新曲で彩る一週間【2/16~2/22】
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。2/16~2/22リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。
#1『TRI-ANGLE DRIVE』/ vα-liv
◆所属:バンダイナムコエンターテインメント
◆作詞:乃々花りあら、作編曲:Hmt2
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/A00212828
ニューシングル。鮮やかなサイバー感、ネオンが走る高架下、そんな近未来の景色を描きながら、どこか懐かしい平成アニソンの血が流れる1曲。迷いなく前へ進む疾走感と、歌メロの胸を張ってる感が気持ちいい。3人のバランス感も絶妙で、隙無しですわ。ラスサビ飛びポあって好き。2月21日に開催された2ndワンマン最高だったので、ライブレポお待ち頂ければ。
#2『Monsters and Men』/ Shiori Novella
◆所属:ホロライブ EN
◆作詞:monii、作編曲:MELOIMAGE
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/Y6ZMPF
ニューシングル。むっちゃ良い!ダークゴシックな美しい世界観を創り上げるメタルナンバー。迫り来る感覚は支配的で、どこか魅惑的、でも不思議と心地好い。深いソファに沈める様に包み込む、そんな感覚があります。彼女の魅力があってこそと云うか、歌声で音像にもほんのり柔らかさを添えていますね。囁きパートもあるのでイヤホン・ヘッドホンでの視聴推奨。
#3『侵蝕の記録』/ 美古途
◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:Neuron
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/LogofErosion
4thシングル。2月18日に迎えた誕生日を記念してリリースされました。以前より彼女の歌声は浮遊感あるサウンドスケープと相性が良いと感じていたので、Neuronさんの起用は嬉しいですね。音の粒子が空間に溶け、身体が浮き上がる感覚になる1曲。掴めない霧の様なのだけれど、それでいて手の届く距離の、美しい情景が次々と現れては消えていく。そんな情景の中で、"これだけは"と大切を掬い上げる瞬間がある。その意志の強さも感じます。美古途さんの歌声も繊細でありながら凛としていて、楽曲の世界観をより鮮明にしています。
#4『掴みたい光』/ ミナミイズミ
◆所属:RIOT MUSIC「無原唱レコード」
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/A00212407
1st EP。シンガーソングライターとして全曲の作詞作曲を手掛け、デビュー時に発表した「Break through」のフル尺を始め、生配信でも披露してきた全5曲を収録。
ライブハウスで掻き鳴らされているアンプの熱を、そのまま閉じ込めた様な1枚。少しだけ懐かしい残り香のするオルタナロックを軸にしながら、爽やかに抜ける事もできるし、影を落としウェットにもできている。どの楽曲もサビの即効性が高いのも魅力。強いと云うより、ひらすら真っ直ぐで。輪郭のある歌声が迷いなく前に出ており、感情の出力口が広い印象ですね。音域幅も安定して綺麗で高音は清らか。何より、声に自分の言葉を信じている感触がありました。Tr.1「Break through」とTr.2「諦めることを諦めたい」は、視界の開けた疾走感が心地よい。Tr.3「ぐるぐる」はポップなアレンジで、Tr.4「心の残響」では、ポエトリーを主軸にトーンと重心を落とす。Tr.5「結晶」は、ピアノが映える特にエモーショナルな1曲。"掴みたい光は 窓の向こう"と、アルバムタイトルを回収する一節は、EP全体の核心を照らしてくれました。歌詞は総じて内省的で、回顧と清算の告白。前に進む為の言葉を選んでいる印象で、同じ想いを経験した誰かにとってヒントになるかもしれません。等身大のまま差し出された誠実さが、彼女の名刺代わりの1枚に昇華された作品でした。2月28日に開催される1stワンマンは既に完売。今後の活躍にも注目していきたいですね。
#5『愛と死と海の詩篇』/ 妃那子
◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:湊貴大
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/A00211613
