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片頭痛はストレスと環境から始まる ― 私が20年かけて気づいた本当の原因

片頭痛が教えてくれたこと。離れて初めて分かった“本当のストレス”

片頭痛が起きる仕組みは、ストレスによって自律神経のバランスが崩れることが大きな要因だと言われています。
では、その「ストレス」の正体は何でしょうか。

一般的に、片頭痛の予防には次のような生活改善が大切だとされています。

・規則正しい生活
・十分な睡眠
・適度な運動(ストレス発散も含む)

こうした基本を整えることが、片頭痛予防への近道です。

医師からもよく言われるのは「まず、ストレスの元から離れること」。
しかし、子育てや仕事の最中では、それが簡単にはできません。
私も長い間、そうでした。

片頭痛は、ただの痛みではありません。
それは、自分の心が「今、無理をしているよ」と教えてくれるシグナル。
私はそのことに気づくまでに、20年かかりました。

🩵このnoteは長編です。
まず内容をざっくり知りたい方は 👉

短縮版はこちら。
(5分で読める要約です)


家をめぐる出来事と体調の悪化

子供の幼稚園入園を控えた頃、将来的に家を買うために家族で中古物件を見に行ったのが始まりでした。ところが、不動産屋から紹介された新築物件を内見したその日に、夫はその場で契約をしてしまいました。

夜の内見で外壁の色も分からず、施工図面もなし。
不動産屋が用意したダイソーのハンコで契約を押してしまいました。

私が「契約を取り消したい」と言うと、
夫は「名義は俺だからお前には言う資格がない!誰にも言うな!黙っていろ!」と脅すように言い放ち、
恐怖で何も言えませんでした。

後日、引越し後の散歩で初めて土地が地滑り危険地域だと知り、愕然としました。

この日から、私の片頭痛は本格的に悪化していきました。

引き渡し前は、敷地内に入ることすら制限されていたため、
周辺環境を自分で確認することもできませんでした。
一方で夫は、仕事が忙しいことを理由に日中に内見することは一度もありませんでした。

土地の環境自体も片頭痛を悪化させる要因がありました。

  • 標高が高く気圧変化が大きい

  • 近距離に複数のテレビ塔

  • 徒歩圏に携帯基地局が複数

  • 高圧電線の鉄塔がすぐ近く

医学的に完全な因果関係は証明されていませんが、
電磁波や鉄塔周辺のリスクも報告されており、
こうした環境も頭痛に影響したと思います。

仕事・診断・気づき

私が片頭痛で寝込むようになったのは、
子供が小学校に入学するのを機にパートの仕事を辞めてからでした。

引っ越し直後に保育所へ預けて働き始めましたが、
車通勤だったこともあり、私も子供も近所の土地勘がありません。
急な坂道と階段の登下校を見守るため途中まで送り迎えをしていましたが、
その頃から頭痛で寝込む日が増えていきました。

さらに夫の八つ当たりも始まりました。
時には、重箱の隅をつつくような揚げ足取りのような口論もありました。
当時はまだ片頭痛という病気を知らず、
市販薬でごまかす日々が続きました。

夫に『お前は何もまともにできない!何か取り柄はあるのか?言ってみろ!』と言われたり、『誰のおかげで暮らせていると思っているんだ!』と言われ始め、徐々に落ち込むことが増えていきました。

子供に影響が出てしまい、子供が『僕のバカバカ』と自分の頭をたたいているのを見たとき、私の気持ちが伝染したのでは?と恐怖を覚えました。

精神科に行ってみましたが、食欲もあり睡眠もとれていたので、ただの夫婦喧嘩として扱われ、継続受診はありませんでした。

小学2年生になった頃、頭痛の市販薬が効かなくなり、総合病院を受診した結果、
片頭痛と緊張型頭痛の両方を診断されました。

しかし、様々な問題が重なり、疲労や精神的ストレスが続き、片頭痛は悪化していきました。
最初の勤務先(1社目)は体調の悪化により退社することになりました。

その後、2社目の勤務先は私に合った職場で、
環境的には働きやすかったのです。
ところが、仕事に慣れるにつれて「自分で抱え込んでしまう」ことが増え、
時間管理もうまくできず、
残業が増えてしまいました。

