新曲で彩る一週間【4/6~4/12】
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。4/6~4/12リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。
#1『Little Love / Allergy』/ Hebi
◆所属:3Y CORPORATION(韓国)
◆『Little Love』作詞・作編曲:柴山太朗
『Allergy』作詞:FLAME、作曲: BrotherSu
作編曲:LIM JUNGWOO、PAPRIKAA
◆デジタル配信:各種ストリーミングサービスにて配信中
オルタナティブ・ユニバース・プロジェクト第1弾。2曲入りシングルとなり、どちらも初の日本語オリジナル曲となりました。「Little Love」はキラキラとしたサウンドが印象的な、JPOPっぽい恋愛ソング。距離感を近く感じる、可愛いらしい歌唱が良いですね。そこから一転、「Allergy」は影を落としたハードなロックナンバー。歌声は、煮え滾る感情が爆発する様に、美しくソウルフルに響き渡ります。"ふざけんなマジ"が自然と耳に残る。反転した歌唱の変化が映えるのは、2曲構成ならではですね。実は3月27日の1st Fan Concert “FROM HERE”で先行披露されたんですが、MVが公開された時のファンの複雑そうなリアクションもオモロかったですw
#2『ブルーダイバー』/ NEUN
◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:higma
◆デジタル配信:https://linkco.re/bg3qDR8P
8thシングル。4月7日の生誕祭ライブで初披露されました。デジタルな質感を持ったサウンドが、水中の様に輪郭を曖昧に、浮遊と揺らぎを含ませていく1曲。少しずつ深度を変えながら、その中でエモーションが滑らかに零れ出していく感覚がグッときます。潜り続け、形のない"あなた"を探し続け、この声が届きます様にと。願いの眼差しを伴った、儚げだけど真っ直ぐな歌声がステキでした。彼女のオリ曲でイチバン好きかもしれません。
#3『桜心中』/ 御莉姫
◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO「少女革命計画」
◆作詞・作編曲:平田義久
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/AmidstDancingCherryBlossoms
ニューシングル。和の要素を前面に押し出し、音色から旋律に至るまで一貫した1曲。ボカロ曲っぽ疾走感もあり、的を射抜く様な鋭さが気持ちいいですね。桜が舞い上がる様な、激しさと美しさ。そんな鮮やかな光景の中で、感情を開放する歌唱も跡を残していきます。グルーヴ感が良き。
#4『Secret ORDER』/ 秘密結社holoX
◆所属:ホロライブ
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/SecretORDER
今年で5周年を迎える同期ユニットの1stアルバム。デビューシングル「常闇リペイント」を始めとした既発シングル8枚に、新録2曲とリアレンジ1曲を加えた全11曲を収録。
遂にアルバムにまで辿り着いたなと、そんな感慨深い1枚となりました。途中、沙花叉クロヱの卒業などもありましたが、彼女と共に残してきた楽曲も沢山収録されており、その事実だけでもこのアルバムが持つ意味は大きいと思います。楽曲としては、どこかミステリアスで洗練された空気感、かと思えば、カロリー高めな愉快で電波ソングっぽいノリも内包しています。ジャンルに絞られない、自由で開放的な展開。コーレスやシンガロングパートも多く、ライブでの一体感を見据えたお祭り感が強いですね。この辺りは、もはや伝統芸な気がしていて、新録曲もその流れをしっかり汲んでいました。どの楽曲でも、各メンバーのアイデンティティが際立ち、個性的な歌唱が自然と独自の雰囲気までも作り上げています。そんな中で、Tr.5「暁光クロニクル」は、*Lunaが手掛けたエモーショナルナンバーとなっており存在感を放ってますね。絶妙なバランス感で、美しいハーモニーを生み出しており、泣きを誘います。4月29日のワンマンライブ、本当に楽しみです。
#5『トキハナテ』/ 獅白ぼたん
◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:Hylen
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/am3SLc
ニューシングル。Hylenさんを再び起用した1曲で、Neurofunk系の重厚なベースを軸に据えながら、音のレイヤーを緻密に積み上げた音ゲーコア的な仕上がり。唸りを上げるだけでなく、ASMR要素まで織り交ぜ浮遊感を張り巡らしていて、独特の没入感がありますね。2023年にRemixを出して以降、ししろんがこの方向に舵を切った様に窺えるんですが、かなり正解だと思いますね。シルキーな歌声が渾然一体となった美しき音像。
#6『히로인이 되고싶어(I Want to Be a Heroine)』/ StelLive
◆所属:StelLive(韓国)
◆作詞:REQ, Shirayuki Hina, Yuzuha Riko、作曲:DAUN (INHOUSE)
編曲:REQ
◆デジタル配信:coming soon…(5月8日予定)
5月8日にリリースされる1stアルバム『STAR TRAIL』からシングルカット。春の空気をまとったポップなロックナンバーとなっており、明るさと温かさを同時に運んできてくれます。そこには、恋なのか、物語なのか、何かが始まりそうな予感もあって。絶妙なハネ感に、英語や日本語のアクセントも散りばめられ、気持ちが自然と上がりますね。歌唱も皆んな素直にカワイイ。StelLiveもいつか現地ライブ行きたいところ。アルバム楽しみです。
