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新曲で彩る一週間【9/22~9/28】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。9/22~9/28リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『痛いのがまん』/ 五木つかさ

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:玉木千尋
◆デジタル配信:https://ec.v-tamp.com/vitems/record_tksitk

 4thシングル。2024年のCrossVision主催企画『第二回歌枠グランプリ』にて見事優勝を果たし、制作されました。雄大な優しさで包み込む様なサウンドスケープが拡がるバラードナンバー。抱えられた痛みを受け止めながら、祈りを捧げる様に希望の気配を描き出していて、特に最後に置かれた"朝"が象徴的ですね。清く明瞭な歌声も伸びやかで、しっかりと沁みてきます。


#2『常しなえ』/ CIEL

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:◈*ゆくえわっと
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/jxYocrBl

 ニューシングル。無期限活動休止発表から1年3ヶ月を経て今年8月に復帰後初のリリースとなり、「空より」のタッグで届けられました。ガチ名曲!ピアノの柔らかい響きを軸に、優しく幻想的なサウンドが広がっていく1曲となっており、世界が色づいていく様な展開が最高です。その美しさは静謐でありながら、サビでは穏やかなダイナミクスの中にエモーショナルな景色も立ち上がってきて心を強く揺さぶられました。再始動の風が吹き抜ける様な力強さが宿っていて、歌声も透明感を纏いながらも輪郭はくっきりと決意に満ちていました。セルフコーラスも綺麗。改めて、おかえりなさい!これからの活躍を楽しみにしています。11月の神椿フェスで聴けるといいな。


#3『Pulse』/ ときのそら

◆所属:ホロライブ
◆デジタル配信:https://jvcmusic.lnk.to/Tokinosora_Pulse

 5thアルバム。前作はEPだった事もあり、フルアルバムは実に約3年ぶり。2024年9月にリリースした『ラッキーセブンスホイッスル』以降のシングル5枚に、新録5曲を加えた全10曲を収録。
 9月7日には活動8周年を迎え、10周年へ向けさらなる飛躍を予感させる、挑戦的かつ充実した1枚でした。インターネットシーンで活躍するコンポーザー陣を迎え、キャッチーでダンサンブルな楽曲からポップ、ロック、EDMまで雰囲気込みでバラエティ豊かな楽曲が揃っていました。その上でしっかりと無限(∞)や数字の8に因んだ歌詞で統一感も見られましたね。特に気に入っている楽曲は先行シングルが多く、自慢のハイトーンボイスを活かした強烈キャッチーなライブアンセムのTr.3「∞超スーパー無限インフィニティ∞」。また、ジャジーテイストなグルーヴと二段構えサビが気持ちいいTr.8「Dancing Reed」、華やかな祝福感に包まれた温かい7周年記念ソングTr.9「ラッキーセブンスホイッスル」も気に入っています。新録曲では、Capchii氏によるTr.5「Fallin' Rollin' Coaster」が強烈。ハッピーコアらしい明るさとスピード感で、ドロップが普通に激しくやりたい放題なの最高でした。ライブでそらちゃんがどう魅せてくれるのか期待が高まりますね。全体通して、そらちゃんの歌声が放つ独特の清涼感・透明感は健在。それだけではなく、低音域での大人っぽさ、言葉への細かなニュアンスの込め方も印象的で歌手としての成長を強く感じました。10月1、2日に渡って開催される8周年記念ワンマンライブは2日のみ現地行くので全力で楽しんできます!


#4『DARE!?』/ 鷹嶺ルイ

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:てにをは
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/Jmv5Fv

 ニューシングル。また、本楽曲も収録された2ndアルバム『Lapis Lazuli』を12月3日にリリースする事も決定しました。奇妙な雰囲気の中、独特のビートと休符使いによる、中毒性あるグルーヴに引きずり込まれる1曲。前作「ZIG-ZAG」に続き、二面性を意識している様で、タイトルに込めたダブルミーニングは挑み続ける鷹嶺ルイそのものの姿勢を映し出していますね。歌声も妖艶な熱を帯びパワフルに響き渡っており、得意のがなり声も絶品。


#5『KSK』/ 朔雀-SAK

◆所属:HAMMER COLLECTIVE(ポニーキャニオン)
◆作詞・作編曲:ケンモチヒデフミ
◆デジタル配信:https://lnk.to/SAK_KSK

 2ndシングル。ケンモチさんらしい耳を即座に奪うフックのあるメロディと、心地好く鮮烈なサウンドの引き出しが効いてますね。ベースミュージックの重厚感がありながら、その枠を超えていく様にフロアライクでキャッチーで。電脳世界を全力で駆け抜ける様な加速感が堪らないし、ライブアンセムすぎるので現地で聴きたいっすね。