その頃から夫に「転職しろ」と言われるようになり、
夫婦間で子供の教育方針の違いから口論が増えました。

転職を迫られる頃には、
夫から金銭面の無駄遣いも指摘されるようになりました。
生活費はもともと夫の収入で賄われて不足分を私が賄っていましたが、
子供や私にかかる個人的な経費はすべて私の負担になっていきました。

さらに夫は「我が家は貧乏だから」という理由で、
子供の高校では滑り止めを受けさせず、
大学進学も制限しようとしました。

しかし口論の末、高校では滑り止めの受験も許可されました。

そして、夫は子供のいない親友の薦めだとして、夫婦で家計分担を提案されるようになりました。
私と子供の携帯電話や食品などは私の収入で払うように言われたため、クレジットカードを作り、私の年収80万から支出することになっていきました。

大学受験前は、子供と二人で私の実家に身を寄せました。
大学進学の際には、
息子は離れて暮らす妹夫婦の家を借りて一人暮らしを始め、
私は自宅に戻りました。
無事に進学・卒業することができました。

専攻科目は大学院進学が主流でしたが、
奨学金の利用を勧めていたため、
息子は就職を選びました。

働きやすさを感じていた一方で、
片頭痛や夫との関係に悩む日々が続きました。

当時の私は、「仕事をすればその分の家事を夫に分担してもらう必要がある
→ 夫が反発する
→ 私と子供にかかる経費も払いたくないと言われる
→ 口論になる」
という構図だけに目が向いていました。

しかし実際には、
この一連のやり取りこそが精神的ストレスとなり、
片頭痛の最大の原因だったのです。

家事や家計の負担、
夫との口論が重なることで、
体調に直接影響していたことに、
当時の私は気づいていませんでした。

このころから、
体の不調だけでなく、
気持ちの揺れや集中力の問題にも少しずつ気づき始めました。

ADHDの診断と負担の重なり


高校進学や更年期を迎え、私は出産後初のフルタイム勤務を始めました。
家事・育児・仕事の両立は想像以上に大変で、
休日は頭痛で寝込むようになりました。
勤務して半年後、精神科を受診した結果、ADHDと診断されました。

私に当てはまるADHDの特性には以下があります

  • 時間管理が苦手

  • マルチタスクが苦手

  • 物忘れが多い

  • 本音と建前を分けず受け取る

  • 疲れやすく集中力が持続しない

  • 衝動的になりやすい

  • 感覚過敏や環境の影響を受けやすい

  • 自己肯定感の揺れやストレスに弱い

これらの特性が重なることで、
疲労や精神的ストレスが直接片頭痛の悪化につながっていました。

さらに、夫に家事の協力を強制し、
私が指導する状況になったことで、
夫は口論の最中に
「離婚したい」
と言うようになりました。
この頃から、生理周期に関係なく片頭痛が起きるようになり、
「仕事のせいで頭痛になる」と思い込むようになっていた
のです。

💡ポイント
ADHDの特性があると、忙しい日常の中で疲労やストレスが重なりやすく、
それが片頭痛の悪化につながることがあります。
「自分は片頭痛持ちだから…」と考える前に、
自分の特性と日常の状況を整理することが、
改善や回復への第一歩になります。


精神科を受診しろと言い出した夫は、診断されたあと、
特性はどういうものなのかも理解しようともしませんでした。


更年期そして出産後初めてのフルタイム勤務は、全く体も慣れず、仕事の覚えも悪く、両立も仕事も慣れない状況。

そして、退勤後、精神科に通院。
予約しても3時間待ちはかなりの疲労感が残ります。
夫は当日すらも夕飯の惣菜すらも用意してない状況。
帰宅後、夕飯を作るのは私。
そして夫に洗濯や片付けの協力を求めると揉める。

朝も夫より出勤は早いし、通勤時間がかかる。
朝に夕飯を準備する余裕もない。

通勤時間も含めた拘束時間も加味してもらえない。
朝は子供と自分の弁当を作るので精一杯。

睡眠時間が減ると片頭痛になってしまうから睡眠時間が欲しいと言っても、年収に比例して家事分担すると言われてしまう。

こんな状況では、私は疲労で仕事でミスするか、片頭痛で休むか、
デメリットしかない。
このままでは仕事を辞めることになり、
本末転倒であると訴えても、
通院をやめるのは逃げだとして、責められました。

