新曲で彩る一週間【3/10~3/16】
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。3/10~3/16リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。
#1『追壊のネモフィラ』/ みそらみみ
◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:梔
◆デジタル配信:無し
ニューシングル。第一回WEBEAT:mania公募にて収録が決定した楽曲。駆け抜けるスピード感や滑らかなメロディライン、重厚感のあるメタリックなドロップ、ドラマティックな展開等々、しっかりと音ゲーコア感に溢れていていてカッコイイ。切なげに絞り出す様な歌い方も光ります。
#2『ANGER』/ 御莉姫
◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞:Mahiro、作編曲:Kazuto Okawa:LLLL
◆デジタル配信:https://girls-rev-project.lnk.to/ANGER
3rdシングル。燃え上がる様に狂気的かつ挑発的なムードを纏った1曲。エキセントリックでヘヴィなサウンドが響き渡り、捻りの効いたメロディラインも独特のスリルを生み出していますね。艶やかで棘も感じさせる力強い歌声が聴き手を煽る様に引き込んできて。1:42のシャウトもカッコイイ。
#3『P・R・I・M・A』/ Mixstgirls
◆所属:Mixstgirls(ミクストガールズ)
◆作詞:真崎エリカ、作曲:本多友紀(Arte Refact)、編曲:Nika Lenz(Arte Refact)
◆デジタル配信:おそらく後日
3rdオリジナル楽曲。ネオン街を思わせるスタイリッシュなサウンドスケープで、エレクトリックサウンドと絶妙に絡み合うグルーヴィーなリフが良いですね。ラップパートでは、カワイイからクールまで、メンバーの個性が際立つ仕上がり。その一方で、全員歌唱のサビではパワフルなエネルギーを一気に打ち出していて、気持ちがグッと乗りやすい。
#4『MANIFEST』/ 氷室カナデ
◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:Osanzi
◆デジタル配信:https://linkco.re/gMdruMTV
記念すべき初のオリジナル楽曲。Osanziさんらしいキレといハネ感がスタイリッシュに駆け抜ける、鮮烈なベースハウス系ナンバー。大音量で音圧を全身で浴びたくなりますね。リズミカルにメロディを乗りこなす艶っぽい歌声が魅力的で、ラップパートも非常にクールです。セルフコーラスの他に、ふふっとした笑い声がサンプリングされているのも芸が細かい。
#5『CHRONIC』/ Anya Melfissa
◆所属:ホロライブインドネシア
◆作詞:monii、作曲:Johnny R・monii、編曲:Johnny R・monii・Ari
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/rXh25Y
ニューシングル。誕生日を記念してリリースされ、生誕祭ライブでも披露されました。キュートでメロウなサウンドが心地よく広がるモダンポップナンバー。ひたすらキャッチーなメロディで、リリックまで耳に残りますね。歌声もコロコロとした軽やかな響きから、ウィスパー気味の浮遊感ある響きまで、使い分けていてとても良き。
#6『サクラミラージュ』/ ReGLOSS
◆所属:ホロライブ
◆作詞・作曲:OHTORA、作編曲:New K
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/x5Zk8A
5thシングル。名曲!ReGLOSSの曲でイチバン好きかもしれん。サクラが咲き誇る春の景色と、未来への期待をテーマに描いた1曲。風情あるポップサウンドに彩られ、巧みな休符使いでグルーヴィーにビートを刻んでいくんですが、特にサビが気持ち良すぎてエグイ。パッと花咲く情景や舞い散る様子を見事に表現していて、日本語特有の趣ある響きを活かしたリリックも歌メロにより一層の立体感を与えているなと。メンバーの個性が際立つ歌も冴え渡り、パワフルかつスタイリッシュ。ラップもキレキレですね。ダンスパフォーマンスの躍動感までもが目に浮かぶ完璧な仕上がりでした。
#7『いつまでも貴方に花束を。』/ 焔魔るり
