体ライブの開催も決定したので、この曲で踊る事間違いなし!今年もリアクト全力応援で現地駆け付けます。


#5『はねる or Die』/ 因幡はねる

◆所属:ななしいんく
◆作詞・作編曲:x-x
◆デジタル配信:https://linkco.re/6CMtg8pu

 5thシングル。「INTERNET OVERDOSE」の影響も感じられる、可愛らしさと狂気が紙一重で共存する電波ソングに仕上がっていますね。ふわふわしたラブリーでメルヘンチックな世界観だけではなく、ヤンデレ的な愛に足を掴まれる感覚があって。可愛いらしい歌声と同じくらい、詰め寄ってくる様なセリフ回しも多く、彼女の人間性と音楽性を同時に引き立っています。ななしいんく全体ライブ頼むからオタク来てくれ~ソールドアウトします様に。


#6『追憶』/ V.W.P

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作曲:Kanata Okajima, Shao Hao, Nay Shalom
 編曲:Itamar Lapidot, Shao Hao, Nay Shalom
◆デジタル配信:https://phenomenon-record.lnk.to/Chase-the-Day

 V.W.Pのメンバー自らが声優としても参加しているTVアニメ『神椿市建設中。』の#0 EDテーマ楽曲。どこか桃源郷に辿り着いたかの様な雰囲気が漂う、優しく穏やかなピアノバラード。神秘的なサウンドスケープで、一つひとつの音が柔らかな光を纏い、包み込んでくる様な心地良さがありますね。英詞を用いたアプローチは新鮮である一方で、"君のそばにいるよ"と、祈りにも似た想いはいつもと変わらないV.W.Pの姿がありました。5人の歌が綺麗すぎて気持ちが落ち着くと云うか、子守唄的側面も感じてしまいましたね。


#7『LOAD』/ FLOW GLOW

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:FUKU, D3adStock, SARVAL, HAMR
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/mollbb

 3rdシングル。トラップ、Rage、バイレファンキなどを織り交ぜ、近未来的な雰囲気を漂わせるポップチューン。ビートを丁寧に乗りこなし、クールにもキュートにも表情を変えながら歌い上げていますね。高速フロウを炸裂させるだけでなく、メロディックなアプローチで生まれている浮遊感が非常に心地良くて身体が軽くなる。


#8『ミッドサマーシトラス』/ ReGLOSS

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作曲:OHTORA、作編曲:maeshima soshi
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/hPbN7V

 6thシングル。耳元をかすめていく涼やかな海風が感じられる様な、爽やかな空気感が素晴らしいですね。チルハウス的な穏やかなビートが絶妙なグルーヴを生み出しており、サビではふっと力強いフックが心を掴んでくれて。軽やかに弾ける個性的な歌声が織り成す情景もエモーショナル。決して派手ではないのだけれど、だからこそ忘れられない時間を描く様な、時間をゆったりと感じられる1曲でした。


#9『藍染サマータイム!!』/ hololive IDOL PROJECT

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/MXihJt

 “ホロナツパラダイス"テーマ楽曲。イントロのギターリフで勘付いたら、やっぱり私が敬愛する藤永龍太郎!欲を言えば周年全体曲での起用を望んでいたんですが、コレはコレで夢が叶ったので嬉しいですね。紛れもない名曲です。夏空に飛び散る水飛沫の様な、そんな爽快さと高揚感に満ちたロックナンバー。イントロだけでなく、1サビ直前にサラッと忍ばせたリフもオシャレすぎて…潮風みたいに耳を撫でてくれます。そして、背を押され全力で駆け出したくなる程のエモーショナルなサビメロが胸を打つ。こちらに優しく語り掛ける様な言葉の数々も藤永龍太郎ならでは。可愛らしくエネルギッシュな歌声もキラキラとした陽射しそのもので、元気を貰えますね。どうか現地で聴ける機会をお恵みください…。