シングル『Livyatan』に収録された3曲目のオリジナル楽曲。MV公開に併せて改めて紹介。今作もセイレーンの物語を意識しながら、俯瞰的な眼差しを通す1曲。歌い手でありながら、語り部でもある感じ。ケルト音楽っぽい温かい音色が全体を柔らかく包む、身を預けたくなる類の溺れ。描かれる海は茫洋として広く、それでも物語の輪郭は崩れない、メロディの進行力が成立させていますね。サビは特に泣きを誘われる…。妃那子様の上品かつ優しい歌声。遠くまで響く強度に、確かな覚悟を宿しています。
#6『Ridin' on Dreams』/ hololive IDOL PROJECT
◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:小池竜暉、編曲:熊谷主毅・青木隆多
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/pl945J
ニューシングル。新しい全体曲であり、3月6~8日に開催される「hololive 7th fes.」の為に制作された楽曲。一切の迷いなく、今年も王道アイドルソングを貫いた1曲。夢を帆に張った航海をイメージさせ、これまで積み重ねてきた時間、出逢い、ステージ、その全てを宝物として抱え込み、大海原へと漕ぎ出していく壮大さがあります。何が起きようとも、手を取り合って、進んでいく、未来へ視線。それを感じさせる明るいメロディに仕上がっていると思います。今年のfesはSTEGE1、2に参加できるので楽しみです。
#7『雑几帖』/ 心世紀
◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO「少女革命計画」
◆作詞・作編曲:矢野達也
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/Nervousness
ニューシングル。2月8日に開催されたオンラインライブ『Petalstride -鼓動-』で初披露されました。心世紀らしいエレガントな雰囲気と、電脳世界の光。クラシカルなのにモダンな煌めきが多い1曲ですね。何より圧倒されるのはメロディのレパートリー、展開の引き出しが多すぎて、矢野達也氏らしい構築美が光ります。知性と遊び心を同時に放ち、艶やかに流れ、早口でまくし立て、サビで一気に爆発。華麗に韻を踏み重ねる歌詞も武器でしょう。エネルギーの奔流に攫われるけど、共に踊りたくなる魅力が彼女達にはあるなと再認識しました。現地ライブで浴びれる日が楽しみです。
#8『RUNWAY』/ XIDEN
◆所属:RK Music
◆作詞:XIDEN・MaCky:、作編曲:KB
◆デジタル配信:https://linkco.re/uP2NpDPg
ニューシングル。牙を研ぎ澄ませたスタイリッシュなハウスミュージック。ランウェイを歩くモデルの様で、疾走感と余裕を同時に感じますね。とても魅惑的で、抗いがたい引力。グルーヴも足元からしっかりと乗せてくれるタイプですわ。ラップの切れ味も良く、特に語尾の色気を残すニュアンスはやはり印象的でした。
#9『ティニタス』/ Diα
◆所属:RK Music
◆作詞:Link"0・Diα、作編曲:Link"0
◆デジタル配信:https://linkco.re/MZBhQhPf
デビューシングル。どこか退廃的で神秘的な空気が漂う1曲。音を丁寧に組み上げ、レイヤーを重ね、世界観をじっくりと形成していく展開が良いですね。音ゲーコアらしい歪んだドロップもあり、ライブ映えしそう。歌声も儚げながら、一筋の光の様な存在感がありました。彼女を含む4名による新レーベル「Fused」の現地ライブは3月8日に開催されますので是非。
#10『はらぺこ泣き虫』/ 灯里愛夏
◆所属:バンダイナムコエンターテインメント「vα-liv」
◆作詞・作曲:佐藤貴文、編曲:Kijibato(Dream Monster)
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/QwJVEYzEe
ニューシングル。バラードを思わせる柔らかな導入ですが、気づけばいつもの様に音の奔流が押し寄せてくる1曲。バラエティ豊かな展開の振り幅に乗せて、歌詞では"過去の私"と"今の私"が交信している様で。逆再生パートからラスサビへの流れは圧巻。歩みを一気にフラッシュバックさせ、オタクを泣かせにきますね。愛夏の歌声は、とびっきりの笑顔で灯す光そのもの。強さとは無縁に見えた少女が、自分の弱さごと抱きしめて放つ光です。
#11『Nova Chro』/ 上水流宇宙
◆所属:バンダイナムコエンターテインメント「vα-liv」
◆作詞・作編曲:AJURIKA