◆所属:RK Music「ライブユニオン」
◆デジタル配信:https://linkco.re/HUBr6rN4
記念すべき1st EP。2024年1月からリリースしてきた「Last Beat」、「シズムリウム」、「棘宵」、「Fury」を含む全7曲を収録。全曲、作詞をつむぎしゃち、作曲を夢見クジラが手掛けています。
テーマは『大切な人との別れ、そして旅立ち』。通しで聴くと、まるで一冊の物語を読み終えたかの様な圧倒的な読後感に浸れる1枚でした。別れから始まる構成の為、開幕から哀しき宿命・運命的な世界観を強く打ち出し、Tr.2「Last Beat」でもスケール感と迫力に満ちたサウンドが一気に聴き手を飲み込んできます。ピアノとストリングスが織りなす芳醇な響きはセカイ系の香りすら漂わせる程壮大で奥深いです。どの楽曲も、心情を丁寧に描き出すリリックと曲展開が際立ち、そこに寄り添う様に歌い分けられていますね。Tr.3「シズムリウム」は、セルフコーラスの響きも美しく、多彩なニュアンス表現がサウンドと極限まで調和。Tr.4「棘宵」は、悲劇の余韻が胸を締め付け、心から訴えかける様な歌声が響きます。Tr.5「Fury」は、冷酷さと力強さを秘め、鋭い緊張感を生んでいるなと。新録曲となったTr.6「Hope Song」は、光が少しずつ差し込み、旅立ちを送り出すかの様な祝福感に包まれる1曲。感動のエンディングを迎え、泣きを誘う仕上がりでした。
どの楽曲もライブで大化けする事も間違い無しなので、いつかワンマンライブ実現して欲しいし、もっと多くの人に本作が届いて欲しいですね。
#8『We are Travelers』/ 松永依織
◆所属:RIOT MUSIC「Blitz Wing」
◆作詞・作編曲:Aira(Dream Monster)
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/A00180457
12thシングル。大地を踏み鳴らすような力強いリズムが印象的な1曲。胸が高鳴り、思わず足取りも軽くなりますね。旅の一員として、希望や期待を抱いて進んでいくような逞しいメロディは、クラップやシンガロング必至の高揚感を生み出しており、現地ライブだと化けそうです。伸びやかで力強い歌声も楽曲を牽引していて、サビ入りの瞬発力が特に好き。
#9『FIRST STEP』/ 博衣こより
◆所属:ホロライブ
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/SdOKbq
記念すべき1stアルバム。DECO*27やナナホシ管弦楽団、かいりきベア、矢吹俊郎、瀬尾祥太郎、渡辺翔など豪華クリエイターが手掛けた、これまでのシングル8枚に加え、新録4曲を加えた全11曲を収録(※CDにのみボーナストラックあり)。
名盤候補。瑞々しく可愛いらしいアイドル的側面を打ち出しつつも、王道ミクスチャーロックから中毒性ある電波ソング、Kawaii Future Bass、エモーショナルバラードまで、幅広く楽曲が揃った1枚。歌詞に関しても、キャラソン感が強いモノから、メッセージ性高いモノまで様々。どれも異なる魅力を持ちながら、今の集大成とも言えるなと。その象徴として、過去シングルの再録が多く、2025ver.記載楽曲については、改めてアレンジ、ミックス、マスタリングだけでなく、恐らく再レコーディングまでされている事。勿論当時も全力だったはずですが、成長した歌唱力をファンに届けたい気持ちを感じましたね。実際、更に聴き易くなり、こよりの魅力も弾けていました。特にTr.8「エゴイスティック・シーソー」では繊細な響きが際立ち、更に好きになりました。是非、過去ver.と聴き比べして楽しんで欲しいなと。新曲では、Tr.3「シアワセ√コヨリニウム」がIOSYSらしいカオスな電波ソングながら、リフがメタルすぎて気に入っています。アルバムを締め括るTr.11「Dear you 128√e980」は博衣こより自身が作詞を手掛けており、彼女と過ごす月日を重ねば重ねる程、エモーショナル度合が増幅するメッセージがステキでした。今後、大切に育っていく楽曲になると思います。近い将来ワンマンライブの実現も夢じゃないと思うので、今後も楽しみです。
#10『My Place』/ 電音部
◆所属:バンダイナムコエンターテインメント
◆作詞:nakotanmaru、作編曲:PIKASONIC
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/LLfWMMNbn
