新曲で彩る一週間【12/1~12/7】
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。12/1~12/7リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。
#1『暁闇エクスデス』/ 秘密結社holoX
◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:PandaBoY
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/iBIeaP
6thシングル。4月8日に1stアルバム『Secret ORDER』の発売も決定しました。4年前のholoXのデビューPVの音楽を担当したPandaBoYがその一部をサンプリングしつつ制作。始まった瞬間からノリノリで、気づけば身体を躍らせにくるパーティーチューンに仕上がっていますね。各メンバーのアイデンティティが様々な形で取り入れられ、特にドロップの技名コール。“わかっててやるダサさ”が良いです。4月29日には初のワンマンライブが決定。色々と思う処はあるんですが、めでたい事には変わりないのでね。チケット当てますよ。
#2『Lapis Lazuli』/ 鷹嶺ルイ
◆所属:ホロライブ
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/LapisLazuli
2ndアルバム。先行配信された「ZIG-ZAG」「DARE?!」「get lucky」「アナスタシスガール」の他、松室政哉、Rockwell、園田健太郎などが参加した新録6曲を加えた、全10曲を収録。
全編、"VS(闘い)"をテーマに様々なジャンルに挑戦した意欲作。1stアルバムから続投となる作家陣が数名いる事からも、信頼して難度の高い曲となっていますが、しっかり歌いこなしているなと。自らと向き合い、歌の強みに前向きに、自信が満ち溢れています。先行シングルからも、妖艶な雰囲気、色気を帯びたクールな感じ、引っ搔き傷を残す様ながなり声を押し出しており、全体的にもよりアーティスティックになった印象でした。既発は、同期のラプラス・ダークネスをゲストに迎えたTr.6「アナスタシスガール」(VSイジメ)がやっぱりイチバン好きですね。新録曲は、Tr.9「アン・シンデレラ」(VSブラック企業)とTr.10「抗う君への鎮魂歌」(VS世界)が気に入っています。前者は、舞踏会的なロマンティックな雰囲気に潜んだ反抗心の塊が巧く描かれているなと。後者は、クラシックな質感と、勇壮なメロディラインが調和していて、物語性を強く感じました。オリジナル楽曲は充分に揃ってきたので、残る目標はソロライブしかないですね。来年の動きが楽しみです。
#3『ユリシーズ』/ 夢深める
◆所属:megumi88works
◆作詞・作編曲:堀江晶太
◆デジタル配信:無し
ニューシングル。「SHOWROOM AWARD 2024」の年間最優秀賞バーチャル部門副賞として、堀江晶太が楽曲提供。宇宙と交信するかの様に広がっていく、爽やかで開放感に満ちたロックナンバー。真っ直ぐ繰り返されるメロディに浮遊感を持たせていくキラキラしたギターリフが良い…。星々の輝きにも見えるし、涙を流す心の奥にも映る、絶妙な塩梅。2サビを敢えて設けない事で、エモーショナルの圧がじわじわと蓄積されていく展開も流石ですね。そして、夢深めるの歌声。星灯りに描いた夢に手を伸ばす様な、力強い響き。優しさと確かな意志が同居しているのを感じられました。
#4『青のまま』/ 碧依さくら
◆所属:re;BON
◆作詞・作編曲:さくら / 雪女P
◆デジタル配信:https://zula.lnk.to/dRtkWVZL
ニューシングル。ピアノを軸にしたポップでエモーショナルなナンバー。芯を形づくり、シンセによる水面の反射の様なキラキラとした彩り方が良いですね。サビの航海へ出る瞬間をイメージさせる開放感が、聴き手の内側から勇気づけてくれます。前へ進んでさえいれば、きっと青の美しさが広がるはずだと、そんなメッセージを優しく柔らかい歌声で届けてくれています。
#5『これしかないよ』/ love=charmulet
◆所属:個人勢(元Kizuna AI Inc.)
◆作詞:love=charmulet、作編曲:KAIRUI
◆デジタル配信:https://linkco.re/UEebVasS
ニューシングル。体調不良による活動休止や挫折を経験しながらも、"それでも夢と生きたい"、そんな心情を歌った1曲。オルゴールみたいな優しい音色が降りてきて、まるで子守唄に包まれる様な安心感を与えてくれますね。後半にかけてビートが高まり、一気に壮大なスケールへと広がっていくドラマ性も見事でした。小さな灯りが、夜空一面に広がる星になった様です。らぶちゃのウィスパーボイスには、そっと祈りを捧げる温かさがあります。
#6『彗星』/ 星街すいせい
◆所属:ホロライブ
◆作詞・作曲:tuki.、編曲:野間康介・KOHD (agehasprings)
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/yLXxse
ニューシングル。ロマンチックでどこか神秘的な光の粒子が全体に漂い、物語の幕が静かに上がる様な1曲。サビのダイナミックなスピード感が一気に視界をさらっていく感じ、まさに彗星が降り注ぐ瞬間に立ち会ったかの様な迫力と感動がありますね。ラスサビ転調で駆け上がる瞬間も更に胸が高鳴ります。すいちゃんの伸びやかな歌声も、どこまでも届く力強さがあって、楽曲の壮大さを引き立てているなと。2月21日に開催されるワンマンも無事にチケット握れたので楽しみです。
#7『To Be Alive』/ HACHI
◆所属:RK Music
◆作詞:yacco、作曲:tee tea、編曲:SHINTA
◆デジタル配信:https://hachi.lnk.to/To_Be_Alive
2月11日にリリースされる4thアルバム『Revealia』からシングルカット。"孤独と逃避"から"自己開示"へと向かう、HACHI自身の心の葛藤を歌ったパーソナルな1曲となりました。どこか沈んだ感情や揺らぎが、空や自然の広大さに覆い尽くされてしまう様なコントラストが浮かぶサウンドスケープ。ドロップ以降、一気にドラマティックになり、影が差すと同時に感情を曝け出しながらも、その弱さを抱きしめる温度感が歌声に帯びていて、ひどく胸を打ちます。12月12日に開催されるワンマンライブのチケットまだあるので是非!!