#6『actor』/ ザスター

◆所属:合同会社ALIVE MUSIX
◆作詞・作曲:MaiR、編曲:FKBC・夜迷子
◆デジタル配信:https://linkco.re/XMDbV3UN

 2ndシングル。Vo. MaiRが初めて作詞作曲を手掛けており、赤裸々な感情の歌に託したロックナンバー。荒々しくもエモーショナルな香りを放つ王道ロックサウンドが、心を揺さぶってきますね。サビでは、只々ひたむきに走り続ける様な力強さが爆発していて、シンガーである前に1人の人間である事も浮かび上がってきました。現在、ワンマンライブ開催&アルバム制作プロジェクトのクラウドファンディングを実施中なので是非。


#7『君の人格、最悪であれ』/ ubique

◆所属:無所属
◆作詞・作編曲:瀬名航
◆デジタル配信:https://linkco.re/CGCt9MaS

 4thシングル。むっちゃ好き!勝ち負けに翻弄され、才能の差に打ちのめされても、それでも向き合い続ける姿を描いた、ポップロックナンバー。軽快でキラキラとしたポップサウンドに乗せて、劣等感や苛立ちが吐き出されていく、その鮮やかなコントラストが最高ですね。鎖那の、あどけなさを残したキュートで、抜け感の良い透明感ある歌声からも凄くパワーを貰えます。


#8『Queen Riot』/ 真新宿GR学園

◆所属:バンダイナムコエンターテインメント「電音部」
◆作詞:MOMONADY
 作編曲:MOMONADY、YUKI FUNAKOSHI (Digz, Inc. Group)
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/FZgUYFaPf

 ニューシングル。7月4日の真新宿GR学園主催イベント「真新宿百鬼妖宴」で初披露されましたね。ボーカルは大神 纏 (CV: 吉田凜音)と、安倍=シャクジ=摩耶 (CV: SONOTA)が担当。刺激的でエキゾチックな雰囲気を瞬く間に充満させてしまう1曲。飛び跳ねずにはいられないフロアライクなサビメロは勿論、豪快で奇妙なビートに乗せて、煽り散らかす様に迫り、歌唱をしかけてくる2人が最高ですね。まさにカブキエリアの醍醐味。


#9『ファンタスティック・ナルシスティック』/ Eye

◆所属:無所属
◆作詞・作編曲:yowanecity ​⁠
◆デジタル配信:Coming soon...

 ニューシングル。スティック・スティックシリーズも4作目となり、また少し世界観が拡がりました。優雅に鳴り響くブラスの響きは、まるでパーティーの幕開けを告げるファンファーレの様。ジャジーなアレンジに彩られ、メロディアスに展開しながら、Eyeさんの歌声がグルーヴィかつ魅惑的に迫ってきますね。かと思えばドロップでは、強烈なシャウトも炸裂して神。


#10『Perfect Smile』/ She is Legend

◆所属:VISUAL ARTS / Key Sounds Label
◆デジタル配信:https://linkco.re/7tr55vXd

 WFS×Keyが贈るRPGスマートフォンゲーム「ヘブンバーンズレッド」の劇中バンド、She is Legendの3rdアルバム。これまでリリースされたシングル12枚に新規曲2曲を加えた全14曲を収録。
 3rdも無事に名盤です。全曲、作詞作曲を麻枝准が手掛け、本作のメインシナリオも務める彼が物語と共鳴する音楽世界を描き出しています。重厚なバンドサウンドに絡み合う、ツインボーカルならではのコントラストは健在。ストーリーを想起させる情緒と、ライブでの歌唱アレンジや観客の声によって化けるポテンシャルを改めて実感した1枚でした。既にヘブバンライブなどで聴いている楽曲も多く、自然とお気に入りの曲ができましたね。Tr.1「闇夜のKomachi Vampire」は、拳突き上げ特大シンガロングを巻き起こすアンセミックなナンバーで、続くTr.2「Come on baby!」では、Djentyなリフを搭載しており、プログレッシヴ・メタルコア好きとしては滾らずにはいられない熱さがあります。Tr.6「Melancholic Blue」は、泣きを加速させるサビメロが最高に好き。そして、幻想的で爽やかな空気感と流麗なギターソロが光るTr.8「Dear R. Heinlein」、やなぎなぎの「White Spell」をシーレジェ版であるTr.9「白の呪文」も待望だったので嬉しかったですね。そして、極めつけは、鈴木このみのソロ曲Tr.10「Perfect Goodbye」。ピアノ伴奏からオーケストラサウンドやクワイアが壮大に重なっていく展開で、渾身の歌詞と圧巻の歌唱力が泣きを誘ってきます…。2026年1月11日に開催される、3rdワンマンライブはチケット握れたので楽しみです。


