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片頭痛をなんとかしたくて手術を希望したら、境界悪性腫瘍が見つかった

健康診断から二度の手術、そして術後の変化まで


健康診断の「要精密検査」から始まり、腫瘍マーカーCA19-9の原因が消化器内科では見つからず、最終的に婦人科の病気が判明するまで約1年。
現在に至るまでの体験をまとめました。 

腫瘍マーカーとは

血液検査で、内臓ごとに腫瘍マーカーを選択して検査します。
精密検査をする際は、専門医は自分の専門部位に合わせて腫瘍マーカーを入れています。

消化器内科は婦人科の部位の腫瘍マーカーは使いません。

婦人科も消化器内科で使う部位の腫瘍マーカーは使いません。

肺などの呼吸器も同じです。

癌を発見するものに使いますが、悪性腫瘍のほかにも様々な炎症で数値が高くなるので、何かしらの体の異常を示していると考えると良いと思います。

腫瘍マーカーは、癌だけでなく様々な炎症や良性疾患でも高くなることがあります。

ただし、原因が分からないまま放置せず、必要に応じて別の診療科や医療機関で相談することも大切だと、私は自分の経験から感じました。

標準値より少し高くても放置せずに、原因が分からないときは、別の医療機関か別の科を受診することをお勧めします。


はじめに


これは、片頭痛がきっかけで子宮摘出を希望した私が、卵巣境界悪性腫瘍と診断され、二度の手術を経験した記録です。

私は医療従事者ではありません。

ここに書く内容は、主治医から受けた説明と、私自身が経験したことです。

同じような診断を受け、不安を抱えている方の参考になればと思い、この体験を残します。


片頭痛の歴史。


片頭痛になる時のきっかけがわかってきた。


始まりは健康診断の「要精密検査」だった


私の病気は、健康診断の血液検査で「要精密検査」と判定されたことから始まりました。

最初は内科クリニックを受診しました。

血液検査や腹部エコー、胃カメラなどを受けましたが、明らかな異常は見つかりませんでした。

ただ、血液検査で腫瘍マーカー CA19-9 が基準値より少し高く、胆管にも軽い変化が見られたことから、総合病院の消化器内科を紹介されました。

総合病院では、CT検査、血液検査(CA19-9)、胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査など詳しい検査を受けましたが、消化器には大きな異常はありませんでした。

そこで主治医から、

「婦人科の子宮筋腫が原因かもしれない。取った方がいいと思う。」

と言われ、がん検診で通っていた婦人科クリニックへの紹介状を書いていただきました。

婦人科クリニックでは子宮筋腫も診てもらいましたが、毎年受けていた子宮がん検診は異常なし。

血液検査でも問題ないと言われました。

また、

「CA19-9は婦人科ではないです。子宮や卵巣はCA125を参考にします。」

と説明を受け、婦人科の病気ではないという判断でした。

しかし私は以前から、生理のたびに片頭痛で寝込むことが多く、

「片頭痛を少しでも楽にしたい。そのために子宮を摘出したいです。」

と自分から希望し、総合病院の婦人科を紹介していただきました。

総合病院でCTやMRIなどの精密検査を受けると、初めて卵巣のチョコレート嚢胞が見つかりました。

さらに、子宮筋腫も大きかったため、手術の前に月経を止める治療を行い、子宮筋腫を小さくすることになりました。

子宮筋腫が10cmを超えていると開腹手術になる可能性があるためです。

数か月治療を続けた結果、子宮筋腫は小さくなり、開腹手術ではなく、腟式内視鏡手術が可能になりました。

この時点では卵巣の腫瘍は良性と考えられており、子宮と病変のある卵巣・卵管を摘出する手術を受けることになりました。

一般的に、50代前後でチョコレート嚢胞が見つかった場合は、摘出を勧められることが少なくありません。

年齢とともに悪性の可能性も慎重に考慮する必要があるため、
画像検査や腫瘍マーカー、腫瘍の大きさなどを総合的に判断して、手術が勧められることがあります。

もう片方の卵巣も摘出する選択肢はありましたが、ホルモン補充療法をできるだけ避けたいと思い、残すことを選びました。


良性だと思っていた私


手術後、この時点では私はまだ「良性だった」と信じていました。

そこで主治医に、

「今後はどのような検査を受ければよいのでしょうか。」

と尋ねました。

すると、

「子宮がないので子宮がん検診はできません。今後は卵巣がん検査を希望してください。」

と教えていただきました。

私はその時初めて、子宮がん検診と卵巣の検査は別であることを知りました。

「これからは卵巣がん検査を希望しよう。」

そう思い、手帳にメモを残しました。

ところが、その約1か月後。

病理検査の結果は、私の予想とは全く違うものでした。

ここから先は、私自身の医療体験を詳しく記録しています。

診断を受けたときのこと、二度の手術、術後の経過、そして現在までの体の変化について書きました。

同じ病気や手術を経験された方、ご家族が同じ状況にある方など、本当に必要としている方へ届けばと思います。

そして同時に、大きな病気を通して、これまで当たり前だと思い込もうとしていた夫婦関係を見直すきっかけになったこと、心が体に与える影響についても、包み隠さずお伝えしたいです。

ここから先は有料とさせていただきます。


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