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片頭痛は、理不尽な環境への“正常な反応”だった

— 私は、体のサインを見逃していた —

夫から離れてしばらく良かったのに、最近また片頭痛が勃発している。

心当たりはある。 職場での、理不尽なやり取りだ。


はじめに


夫と距離を取ってから、体調は少しずつ回復していた。 あれほど悩まされていた片頭痛も、いつの間にか落ち着いていた。

だから、また同じ症状が出たとき、正直驚いた。

「どうして今?」

そう思いながらも、どこかで分かっていた。


違和感は、ちゃんとあった


特定の人と関わったあと。 理不尽な言い方をされたあと。 説明が通じないやり取りのあと。

決まって、体調が崩れる。

その場ではやり過ごしているつもりでも、 あとから頭痛として返ってくる。

最初は偶然だと思っていた。 でも、それが何度も続いたとき、さすがに気づいた。


見えてきた構造


ある日、上司に宴会に参加できないことを伝えたあと、 別件で職場の中間管理職(Aさん)の話題になった。

そのとき初めて、上司もAさんへの対応に手を焼いていることを知った。

それまで私は、「自分がターゲットにされているのではないか」と感じていた。 でも違った。私だけではなかった。

上司も、同じように消耗していた。

そのとき、はっきり分かった。

これは個人の問題ではなく、構造の問題だと。

そして同時に、こう思った。

これは、私が背負う問題ではない。

20年近く続く部署に途中から来たにもかかわらず、既存のやり方を強引に変えようとする。
まだ引継ぎが完璧にできておらず、3年に満たないのに。

3年にも満たない人が、背景も知らずにその形を壊そうとするとき、私の中で何かが強く拒絶反応を起こした。

それは、単に「やり方が変わるのが嫌」なのではない。
誰かが積み上げてきた時間や努力を軽視し、 自分の不安を埋めるために周囲を振り回す。
その「リスペクトの欠如」という理不尽さに、私の体は悲鳴を上げていたのだ。

Aさんは何かに対して強い不安があるのかもしれない。
だからこそ、周囲に対して過敏に反応してしまうのかもしれない。

でも、それに気づいたとき、同時にこう思った。

「これは、私が背負う問題ではない」


体が先に反応していた


私はずっと、「ちゃんとやろう」としていた。

全体を見て、先回りして、整えようとする。
だからこそ、理不尽な状況に出会ったとき、ズレが大きくなる。

本来なら、その時点で距離を取ればよかった。

でも私は、受け止めてしまった。 理解しようとしてしまった。

その結果、処理しきれなかったストレスを、 体があとから引き受けていた。


本質は、体調ではなかった


今回の片頭痛は、単なる体調不良ではなかった。

理不尽な環境。 言い返せない構造。 境界線が侵されている感覚。

それらに対して、体が「もう無理だ」と反応していた。


結論


片頭痛は、弱さではなかった。

むしろ、

これ以上は無理だと、体が先に限界を教えてくれていた。


おわりに


無理をしない選択をするようになってから、 少しずつ、体は楽になってきている。

環境を変えることも、距離を取ることも、 全部「自分を守るための行動」だった。

もし今、理由の分からない体調不良を感じている人がいたら、 一度、自分のいる環境を見直してみてほしい。

それは体の問題ではなく、 環境への反応かもしれない。


私の片頭痛は、"無理をしている証拠"だった。

だから私は、そこから離れることを決めた。

モラハラの環境からも、理不尽な職場からも、距離を取る。

同じ空気を吸わない。

それが、今の私の選択だ。


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