#11『magic』/ tayori

◆所属:ワーナーミュージック・ジャパン
◆デジタル配信:https://tayori.lnk.to/magic

 2ndアルバムにして、ワーナーミュージック・ジャパンからの初のメジャーデビュー作品となりました。2024年6月リリースの「可惜夜」以降のシングル8枚に、新録6曲を加えた全14曲を収録。
 ガチ名盤!長年のファンとしては「おめでとう!」と云う想いと、メジャーデビューしても変わらないtayoriの美しい世界観に嬉しくなりました。"日常に潜む魔法"をコンセプトに掲げたと云う本作、日常に寄り添い、ふとした時に抱く感情を鮮やかに彩ってくれる楽曲が揃っていました。記憶が蘇る、情景が浮かび上がる幻想的なサウンドスケープは健在。isuiさんの透明感と情感溢れる歌声と共に、切なく、優しく、力強く、様々な温度感で描き出しています。既発シングルはこれまでの記事でも紹介してきた通り、どれも気に入っていますが、Tr.4「可惜夜」がダントツで好きですね。星空を彷彿させるキラキラとしたサウンドと美しく切なげな旋律が最高で、1stライブで初披露されてから聴けば聴くほど好きになりました。新録曲も粒ぞろい。Tr.1「envision」からTr.2「魔法」の流れは新たな扉を開く様な胸の高鳴りが止まらない、ステキな導入でした。Tr.3「ゴースト」は、オシャレでお店で始まるフラッシュモブ的なキャッチーさが印象的で、生楽器RECによる華やかなアンサンブルも耳を惹きます。多彩な音色の数々は前作からの大きな躍進ですね。Tr.12「琥珀の国」では、丸みのある音色に包まれる中、isuiさんの歌声が神秘的かつ穏やかに伸びていきます。Tr.13「薔薇の下」は、終盤に掛けてダイナミクスが美しく、ライブ映えしそうだなと。ラストTr.14「砂の城」は、isuiさんの歌声を前面に押し出したバラード。揺らぎと芯のバランスを繊細に保ちながら感情を紡いでいて、じんわりと心を満たしてくれました。改めて全体通して、ボリュームもまとまりも良い傑作です。10月から開催される初のライブツアーは東京公演チケット握れたので本当に楽しみです!


#12『Obsidian』/ Dreamwalker

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(オハイオ州クリーブランド)
◆レーベル:自主

 ニューシングル。またしても約1年半ぶりのリリース…。でも曲はむっちゃ良い!Djent特有の巧みなユニゾンの重厚感と、裏で心地好く広がるピロピロギターが堪らないですね。ツインボーカルを活かした流れる様なブレイクダウン入りも最高。自然と強靭なグルーヴが生まれるだけでなく、今作はクリーンも多めで透明感あるメロディアスな展開がグッドです。


#13『Bloodlust』/ Dayseeker

◆ジャンル:ニューコア、ポストハードコア
◆国:アメリカ(南カリフォルニア)
◆レーベル:Spinefarm Records

 10月24日にリリースされる6thアルバム『Creature In the Black Night』からシングルカット。今回も不気味で奇妙なコントラストが映える1曲。重厚なサウンドを叩き付けるだけでなく、繊細なアンビエントが織り成す没入感と、ムーディでメロウなボーカルが浮き上がってくる緊張感が良いですね。アルバムかなりダークでヘヴィな1枚になりそうで期待大です。


#14『Black Canvas』/ If I Were You

◆ジャンル:メタルコア、ポストハードコア
◆国:アメリカ(ニューヨーク)
◆レーベル:自主

 ニューシングル。2024年にリリースされたアルバム『Wither//Without』から約1年半ぶりとなる完全新曲。今年はポスコアリバイバルの波が若干来ている中で、全盛期からずっと様式美を貫き通している彼等の新曲はアツい。どこかアジアンテイストを感じさせなくもない音階と、ダークアンビエントの冷たい気配が溶け込んだ1曲。素早くサビに切り込んで、ツインボーカルのコントラストも映えますね。ラストのブレイクダウンも重力を歪めるかの様な、過去イチレベルのヘヴィネスで最高。


#15『FREE FALL』/ coldrain

◆ジャンル:ポストハードコア、オルタナティヴ・メタル
◆国:日本(名古屋)
◆レーベル:Century Media Records

 10月24日にリリースするニューEP『OPTIMIZE』より先行リリース。逆境や過剰なルールに背を向けて、自らの意思で敢えて”落ちていく”事を恐れず選ぶ人達へ贈られた1曲。柵問題が付き纏っていたZepp会場でのライブを現在開催中のツアーを以て最後にする宣言ともリンクする処がありますね。エネルギッシュな展開に、多彩なフレーズが次々と畳み掛けてきて、サビはやはりキャッチー。Vo.masatoの咆哮が目の前を切り裂き、拳突き上げシンガロングで一つに染め上げる彼等らしいライブアンセムでした。coldrain主催フェス"BLARE FEST. 2026"も第一弾ラインナップでMamphis May FireとHOUSE OF PROTECTIONの来日が決定。単独なければ名古屋いくしか!


 以上、9/22~9/28はアルバム3枚、シングル12枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他、何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteのアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。


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