#10『Lunar Phase』/ 月深ツキ

◆所属:ABSOLUTE CASTAWAY
◆作詞:月深ツキ、作編曲:折倉俊則
◆デジタル配信:https://linkco.re/BrHDnh9Z

 12thシングル。月明かりに照らされた美しい雰囲気の中、メタルに接近する重厚なギターリフが印象的なロックナンバー。どこか懐かしさを宿した和楽器と共に、リフも和メロを奏でているのがアツい。目前の闇を一閃する様な力強さに溢れたサビの躍動感も良いですね。芯のある、凛とした美しい歌声も魅力的。


#11『REVOLUTION ANTHEM』/ Ma’Scar’Piece

◆所属:バンダイナムコエンターテインメント
◆作詞・作編曲:GAK-amazuti-
◆デジタル配信:https://sndo.ffm.to/r6ykygn

 ニューシングル。タイトル通り、革命の狼煙を上げる力強い楽曲になっており、トランスサウンドを軸に、"私達にブレーキなんて存在しない"と言わんばかりに最高速度のまま突き進み続ける姿が何ともカッコイイ。光を振りまく様なシンセ、闘志そのものに思えるビート、少しだけギターソロも入ってメロイックサイン案件。歌詞には、逆境を恐れず突き進む意思が込められており、聴き手の闘志にも火を点けてくれますね。この曲もサビでずっと跳んで踊れるのでライブ行きたいっすね(未だに一回も行けてない)。


#12『天伝バラバラ』/ 吉乃

◆所属:クラウドナイン
◆作詞・作編曲:柊マグネタイト
◆デジタル配信:https://lnk.to/TendenBarabara

 メジャー1stアルバム『笑止千万』以来初となるシングル。TVアニメ『気絶勇者と暗殺姫』OPテーマとして起用されました。アジアンテイストが織り込まれた音階やサウンドは、どこか異国の祭礼を思わせつつも、芯には現代的なポップの血が通っていてむっちゃオシャレ。ダンサンブルなリズムの中にメランコリックな印象もあって、一方でサビはキャッチー極まりないのでライブで踊りまくれますね。声色を巧みに操りながら、誘い込むような艶っぽい歌声も心地良き。


#13『Reflection FIRE』/ Eye feat.つぐ

◆所属:Eye・つぐ ⇒無所属
◆作詞・作曲:Eye、作編曲:Connexio
◆デジタル配信:https://linkco.re/z1CpBAe6

 ゲストに歌い手つぐを迎えたコラボ楽曲。サイケデリックな電脳空間を駆け抜ける様なテックコアという名の音ゲーコアな1曲。縦横無尽に飛び交うエッジの効いたサウンド、捉えられない程のスピード感が圧倒的。ド派手なドロップだけでなく、突如として現れるつぐのイケ散らかしてるラップもエグすぎて脳汁爆散です。2人の歌声がもたらす無敵感に飲み込まれて、ライブで狂いたくなりました…。


#14『校則違反』/ ヤバい女子高生たち、

◆所属:モンソニ!(MIXI)
◆作詞:河分伸一朗、 作編曲:神田ジョン
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/A00197062

 音楽をテーマにしたモンストのスピンオフプロジェクト「モンソニ!」より、新ユニットのデビュー曲。ツインボーカル体制で、Vo&Gt. マサムネ(歌:中恵光城)、Vo&Ba. 三島晴子(歌:MINA)が担当。昨今のガールズバンドアニメブームに乗っかった感は否めないですが、作編曲:神田ジョンが贅沢すぎて、しっかり曲も良い。タイトルから既に勢いがあって、学生らしい良い意味での荒々しさや衝動が感じられますね。ちょっとトリッキーなリズムで翻弄しつつ、サビではノリやすいキャッチーな仕上がりで、ライブを意識した一体感を煽るフレーズが差し込まれるのも良き。ソロパフォーマンスの魅せ場がある構成もニクいなと。MV見ると、ジャズドラムでよく見られるトラディッショナルグリップなのも驚き。