#7『Beyond the Sky』/ Xtreme Deep Field Project
◆所属:春魚創意Springfish Creative(台湾)
◆作詞・作編曲:HXL
◆デジタル配信:https://umg.lnk.to/jskjh
1stアルバム『《極深空計畫》同名專輯』に収録された新録曲。スペーシーな質感をまとったEDMに仕上がっており、開放的でありながら包み込む様に配置されてる感じもして心地好い。構成自体は至ってシンプルですが、Bメロとか台湾特有な気がする、何とも言えない揺らぎが特徴的だなと。気づけば身体が浮き上がり、少し先に着地している、そんな1曲でした。アルバムは全10曲入りで、ソロ、デュエット曲も揃っているので是非。
#8『Reveal』/ 巫てんり
◆所属:NishikiGoi Production
◆作詞・作曲:巫てんり、作編曲:佐々木”コジロー”貴之
◆デジタル配信:https://nex-tone.link/A00216309
2ndシングル。4月11日に開催された2ndワンマンライブ"Reveal"にて初披露されました。フルバンドRECによる質量と迫力が押し寄せる、疾走感あるロックナンバー。拳を突き上げたくなる熱さを持ちながら、その奥には切なげなニュアンスもあって。大地を踏みしめ、手を伸ばし、何とか繋ぎ止めようとする様な、そんな力強さを芯として、歌唱からも感じましたね。このあとライブレポも書くので、お待ちいただければなと。
#9『AFTER THE SILENCE』/ Avalanche Effect
◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア、オルタナティヴ・メタル
◆国:ドイツ
◆レーベル:Blood Blast Distribution
5月1日にリリースされる3rdアルバム『LETTERS TO MY FUTURE SELF』からシングルカット。同郷のプログレッシヴ・メタルコアChaosbayのVo.Jan Listingをゲストに迎えています。好きなバンドが繋がって嬉しい。このバンドたらしめている気がしてきた緊張感あるシンセによる導入、その後は全員で突き進んでいく様な、途轍もない駆動力とグルーヴ。サビは憂いを帯びたメロディアスなアプローチで一気に深みが出てますね。Janが入ってくるタイミングも最高だし、サビ裏ピロピロギター良すぎて。
#10『Faceless』/ Graphic Nature
◆ジャンル:ニューメタルコア
◆国:イングランド(ケント)
◆レーベル:Century Media Records
ニューシングル。Century Media Recordsと契約後は初となるリリース。不気味で閉塞感のある空気はそのままに、より肉体的になったグルーヴが襲い掛かる1曲。より骨太に、ザラつきを強めてきたと云うか、ボーカルワーク含めて、推進力が引き上げられましたね。ニューメタルコアらしい不協和音も鳴らし、ブルータルに接近する瞬間もグッドです。
#11『GRANDRAY』/ Earthists.
◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア、オルタナティヴ・ロック
◆国:日本
◆レーベル:DIGITALCULT RECORDS
2nd EP。昨年リリースされたシングル「SAYYOUKILL」「HIKARI」に加え、新録3曲を収録。「CHAINDANCER」「OMEGABLOSSOM」「ICON」では、Tatsuya Amano(Crossfaith)がドラムアレンジで参加しています。
前作で掲げた"HYPERMETAL"と云うスタイル。その結実を経て、延長線上のまま、鮮やかに深化した作品でした。独自性と実験性はそのままに、よりポップでキャッチーに、そしてメッセージ性を強める方向でメロディアスになった印象。Vo.YUIのメロシャウトが牽引するだけでなく、Gt/Vo.Yutoのパートも増加しており、Tr.4「HIKARI」におけるJロック的アプローチはその象徴かなと。さらに、サークルやダイブ、シンガロングなど、ライブの熱を想起させ、一体感を生むソングライティングになっていましたね。そんな中でも、ブレイクダウンは残されているし、活動初期からのDjentyなリズムやグルーヴも随所で息づいています。新録曲では、Tr.3「ICON」がダントツで気に入っています。テクいし、全力疾走すぎて、エモーションも溢れていて。ツインボーカルのコントラストも抜群です。本作を引っ提げたツアーは、4月16日から全8ヵ所ありますので是非。
#12『Liminal』/ Onsight
◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア、オルタナティヴ・メタル
◆国:フランス
◆レーベル:自主
ニューシングル。個人的に最も注目しているバンドですね。今作はかなりアグレッシブで、強靭なグルーヴが全体を貫いています。その中でも、Djentらしい美的感覚は残り、流麗なリフが上品な輪郭と、アトモスフェリックな残響感をもたらし、音像が呼吸している様です。緊張感を作った後の、プログレブレイクダウンも見事な落としっぷりで最高でした。年末ベスト盤で紹介するためにも、そろそろアルバムが欲しいですな…。
以上、4/6~4/12はアルバム1枚、EP1枚、シングル10枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他、何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteのアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
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