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新曲で彩る一週間【4/7~4/13】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。4/7~4/13リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『彼女は今、迷宮の中。』/ HoneyWorks feat. 花譜

◆所属:花譜 ⇒ KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:HoneyWorks,MARUMOCHI
◆デジタル配信:https://lnk.to/kanojohaima_meikyuunonaka

  ニューシングル。TVアニメ『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』OPテーマとして起用されました。昔からHoneyWorksの大ファンだと公言していた花譜が遂にコラボ実現。どこか幻想的でありながら爽快さもあり、好奇心を駆り立ててくる1曲。裏メロのピアノがミステリアスなムードを添えていて良き。キャッチーかつ二段構えでしっかり心を掴むサビも最高で、花譜ちゃんの感情のこもった歌声だからこそ演出できるドラマ性も素晴らしく、終盤は正にクライマックスと呼ぶに相応しい。


#2『都市 from 神椿市建設中。REGENERATE』/ V.W.P

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆デジタル配信:https://phenomenon-record.lnk.to/Toshi_from_KAMITSUBAKICITYREGENERATE

 ニューEP。アドベンチャーゲーム『神椿市建設中。REGENERATE』のOPや挿入歌など、先行シングル「真偽」を含む全5曲を収録。コンポーザーにはお馴染みのNeuron(Empty old City)、廉、香椎モイミも迎えています。3月27日に開催されたオンラインライブ『現象3』でも披露されました。
 楽曲とシナリオがリンクしているので、勿論ゲームをプレイする事でより深く楽しめるとは思いますが、V.W.Pの世界観は元より強固に出来上がっているので、楽曲単体から入っても十分に味わい深かったです。5曲を通して、メンバーが交代でメインボーカルを務めており、それぞれの個性がそのまま楽曲の芯として昇華されています。歌声の牽引力や存在感は抜群で、表題通りの力強い想いの込められた歌詞を歌い上げています。物語を盛り立てつつ情景が自然と浮かび上がる様なメロディライン、編曲を手掛けた朝比奈健人による壮大で緊張感に満ちたオーケストラアレンジやバックコーラスも素晴らしく、作品全体を高い完成度でまとめ上げていますね。どれも魅力的なんですが、中でも「決意」⇒「反逆」が特に気に入っています。現地で聴ける日が今から楽しみです。


#3『宿命』/ XIDEN

◆所属:RK Music
◆作詞:IORI, SHVNA、作曲:NAKAMURA Hiroyuki、編曲:鵺録音
◆デジタル配信:coming soon...

 3rdシングル。2ndから続投となった作家陣による、霞ががった美しい雰囲気が魅力的な1曲。センチメンタルな趣に加え、変わらず組み込まれたラップパートがより洗練されたクールさを醸し出していますね。重くのしかかってくるような感覚がありながらも、不思議と不快さはなく、寧ろ独特の心地よい浮遊感に包まれるような感覚がやっぱ魅力的。大人の色気を感じさせる歌声で、息遣いの繊細さに自然と惹き込まれますね。


#4『For,』/ 拠鳥よるどきまゆ

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:神田ジョン
◆デジタル配信:おそらく後日

 4月27日のM3春にて頒布予定の2ndEP『For,』表題曲。PENGUIN RESEARCHからの楽曲提供と云う、活動当初からの夢を遂に叶えた1曲。疾走感溢れるギターロックナンバーで、しっかりと熱を帯びていく展開が気持ちいい。ド派手で荒々しいギターソロも流石です。気持ちを前のめりに出しながらも、どこまでも伸びやかで美しい歌声が真っ直ぐに届いてきますね。


#5『PANDORA』/ Moona Hoshinova

◆所属:ホロライブインドネシア
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/5o0rDj

 記念すべき1stアルバム。バイラルヒットとなった「High Tide」を始め、COVERからの既発シングルに、新録3曲を加えた全10曲を収録(ユニバーサルミュージックとの共同レーベル『holo-n』からのシングルは未収録)。
 名盤!メタル、ポップパンク、シティポップ、EDM、ピアノバラードなどバラエティ豊かな楽曲が揃いました。その上で一貫して感じられるのは、彼女が活動当初から大切にしている、楽曲に込めた想いやコンセプト、ストーリーの明確な存在感。それらはメロディや雰囲気だけでも充分に伝わってきますし、歌詞を読んで更に深く味わうのも一興。開幕「Lasting Freedom」もその例に漏れず、苦難を乗り越える力強さと、その先で見つけた幸せや感謝が壮大なサウンドとエモーショナルなサビで描き出されています。Tr.2「100%」はホロライブENからネリッサ・レイヴンクロフトをゲストに迎えたメタルナンバーで、グルーヴィーで地に足のついたメロディが印象的。Tr.5「Who’s Toxic ? It’s You!」は、元祖パンクプリンセスのアヴリル・ラヴィーンを彷彿とさせる王道ポップパンクらしさが堪らない。Tr.8「Nightmare」では、ダークで魅惑的なムードが漂う中、音域の広さを活かして器用に歌いこなす繊細な歌唱が光ります。日本語だと愛嬌が出て魅力的である一方、母国語であるインドネシア語や英語の方がやはり心地良く聞こえますね。でもラストのTr.10「愛の小さな歌」は、日本語での初オリ曲にしてアルバムを締め括り、感動的な余韻を残してくれました。どんな曲でも歌いこなし、魅惑的な美しさを備えたパワフルな歌唱力はホロライブ内に留まらず、VTuber界随一だと思っているので、今後も活躍の場が拡がっていく事を祈ってます。