シブヤエリアの鳳凰火凛 (CV: 健屋花那)が歌唱を担当。電音部4thライブで初披露されました。遂にPIKASONICが電音部に参戦!歌詞もナナツカゼでタッグを組んでいるnakotanmaruさんが手掛けており、安心と信頼しかない。ピアノの旋律が切なく香り立ち、どこかノスタルジックな雰囲気も醸し出していて。エモーショナルな広がりの中、一点の光を求めて限界を超えて突き進む様なビルドアップが圧巻です。ラストは超加速感や健屋ちゃんの伸びやかな歌声、温かみのある歌詞も相まって、胸が熱くなりましたね。
#11『グラデーション』/ Awairo
◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆デジタル配信:https://shinsekai.lnk.to/Gradation
記念すべき1stフルアルバム。コンポーザー雄之助と、シンガー/作詞家WaMiによるユニット。2人の原点でもある「Loop」を始め、結成以前のコラボ楽曲まで再録し、これまでリリースしてきた6枚のシングルに、新録2曲を加えた全13曲を収録。
名盤!デビューから約1年半、遂にリリースされて嬉しい限りです。巧みにブレンドされたサウンドは唯一無二で、光の反射によって色合いが変化するグラデーションの様に楽曲毎に異なる輝きを放っています。メロディも多彩で、Tr.1「Pale&Deep」やTr.7「Navy」、Tr.12「Loop」等では、甘美でエモーショナルなメロディが響く一方、Tr.5「Satellite」やTr.6「個性」、Tr.9「Love or Lie」では、自然と身体が揺れるフロアライクなキャッチーさが光ます。更に、Tr.3「烙印」やTr.4「ブルームーン」では、奥行きを生み出すドロップも炸裂しており、インパクト抜群。WaMiさんの歌声は、艶やかで透明感に満ちつつ、伸びやかに歌い上げる中で繊細な抑揚と感情も込められていて、どこか凛とした強さも宿しています。まるで踊る様にリズムを刻む歌唱では、楽曲のグルーヴをより鮮明に際立たせていますね。歌詞も、同じ様な境遇や感情で思い悩んでいる、或いはそんな経験がある人々へのメッセージが綴られており、心に響くはずです。新録曲では、Tr.8「resilience」がライブだとシンガロングできそうで楽しみで、再録曲では、Tr.2「グラスヒール」のアウトロアレンジが特に最高でした。二人の個性が相乗効果を生みながら確かにAwairoの世界観を築き上げているなと改めて実感した1枚でした。4月4日には本作のリリパライブが開催されますので是非!
#12『Blood in the Void』/ Empty old City
◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆デジタル配信:https://anarchic-record.lnk.to/BloodintheVoid
記念すべき1stフルアルバム。コンポーザーNeuronと、ボーカルkahocaによるユニット。KAMITSUBAKI STUDIO所属後にリリースしたシングル4枚「Buffer」「ゴースト警告を唄う」「Astronomy」「Death Designer」に新録曲を加えた、全10曲を収録。
名盤~!EoCも神椿所属以前から好きだったので嬉しいですね。幻想的かつ神秘的な美しいサウンドスケープが特徴的で、SFチックな宇宙スケールの物語を描き出した1枚。無機質な冷たさと血の通った温かさが見事に共存している音楽性で、楽曲の多彩さと唯一性にも目を見張るモノがあります。宙を舞う様な軽やかなピアノの旋律を中心に、ドラムンベースやトラップ、シンセウェーブと云ったEDM要素を加え、オーケストラやジャズ、民族音楽まで巧み織り交ぜて見事に昇華しています。雑多にならず、寧ろ軽やかで心地好い余白まで生み出しているのは、磨かれた美的センス、美意識の高さの賜物でしょう。特にお気に入りはTr.3「Buffer」とTr.9「Astronomy」。目を閉じて耳を傾けると、スタイリッシュなメロディから淡い情景が思い浮かぶ様です。一方、リード曲Tr.4「Moonian」やTr.7「Death Designer」は古めかしい伝統美を感じさせるノスタルジックなメロディが印象的。Tr.6「Lazy and Loose」やTr.8「ノスタグラム」は遊び心を感じる変化球的なアプローチが良かったです。Vo. kahocaさんの歌声は、独特の透明感と柔らかさを持ち、どこか物憂げでミステリアスな魅惑的一面も漂わせていて。サウンドと絡み合い、EoCならではの浮遊感や蕩ける感覚を生み出しているなと改めて思いました。ラストTr.10「Cipher」はアルバムを締め括る曲として余りに完璧でしたね。通しで聴いた時の、叙情的で幻想的な、リラックス音楽体験を是非味わって欲しいです。1stワンマンはいよいよ3月29日に開催。生でこの世界観に浸れると思うと、今から本当に楽しみです。