通院日の家事の負担軽減も
ADHDの理解もありませんでした。

夫は病院で治して来いと言うだけでした。

本当の原因



私は長い間、「仕事をすれば片頭痛が悪化する」と思い込んでいました。
しかし実際には、
片頭痛を悪化させる最大の原因は、
夫との関係にあったのです。

夫が独断で家を購入したことを責め続けたことも、
不仲を深める一因だったのかもしれません。
無意識のうちに、夫は私を疲弊させる行動を繰り返していたのだと思います。

現在


別居して一人暮らし。
生活のすべてを自分でやらなければならなくなりましたが、それでも片頭痛が悪化することはありません。
忙しくても寝込むことはほとんどなく、少しずつ軽やかさを取り戻しています。

これは、「体の負担」よりも「精神的なストレス」、
特に夫との口論や関係性が、片頭痛に大きく影響していたことに気づかせてくれました。

今振り返ると、本当のストレスの原因は夫との関係だったのだと、ようやく理解できました。

気づくまでに20年かかりました。


最後に


片頭痛の原因は人それぞれです。
職場の人間関係かもしれませんし、子育てや伴侶との関係かもしれません。
専業主婦なら、孤独が原因かもしれません。

私が離れるきっかけも、一つではありませんでした。
夫が離婚したいと言い出したこと。
病気の時に厳しい態度を取られたこと。
回復中にコロナを移され、また「離婚だ」と言われたこと……。
結婚継続の条件にしていた約束も、平気で破られました。
「私より大切なものがあるのだ」と知った時、心の中で何かが切れた気がします。

そんな時、新しくできた友人に「離婚したら?」と言われ、ふと自分を振り返りました。
術後、膵臓に嚢胞が見つかり、「もし寿命が10年だとしたら、このまま苦しんで死にたくない」と強く思ったのです。

その友人から、「グラビティ、やってみるといいよ」と勧められました。
SNSは正直、面倒だと思っていましたが、匿名性があるなら…と試してみることにしました。

思い切って、私の辛さをほんの少しだけ、つながった見知らぬ人に打ち明けてみました。
すると、こんなメッセージが返ってきたのです。

「あなたは笑っていますか?楽しそうに見えません。
あなたは“自分のため”に生きていますか?
病気や家族のせいにしているように見えます。」

その方は続けてこう話してくれました。

「私は、家族が笑顔で暮らしているのを見るのが嬉しい。
だから送迎も手伝います。
でもそれは“家族のため”ではなく、“自分が幸せになるため”なんです。」

その言葉にハッとしました。
確かに、私のために生きていない。
家族のため、子供を育てるために生きている。
自分のために、時間とお金を使うことは許されない家庭生活。
家ではほとんど笑っていません。
なんなら職場の方が、私らしく朗らかでいられるのです。

そんな時、ふとChatGPTに相談してみようと思いました。
「夫はモラハラが強いから、まずは離れることを考えて」と言われたこと。

そして、女性相談窓口では「相手を変える事はできない。

長い間DVを受けてきたことで、自分を責めてしまっているだけ。
法テラスの弁護士や支援窓口に相談してみて」と紹介されたこと……。

これらの言葉が、私にとって自分の人生を見つめ直す大きなきっかけになりました。

幸い、別居は順調に進み、DVシェルターを利用せずに済んでいます。
これから夫婦相談(有料)の結果次第ですが、私は自分のために 精神保健福祉支援センター(無料) への相談を継続しつつ、
必要であれば 配偶者暴力相談支援センター にも相談し、
法テラスを通じた調停の準備を進めるつもりです。
時間はかかりますが、今はとても清々しい気持ちです。

別居して、今までケチをつけられて自由にできなかったことを始めてみました。
自分の好きなインテリアにしたり、自分の好きな器で食事をしたり、ミニコンサートに行ったり…今までできなかった事ができるようになり幸せを感じるようになりました。
そして、離婚しようと考えるようになったら、片頭痛もだいぶ軽くなりました。

片頭痛に悩む方へ。
「本当に自分を追い詰めているもの」を見極めることが、回復への第一歩です。
一人で抱え込まず、医師やカウンセラー、信頼できる人に相談してみてくださいね。


長編をお読みいただきありがとうございました。

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引き続きどうぞよろしくお願いします😊

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