見出し画像

片頭痛の歴史後編②:更年期・ADHD・家庭ストレス…重なり続けた数年間の記録

※これは「片頭痛の歴史 後編①」からの続きです


前編…片頭痛を知るまで。



■ 教育費のための転職と、片頭痛の悪化

子どもの高校の学費と大学進学費用を確保するため、出産後初めて扶養枠を超えてフルタイム勤務へ挑戦しました。
しかしその頃はちょうど**更年期(45〜55歳頃)**に重なり、片頭痛が急激に悪化。

鎮痛剤が効かない日が1週間以上続くこともあり、体調不良で退職 → 再就職 → 退職…を繰り返しました。

一ヶ月の間、薬を飲まないのは1週間ほど。
月に処方できるMAX14錠のエレトリプタン(片頭痛の鎮痛剤)で足りなくなるのはいつものこと。
ロキソニンを気休めに飲んでみたり、次の受診日前に追加で処方してもらいに行く時もありました。

働けば頭痛が悪化し、辞めると軽減。
そして勤務時間が長くなることで夫に家事の協力を求めると口論になる。
夫は非正規雇用に対する理解が乏しく、「母親は残業は断るものだ」と命じましたが、雇用契約上それは不可能で、精神的・身体的に限界状態でした。
残業や片頭痛だけでなく、私にはもうひとつ負担が増えました。精神科の通院です。

フルタイム勤務をしながら、子どものこと、家事、家の契約関係や車の管理まで、すべて私が担っていました。片頭痛の日は頭が働かず、仕事以外の予定が1日に複数入ると混乱してしまうこともありました。

そんな私に、夫はこう言いました。

「お前はおかしい。病院に行け。」

その言葉に背中を押される形で精神科を受診しましたが、当日の片頭痛と発熱で朦朧としていても関係無いとの事で、ADHDと診断。
それ以降、私は仕事帰りに精神科へ通う生活が始まりました。


■ 仕事終わりの通院と、崩れていく生活リズム


予約していても、夕方6時前に受付をしても、診察が終わるのは夜9時近く。
そこから帰宅後、料理と家事をこなすと、もう身体はヨレヨレでした。
朝は高校生の弁当と私の弁当も作らないといけない。
処方された薬は眠気が強く、片頭痛も悪化。
本来は8時間の睡眠が必要な体なのに、取れる睡眠は5時間ほどしかありません。

私は夫に、こう何度も訴えました。

「睡眠時間が足りないと、片頭痛は治らない。家事をもっと協力してほしい」

しかし夫は、自分は8時間睡眠を優先し、家事負担を増やすつもりはないと言います。
改善策の提案も、すべて拒否されました。


■ 通院を続けられない。その理由を伝えても…


半年ほど通い続け、心身が限界に近づいた私は、

「もう通院は無理だと思う」

と夫に伝えました。すると返ってきたのは、

「逃げているだけだ」

という言葉。

「せめて私の通院日の夕飯と家事だけでもやってほしい」とお願いしても、

「約束できない。仕事が優先だから」

と言われ、何度話し合っても進展しませんでした。
結局、文句を言われながら精神科の通院はやめざるを得ませんでした。


■ 仕事でも家庭でも“余白がない”毎日


私の職場は契約関連の業務が多く、その日のうちに処理しないといけない案件がほとんど。毎日残業時間を記入する用紙が回ってきます。
契約時にも残業ありと記載されていたため断ることはできません。
ノルマもあるため、毎週最低1日は残業しないと、肩身が狭い環境でした。

夫は時折手伝ってくれるのですが、覚えた家事はすぐ“初期化”。
何度も同じ説明を繰り返す必要があり、正直、新入社員なら試用期間でクビになりかねないレベルです。
何年も同じ事を教え続けて、それだけでもかなりのストレスでした。

そして夫は一貫して、

「自分の仕事の方が重要だ」
「収入が高い方に配慮するべきだ」

と主張し続け、私の片頭痛を改善するためのお願いは何ひとつ聞き入れられませんでした。

こうして我が家では、何年経っても平行線のまま。
私の体調は悪化するのに、負担は減らない —— そんな日々が続いていたのです。


■ 2022年〜2023年の体調不良と怪我

フルタイム勤務を続けながら、次々と体が悲鳴をあげていました。
新薬を3種類を試してみましたが、最終的には効かなくなり退職しました。

2018年に委託社員として入社して、2020年前後から職場のストレスチェックで産業医の面談レベルになりました。
一度面談しましたが、微熱や37度5分のまま仕事をしている事を相談するも原因は不明のまま。
更年期だから原因不明の不調が出ると言われて終わり。
翌年もストレスチェックで引っかかるが面談せず。
翌々年はストレスチェックで引っかかることは明白なので、わざと受けませんでした。

  • 2022年 夏:大腸ポリープ手術

  • 同年 夏:夏休みにカーテンを洗濯のため取り外し中に転倒し頭を負傷

  • 同年 夏:包丁で深く指を切り、全治1か月(左手でキーボード入力)