#8『天命』/ Lucia
◆所属:個人勢
◆作詞:Lucia、作編曲:匿名
◆デジタル配信:https://linkco.re/SzTPPMvn
4週連続リリース第4弾。どこか超越的な美しさを放つ荘厳なサウンドスケープで贈る1曲。けれど威圧的ではなく、心の奥に満ちてくる気配が素晴らしいですね。優しいメロディがすっと流れ込む中、ハッとするのは、"私の声で 運命を照らせ"といった言葉に決意を滲ませる歌唱。柔らかいのに揺るぎなく、一筋の光を放つ存在感が聴き終わった後にも心に強く残りました。12月6日に開催された2ndワンマンライブも素晴らしかったので、ライブレポお待ち頂ければと思います。
#9『切り咲く』/ 幸祜
◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:Aira(Dream Monster)
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/ILMWailR
オープンワールドアクションRPG『鳴潮』千咲のキャラクターソング。淡く寂しげな情景が浮かび上がるストリングスが印象的な1曲。それでも、サビではヒロイックなメロディが、鮮烈な色彩で景色を一気に塗り替えていく。地面を強く蹴り出して、羽ばたいていく、そんな力強さを感じますね。幸祜の歌声には、弱さも痛みも全てを抱き抱えたまま進もうとする情感がしっかり帯びていて見事でした。
#10『狼煙』/ 大神ミオ
◆所属:ホロライブ
◆作詞・作曲:草野華余子、編曲:BLACK ALBATROSS
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/RkscpA
ニューシングル。活動7周年を記念してリリースされました。9月に1stワンマンを大成功で終えたばかりですが、本作は更なる覚悟が窺える力強い1曲に。和風テイストの旋律は凛として美しく、彼女ならではの温かみも織り交ぜられていて。サビの歌い出しも切れ味抜群でカッコイイ。一刀両断する様な鋭さがありますね。信念を貫く重心の据わった歌声を確かに刻み込んでくれました。
#11『ARCS』/ Set For Tomorrow
◆ジャンル:メタルコア、ポストハードコア
◆国:アメリカ(バージニア州リッチモンド)
◆レーベル:Thriller Records
今年10月にThriller Recordsと契約後、初となるアルバム(EP?)。2024年6月にリリースされた「CTRL」以降のシングル全てに、新録1曲「Bad Advice」を加えた全8曲を収録。
新録少なすぎ!と叫ばずにはいられないんですが、作品としては普通に良盤。メタルコアの容赦ないヘヴィネスはそのままに、ポップパンクのエネルギー、EDMのバイブスを取り入れたポスコアスタイル。メロウなグルーヴと浮遊感のあるサウンドのアンサンブル、そしてフックを効かせたキャッチーなメロディが魅力的。歌い上げるのは、独特の色気を放つスムースなクリーン。対照的にシャウトはブチギレ系なので、この温度差も良いなと。構成は非常にコンパクトではあるんですが、Tr.5「Impulse」やTr.7「Counterfeit」を始め、ニューメタルコアやデスコアっぽく傾倒していくポイントが随所に見られるのは面白い仕掛けだなと。新録Tr.4「Bad Advice」もメリハリいい展開で、この手のジャンルが好きな人には万人受け良いかと思います。引き続き、注目していきたいバンドです。
#12『Neversleep』/ Crystal Lake
◆ジャンル:メタルコア
◆国:日本
◆レーベル:Century Media Records
来年1月23日にリリースされるアルバム『The Weight of Sound』からシングルカット。Myke Terryを(Volumes、Fire From The Gods)フィーチャリングゲストに迎えています。かなりシンプルにCrystal Lakeたらしめる要素がギュッと詰まっていて、「Hatred」を今のアレンジで再構築した感じ。単品だと物足りないけど、ライブの燃料として投下するには丁度いい。
#13『Shell』/ Inchaos
◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:中国・杭州
◆レーベル:自主
ニューシングル。ギタリスト王旭阳 Wang XuYangをゲストに迎えた1曲。重厚なプログレグルーヴが支配し、巨大な建造物が姿を現していく様。その美しい景色を瓦解させていく叙情スクリームと、哀愁漂うクリーンのコントラストに翻弄され、ラストは流麗に駆け抜けるギターソロが待ち構える。プログレオタク的には満点です。
#14『黝堊の祈り - Anima immortalis est.』/ Imperial Circus Dead Decadence
◆ジャンル:メロディック・デスメタル、デスコア
◆国:日本
◆レーベル:自主
ニューシングル。独自の様式美で約8分間に及ぶ物語をドラマティックに描き出してて、相変わらずカッコイイなと。地獄を這いずるブルータリティを撒き散らして闇へと引きずり込んだかと思えば、雲間から光が差す様にメロディが天へと昇っていく、ICDD流の慈悲。祈りを捧げるように響き合うツインボーカルも、共に歌いたくなります。個人的に、残り2分程で訪れるツインリード、第二章開幕感が胸熱で好きすぎる。またライブ行かねば。
以上、12/1~12/7はアルバム1枚、EP1枚、シングル12枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他、何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteのアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
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