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/aiB7sUxHX
ニューシングル。宇宙を駆けるスピード感とスケール感が一気に広がるダンスナンバー。空間がデカくて最高。発射のカウントダウンを経てのサビは音ゲーコアの血が脈打っているのも良いですね。高揚感だけでなく、音と歌声は、ちゃんと手を差し伸べてくれていて。一緒に乗っていく、そこで溢れ出るエモーションに熱くなります。ライブではシンガロングですわ。
#12『思い出の花束、二度目の恋。』/ レトラ
◆所属:バンダイナムコエンターテインメント「vα-liv」
◆作詞・作曲:早川博隆・奈須野新平、編曲:奈須野新平
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/BtF5k4mb5
ニューシングル。大人びた空気が柔らかく拡がる1曲。美しい優雅なサウンドながら、温度感としては少し切なく淡くて。確かに胸を揺らしてきますね。遠い日の記憶が、香りと共に蘇る様な、どこか懐かしい感覚。でも、同時に寄り添い、未来へ新しい風を吹かせる流れもあって。その絶妙な情感を歌声にしっかり接続し、祈る様に歌い上げています。
#13『我愛我♡』/ 東方萌萌美人
◆所属:モンソニ!(MIXI)
◆作詞:つむぎしゃち、作編曲:久下真音
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/A00212618
音楽をテーマにしたモンストのスピンオフプロジェクト『モンソニ!』より、新ユニットのデビュー曲。ボーカルは、楊貴妃(CV:黒木ほの香)、西施(CV:紡木吏佐)、王昭君(CV:井上ほの花)、月麗(CV:丸岡和佳奈)が担当。キャラクターの世界観を出し惜しみしないオリエンタルな響きが魅力のダンスナンバー。目の前がパッと明るくなるお祭りの高揚感もありますね。サビも中毒性抜群。キュートに仕上げ、コーレスパートはライブで盛り上がる事間違い無しですね。
#14『Flareline』/ Odd
◆所属:無所属
◆作詞・作編曲:uisah、編曲:mivlo
◆デジタル配信:各種ストリーミングサービスにて配信中
ニューシングル。疾走感溢れるロックナンバーとなっており、リフが火花を散らす1曲。真っ直ぐに、視線は常に高く、速く、強く、突き進んでいく、そんな姿勢がそのままサウンドにメロディになっていますね。ギターソロも痛快。ヘドバンやツーステなどライブで遊べる要素を盛り込まれているのも新鮮でした。しかし、本楽曲のリリースを以て突然の解散が発表されました…。1stワンマンを控えていたし残念でならない。結局一度もライブ観れずでした。今迄ステキな楽曲を沢山ありがとうございました。
#15『i. the many names of god』/ ERRA
◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(アラバマ州バーミングハム)
◆レーベル:UNFD
3月6日にリリースされる7thアルバム『silence outlives the earth』からシングルカット。これまた良すぎる…。アルバム終盤の三部作となる、最初の曲になる事。久々にスクリームのみの1曲で、雰囲気もかなりダークでヘヴィ。重心低めでうねりを上げるリフが良いですね。ズシズシと身体の芯を打つグルーヴが気持ちよく、奥から何かが産声を上げそうな予兆、不穏な波動がじわりと広がってきます。
#16『You Didn’t Like Me Then (You Won't Like Me Now)』/ The Gloom In The Corner
◆ジャンル:メタルコア、ポストハードコア
◆国:オーストラリア(メルボルン)
◆レーベル:Sharptone Records
2月27日にリリースが迫るニューアルバム『Royal Discordance』からシングルカット。いつものシアトリカルな展開に加えて、キャッチーなノリの良さで観客を巻き込んでいく1曲。壮大だし、展開のスピード感もあるので、気づけば終わってる。もう1周したくなるタイプで、聴き込むとテクニカルなピロピロギターもあり、ブレイクダウンも痛快。
以上、2/16~2/22はEP1枚、シングル15枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他、何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteのアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
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