#15『Lysis (Metal EP)』/ Ichika Nito

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:日本
◆レーベル:自主

 長年ファンから待ち望まれていた本格メタルEP。完全新曲も含む、全編セルフプロデュースによる全4曲を収録。
 Tr.1「Rain」は侘び寂びを感じる美しい導入から、一気にメタルコアリフで殴ってくるのが堪らない。表題曲「Lysis」は、8年前にTakenawa Intrigueからリリースされた原曲を元に発展させたとの事で、美しい粒立ちの良いサウンドになっていますね。最高にDjentしてて好き。Tr.3「This is Probably Fine」では、グリッチホップの質感にディストーションを重ね、プログレ的の仕上げたセンスに唸りました。Tr.4「Aftermath」は、小気味いいドラムンベースと切れ味抜群のリフが織り成すドラマティックな展開が胸アツ(どことなく同人音楽っぽさがあってオタクは好きかと)。全体通して、Djentオタクも大歓喜な実験的なリズムと、重厚なメタルサウンドに大満足です。やっぱりメタルインストでしか得られない栄養素ありますね。


#16『culture wound』/ We Came As Romans

◆ジャンル:メタルコア
◆国:アメリカ(ミシガン州)
◆レーベル:SharpTone Records

 ニューシングル。8月22日にニューアルバム『ALL IS BEAUTIFUL… BECAUSE WE’RE DOOMED』をリリースする事も発表されました。“自分のどの側面が人生を支配しているのか”、そんな事を歌ったと云う1曲。その核心に迫る様に、少しダークで色んな角度から深層心理を覗き込むような音像と、不思議な展開に誘われますね。内向きだけれど、サビはメロディアスでしっかりスタジアム級のスケール感があって好き。アルバム思ってたより大分早くて来月の楽しみができましたわ!


#17『Summer Jam』/ Another Now

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア、エレクトロコア
◆国:オランダ(北ブラバント州アイントホーフェン)
◆レーベル:自主

 2024年5月にリリースされたアルバム『HEX』以来初のシングル。爽やかな夏の香り、ハウスミュージック的な清涼感をプログレッシヴ・メタルコアに落とし込んだ1曲。小気味いいDjentリフやユニゾンなど強固な土台の上で、メロディアスに紡いでいく風通しの良さたるや。スクリームもあくまで音色の一つとして背後で鳴ってる程度に抑えていますね。相変わらずEDM系とのブレンドの仕方が巧い。


#18『Gore of Being』/ ERRA

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(アラバマ州バーミングハム)
◆レーベル:UNFD

 2024年4月にリリースされたアルバム『Cure』以来初のシングル。Gt.Clintが父親の突然の死を受けて初めて作曲を手掛けた1曲。どこかセンチメンタルな雰囲気が漂いつつも、明確に死への不条理さを嘆き、虚無を穿とうとする様な遣る瀬無いパワーを感じます。滑らかに波打つプログレリフ、沈み込むグルーヴ、サビ裏ピロピロ、いつも通りのERRAで最高。そして、Vo. JTによるブレイクダウンへのフリが激アツすぎて神。


#19『Oasis』/ Dreamwake

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(コネチカット州ニューヘイブン)
◆レーベル:UNFD

 8月8日にリリースされる2ndアルバム『The Lost Years』からシングルカット。シンセウェーブ由来の煌めきを表面に浮かべながらも、いつもに増して地に足のついたアグレッシブさを魅せた1曲。スクリームとクリーンの切り替えも激しく熱量がありますね。そしてピタ止めピロピロギターの嵐!サビ裏でも一生ピロピロ!サックスソロの後ろでもしてないかコレ?最高です。


#20『Creature In the Black Night』/ Dayseeker

◆ジャンル:ニューコア、オルタナティヴ・メタル
◆国:アメリカ(南カリフォルニア)
◆レーベル:Spinefarm Records

 ニューシングル。10月24日に同タイトルのニューアルバムをリリースする事も発表されました。どこか不気味だけれど美しく幽玄な雰囲気、シンセウェーブを取り込んだ異質な音像が魅力的な1曲。息づく様に感じる、生々しい温度感が良いですね。ムーディに歌い上げるVo. Roryの歌声に聴き入っていると、突如襲ってくるブレイクダウンで空気が反転する感じもグッドです。Bad Omens好きな人は漏れなくハマりますね、アルバム楽しみ。


 以上、7/7~7/13はシングル20枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。


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