#6『もうどうなってもいいや』/ 星街すいせい

◆所属:ホロライブ
◆作詞:Yuki Tsujimura、作曲:Naoki Itai, Yuki Tsujimura、編曲:Naoki Itai
◆デジタル配信:https://hoshimachisuisei.lnk.to/Idonotcare_SG

 ニューシングル。TVアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』EDテーマとして起用されました。レトロポップな音色が駆け巡り、揺れ動くようなグルーヴが心地良い1曲。終盤の幻想的なサウンドスケープも良いですね。すいちゃんでも歌うのが難しそうな、ボカロっぽいテンポチェンジとメロディラインが特徴的で、特に2番ではまくし立てる様なボーカルワークが凄い。​アンニュイな表情感のある歌唱もステキ。


#7『PAPARACHA』/ 桃瀬にな

◆所属:PROJECT NEBULA
◆作詞・作編曲:めろくる/Mellowcle
◆デジタル配信:https://linkco.re/D6v4uvas?lang=ja

 2ndシングル。オシャレでキュートに仕上がったK-POPライクな1曲。​足取り軽くリズミカルなビートを刻み、自然と身体が揺れる心地好さが漂ってます。そのまま​キャッチーなサビへと流れ込む展開には、思わず口ずさみたくなるフレーズも満載。クリアで可愛らしい歌声が魅力的で、ハイトーンの伸びも綺麗です。


#8『Cat's Meow』/ 電音部

◆所属:バンダイナムコエンターテインメント
◆作詞・作編曲:ケンモチヒデフミ
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/eKH8iBBHD

 アザブエリアの黒鉄たま(CV:秋奈)が歌唱を担当。電音部4thライブで初披露されました。ケンモチ×黒鉄たまはコレで3作目(アザブとしては通算4作目)となる本作は、これまでの楽曲の要素を受け継ぎつつ、さらにアッパーで勢いのあるライブアンセムに仕上がってますね。オシャレで少しアングラな夜の街を駆け巡り、踊り明かす様なキラキラエッセンスが、力強いビートと絡み合ってて最高。ドロップもガチでスタイリッシュすぎて気持ち良い。秋奈さんもキュートさとクールさを兼ね備え、キレと伸びのある歌唱パフォーマンスで楽曲の魅力を最大限に引き出していますね。


#9『二人だけの物語 feat.むト, m』/ ANMC

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:橋本ひろみ
◆デジタル配信:https://anmc.lnk.to/A-Story-Just-for-Two

 5thシングル。プロジェクトANMC新作ゲーム 「ガールズメイドプディング」OP曲として起用されました。むっちゃ好きですね…。絶望の世界を進む二人の少女が、“二人だけの希望”を胸に進む姿を描いた、物語の始まるを告げる1曲。リズミカルに弾むピアノの旋律が時に高揚感を煽りつつ、サビではエモーショナルな香りが隅々まで広がっていって。アコギの素朴な音色も温かみのある空気感を演出。儚げで透明感のある二人の歌声が掛け合いながら重なり合い、ハーモニーには確かな力強さが宿っていますね。今年の神椿フェスで聴けますか…?


#10『Twilight Ribbon』/ 薄明生徒会

◆所属:無所属
◆作詞:めがねこ、作編曲:鈴谷皆人(Vivid Lila)
◆デジタル配信:おそらく後日

 月乃、つぐ、るる、3人によるボーカルユニット。初のオリジナル楽曲。夢の様なユニットが生まれましたね!初オリ曲らしいインパクト強めの"主題歌感"が出てて良き。華やかで爽やかなサウンドが、まるで花びらが舞い散るように美しく広がる1曲で、​ポップでキャッチーな王道を往くサビにも思わず笑顔にならざるを得ない。​3人の歌声は、リスナーを優しく導くような明るさと温かみに満ちていますね。4月27日のM3春にて本楽曲を含む1stミニアルバムを頒布予定との事で楽しみです。


#11『ドリームブルー』/ Endorfin.