#13『ダレモ』/ トゲナシトゲアリ
◆所属:ユニバーサルミュージック
◆作詞:カイザー恵理菜、作曲:遊部優介、編曲:玉井健二・遊部優介
◆デジタル配信:https://togenashitogeari.lnk.to/no_one
久々の完全新曲。AメロもBメロも全てがサビへの布石となり、ストレートにゴリ押しできるパワフルさとエモーショナルな熱量が素晴らしい1曲。二段構えのサビにしっかりと泣き転調も仕込まれていて、これ嫌いなオタクはいないでしょう。そして何より、Vo.理名の表現力の成長ぶりが驚異的だなと、ライブだけでなく音源でも改めて実感できました。
#14『Stranger』/ Prompts
◆ジャンル:ニューメタルコア、プログレッシヴ・メタルコア
◆国:日本
◆レーベル:Greyscale Records
ニューシングル。Vo. PK自身のアイデンティティの混乱をテーマにした曲との事で、The Plot In YouのVo. Landon Tewersをフィーチャリングゲストにも迎えています。これまた衝撃が走る1曲。精神世界に迷い込んだかの様なカオティックで轟音ながら、余りに統率の取れた勢いとグルーヴに圧倒されますね。1:45辺り顕著ですが、PKのスクリームともクリーンとも言えない絶妙な表現力も光っていて。Landonとのブレイクダウンも物凄い重量感で叩き落としてくる。それでいて、余韻としては非常に美しいのがホントに好き。今年こそGreyscaleからアルバム来るかなと期待しています。
#15『Devil Left Me On Read』/ Not Enough Space
◆ジャンル:メタルコア、デスコア
◆国:アメリカ(セントラル・フロリダ)
◆レーベル:Thriller Records
ニューシングル。MV含め、デスコアに接近する勢いのブルータリティに溢れていて、ブレイクダウンの入り方まで少し懐かしいデスコア様式美を感じて良き。ボーカルもクリーン一切無しで2人ともスクリームを担当しており、特にVo. Liv Mitchellのピッグスクイールが強烈ですね。Thriller Recordsと契約してから、激ハマリしてるので今年はアルバムリリース期待です。
#16『Hedgehog's Dilemma』/ Mirabi Frame
◆ジャンル:ポストハードコア
◆国:ロシア、日本
◆レーベル:自主
Valiant HeartsのGt. Igor Serokvashaによるプロジェクトのニューシングル。ボーカルは『Kirai Kirai Kirai』と同じく、飛騨産シンガーASAMIが担当し、Tom Byrne(Galleons & Valiant Hearts)もフィーチャリングゲストに迎えています。タイトル的にもエヴァにインスパイアされていそうな1曲。EP『Mirage』のセカイ系ヒロイン像より、寧ろ主人公像が浮かび上がるリリックとメロディが魅力的。サビはひたすらキャッチーで、Tomが渋く独特の空気感を纏った歌声を響かせた後、エモーショナル感が加速する展開も良き。
#17『Metanoia』/ Convictions
◆ジャンル:メタルコア
◆国:アメリカ(オハイオ州フリーモント)
◆レーベル:自主
2024年8月にリリースされた5thアルバム『The Fear of God』のDelax版に収録された新録曲。彼等らしいダイナミックで重厚感あるリフが飛び交う中、Metanoia!!って一生叫びたくなるキャッチーさが光る1曲。ラストの約40秒間で段階的に落とし続けるブレイクダウンも最高。ライブに持って来いな、正に"こういうのがいいんだよ"的キラーチューン。
以上、3/10~3/16はアルバム3枚、EP1枚、シングル13枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。
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