  • 同年 秋:寝室で足の指を骨折(全治4か月)完治前に退職。

完治前に体力も片頭痛も限界となり退職。


■ 新薬レイボー錠(片頭痛急性期薬)を試す

近年登場したレイボー錠(錠剤)を試しましたが、副作用が強く出ました。

フルタイム勤務時代に自宅で使いました。

  • 服用後、強烈な眠気で何もできない

  • 足に力が入らず、しゃがむと崩れる

  • 運転は完全に不可能

  • 効果が切れると頭痛が再発

  • 睡眠中に呼吸がしづらく熟睡できない

休日、誕生日の焼肉もほとんど食べられず、個室で寝ていたほどです。

「5時間だけ痛みは消えるが、生活が成り立たない」
そのため継続は断念。


■ 片頭痛予防注射(CGRP阻害薬)の効果

アイモビーク

発売された2021年あたりから使用。

  • 初回に選択

  • 効果は安定。

  • 片頭痛が軽くなり一度止めた時期がある。

  • その後片頭痛悪化。再開するが、次第に効かなくなりエムガルディーに切り替える。

  • 1回 約14,000円

エムガルディー

2022年頃から使用

  • 再発予防のためアイモビーグ注射を途中で切り替え

  • 1回 約12,000円

2025年8月別居後は経済的理由で中止。


■ 注射中止後の変化

2025年8月
予防注射なし、片頭痛はいつもより弱い。

8月に夫の不貞を知り、一時期悪化しましたが、離婚を決意した頃から頭痛が減りました。

夫の言動でストレスになっていたので、ストレスのない生活は格段に違う事を知りました。

9月:夫が長期出張 → 片頭痛ほぼゼロ
(昔から夫の出張中は片頭痛が少ないのは知っていました。出張の前後に、夫の存在が驚異的に変わるので、嵐が去るまで前後1か月は耐える必要がありました。
相手の機嫌が悪く、八つ当たりで攻撃してくるのを耐える事が無いので、とても快適でした。)

10月下旬〜11月:夫の言動が増えストレス上昇 → 毎日鎮痛剤が必要な状態に逆戻り

“環境の影響の大きさ” を改めて思い知りました


■ 婦人科手術とその後の体調

  • 2023年夏:短時間勤務アルバイトとして再就職

  • 2024年:子宮全摘+片側卵巣摘出の手術

  • 術後も重だるさ・片頭痛が継続

  • 病理検査で境界悪性腫瘍の可能性 → 再手術の提案

  • 夫の仕事都合で入院日を1か月延期し調整

  • 婦人科経過観察中に膵臓嚢胞が見つかり、IPMN(の可能性)と診断

  • 消化器内科も定期的に受診中

(婦人科と片頭痛の関係は別記事でまとめます)


■ ADHD診断と、子どものころからの特性

フルタイム勤務を始めた頃、夫の強い勧めで精神科を受診。
更年期に重なる時期に ADHD(注意欠如・多動症) の診断を受けました。

  • 幼少期の言葉の遅れ

  • 時間管理・マルチタスクが苦手

  • 刺激に敏感で、頭の中が常に動いている感覚

  • 外的環境に影響されやすい

ADHD特性は片頭痛とも関係があるといわれています。


■ 別居前後の体調とストレスの変化

2024年4月:婦人科手術で入院。術後も片頭痛が継続。
2024年5月:病理検査の結果、再手術が必要に。夫の立ち会いが必要で入院を1か月延期。

2024年8月:再度手術。退院後は夫との口論が増え体調悪化。

2025年1月:外出できるまでに回復。

2025年2月:夫が感染リスクを共有しないまま帰宅し、私もコロナ罹患。
発熱中に、夫から『毎月生活費を支払うから離婚してくれ』と懇願される。
その後 2025年9月頃まで微熱と片頭痛の悪化が続き、長期の後遺症のような状態に。

2025年4月:体調不良で支援が必要な時期に送迎を断られ、さらに夫のパチンコ再開を知り別居を決意。

2025年6月:食事時の接触を避けるため部屋を調整。
帰宅時間把握のため位置情報を確認した際、パチンコ店から出る夫を偶然確認。

2025年7月:別居開始。

2025年8月〜10月:予防注射なしでも安定。静かな環境が大きく作用。

2025年11月:夫とのやり取りや言動を聞き増加でストレス上昇 → 片頭痛が連日悪化。

現在:予防薬を追加するも体調は安定せず。
夫のLINEや息子からの報告があるたびに微熱・片頭痛が再発。
医師と相談しながら調整を続けている。


■ 💡まとめ

  • 片頭痛は 幼少期の特性・ADHD・更年期・環境・ストレス・(電磁波も?) が複合的に影響

  • 薬(急性期薬・CGRP阻害薬)は一定の効果

  • 最も大きく影響したのは生活環境とストレス

  • 2025年10月までは予防薬なしで安定

  • 経過から、夫との接触が最大の悪化要因 であることが明確に

  • 現在は予防薬を調整しながら生活を立て直し中


■ 薬では太刀打ちできないストレスがある

どれほど優れた薬でも、ストレス源が残っている限り、効果は徐々に薄れていくことがあります。

私自身、3種類の薬を試しました。
どれも最初は効くのに、しばらくすると“いつもの痛み”が戻ってくる。

それは薬が悪いのではなく、
薬では対処できないほど強力なストレスが生活の中に存在していたからです。

本当に仕事のストレスですか?
夫源病ではないですか?モラハラではないですか?
ワンオペではないですか?
自分の時間はありますか?
片頭痛を減らすには、薬だけでは解決できません。

どうか、あなたの中にも
「無意識に我慢しているもの」
「気づかないふりをしている負荷」
がないか、そっと見つめてみてください。

ストレスの原因に気づけた瞬間から、
片頭痛の回復はゆっくりと、でも確実に始まります。


🕊️ よかったら、あなたの物語も一緒に歩ませてください

この記事が少しでも参考になったら、
「スキ」やフォローで応援していただけると嬉しいです。
あなたの反応が、次の記事を書く力になります。


💗関連記事 マガジンにまとめています。

片頭痛歴20年。片頭痛対策。いままで試したこと。参考にしてください。


この note についても、ぜひお読みいただけましたら嬉しいです✨


いいなと思ったら応援しよう!

yasumi_note よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!