◆所属:一二三(Hifumi,inc.)
◆作詞・作編曲:sky_delta
◆デジタル配信:おそらく後日

 ニューシングル。ピアノメインの清涼感溢れるサウンドで、まるで目の前に水平線と青空が広がる様な爽快な情景を描き出した1曲。​少し懐かしさを感じさせるEndorfin.らしい疾走感と、サビのタメが絶妙なアクセントとなってて好きです。なくるさんの歌声も、風に揺れるように漂いながら空気感を醸し出していて、サウンドと絡み合うセルフコーラスも心地好い…。こちらも4月27日のM3春にて頒布される作品に収録されると思うので楽しみです。


#12『神門』/ Knosis

◆ジャンル:メタルコア、ニューメタルコア
◆国:日本
◆レーベル:SHARPTONE RECORDS

 ニューシングル。8月1日に1stアルバム『GENKNOSIS』のリリースも遂に決定したので楽しみです。ヤバすぎてKnosisでイチバン好きな曲になりました。荘厳な緊張感が漂う中、ニューメタルコア由来のヘヴィでバウンシーなリフ、デスコア由来のブラストビート、エモーショナルで浮遊感あるクリーンパート、不協和音を鳴らし尽くす強烈なブレイクダウンまで畳み掛ける、恐ろしい展開。これだけ詰め込みながら、Vo. Ryoの波打つ様に変化する多彩なボーカルワークが驚異的なグルーヴを生み出し、"Know that you know nothing about me!!"と云うフレーズでキャッチーにまとめ上げたのも見事。4月11日のツアーファイナルでも聴けて最高でした!


#13『ANIMETAL』/ Within Destruction

◆ジャンル:メタルコア、ポストハードコア
◆国:スロベニア(イェセニツェ)
◆レーベル:Sumerian Records

 6thアルバム。個人的名盤『Lotus』から約2年5ヶ月ぶりのリリースとなり、トリオ編成ではコレで2枚目。2024年5月に発表された表題曲「ANIMETAL」以降のシングル5枚に、新録7曲を加えた全12曲を収録。
 名盤。元より日本のポップカルチャーへの愛が強かった彼等ですが、アニメや特撮、ゲーム等からの強いインスピレーションが更に反映され、タイトル通りの独自のモダンメタルコアを遂に完成させた集大成とも言える作品。Gt/Vo. Howard Fangによる歌メロも大幅に強化され、ポストハードコア的アプローチに、彼等の感性や美学が活かされたポップさとキャッチーさが溶け込んでいます。Tr.1「ANIMETAL」のOP感は絶大で、Tr.3「KANASHIBARI」やTr.5「FATE // SEPARATE」、Tr.7「INCOMPLETE」など挿入歌及びサントラを彷彿させる楽曲が中盤は揃いました。Tr.6「CYBERGIRL」のサイバー感溢れるエレクトロアンビエントを始め、テクノ、トラップなど電子音のアレンジが際立ち、ボイスサンプルやコーラスまで加わった雰囲気重視のお蔭もありますね。Tr.8「STAY 4EVER」の爽快なクライマックス感、Tr.12「A LOVE THAT SLOWLY DIED」の余韻を残すED感も気に入っています。初期のスラミングデスコアの影は殆ど無くなったものの、Vo. Rokによる地を這う様なボーカルとDr. Lukaの引き締まったドラミングは健在で、バンドの核である強靭なグルーヴを生み出しています。Djentyなリフや華麗なギターソロを搭載しつつ、ツインボーカルのコントラストとブレイクダウンへのスムーズな移行も心掛ける。細部まで磨き抜かれた構成美も特筆すべき点でしょう。ギターソロはガチで好き。だからこそ、惜しむらくは恒例のギターインスト曲が無かった事ですね。とは言え、全体の一貫した雰囲気は前作以上です。リスク承知の上で、ジャンルの越境者となり、日本愛と音楽的探求を貫いた姿勢は素晴らしいし、今迄彼等を聴いてこなかったリスナーにも届いたら嬉しいです。先日4月10日の来日公演も最高でした!


#14『Reflections』/ Fainthearted

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:南ドイツ
◆レーベル:Blood Blast Distribution

 デビューEP。2023年のデビューシングル「REM」以降のシングル全てに新録2曲(うち1曲はinst)を加えた全7曲を収録。
 名盤候補。フルアルバムではないですが、デビューシングルから追っていて待望だったので嬉しいですね。ドライブ感の強いテクニカルリフから生まれる疾走感とアグレッション、中期のInvent AnimateやERRA系の影響を確かに感じる煌びやかでアトモスフェリックな音像、そしてプログレッシヴなグルーヴが持ち味。骨太で安定感のあるスクリームと、エモーショナルなクリーンによるコントラストも絶妙です。Tr.3「Ultraviolet」のどこかアニソンライクなサビメロが堪らなく泣き。この曲のギターリフは本当に絶品で、バンドとしての個性も際立っていると思います。新録曲「For Never」も同系統に仕上がっており、開幕からヒロイックなリフが駆け巡り、流麗でドラマティックな展開美の中で爆発するエモーションに拳を掲げ、歌いたくなるはず。今後さらに注目を集めること間違いなしの新星を是非!


 以上、4/7~4/13はアルバム2枚、EP2枚、シングル10枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート


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