「フリ」ができない私の生存戦略
「誠実」の呪いと、世の中の「適当」というバリア
〜ISFJの私が生きやすさを探す旅〜
※MBTIという性格タイプ診断があり、私は「ISFJ」。
誠実で責任感が強い反面、人の問題まで背負いやすいタイプだと言われている。
45歳にはADHDと診断された。
発達障害の特性なのかも。と悩んだ時もあった。
そんな私が気づいたことを綴ります。
私はずっと、人間関係は誠実さがすべてだと思っていた。
特に対等であるべき夫婦なら、嘘をつかず、正面から向き合い、本音で語り合うのが当たり前だと。
それができないなら、一緒にいる意味がないとさえ思っていた。
けれど、私の話を聞いてくれる友達や妹の反応を見ると、
私の価値観や思考に同調する人がいなかった。
離婚を提案してくれたENTPの新しい友達以外は、反応が薄かった。
そして、彼女たちのたった一言漏らした言葉は、私に大きく突き刺さった。
私は特殊なのだろうか。
それとも、私が知らないだけで、
世の中の人はもっと「適当に生きる技術」を持っているのだろうか。
世の中にはそうではない「乗り越え方」をしている人がたくさんいることを知った。
お金や自由を厳しく制限されても、それをねじ伏せる力を持ち、相手に文句を言わせない人もいる。
相手の言うことを「聞いたフリ」をして、うまくかわしながら、
自分のやりたいように暮らしている人たちが、
多いと、私に話をしていた。
多くの人は、いちいち真面目に受け取らない。
消耗しない。
深く考えない。
私には、それができなかった。
相手の言葉を本気で受け止め、刃物のように自分に突き刺してしまった。
「言うことを聞いたフリ」をすることが、自分への嘘に思えて、どうしても選べなかった。
社会でも、納得のいかないことに「フリ」をして従うくらいなら、辞めることを選んできた。
これは、私の人間関係の経験が少ないからなのだろうか。
それとも、多くの人が当たり前に持っている「適当さ」というバリアを、私は持たずに生まれてきてしまったのだろうか。
価値観が成立しない相手に、誠実さで挑むことは、素手で刃物を握るようなものだった。
血を流すのは、いつだって私の方だった。
でも、ようやく分かってきた。
世の中の「適当さ」は、冷たさではなく、自分を守るための技術だったのかもしれない。
私は、自分に嘘をつけない。
その不器用なまでの誠実さを、これからは相手を変えるためではなく、自分を守るために使いたい。
「フリ」ができない私だからこそ、
嘘をつかなくていい場所を、
これから慎重に探していこうと思う。
「真面目すぎて苦しい」と感じている誰かの心に届きますように。
【追記】2026年7月12日
別居した頃の私のMBTIは「ISFJ」でした。
それが今では、何度診断しても「INTJ」になります。
誠実さの根っこは変わっていません。
変わったのは、物事の見方です。
世の中には、「非常識だ」「配慮がない」と感じる行動をとる人がいます。
以前の私は、そのたびに傷つき、「どうしてそんなことをするのだろう」と悩んでいました。
でも今は、
「あの人も、自分を守るために必死なのかもしれない」
と、一歩引いて見ることができるようになりました。まだ少しですが。
そして、そういう人にこちらの言葉が届くことは少ないのだということも学びました。
だからこそ、無理に分かってもらおうとせず、静かに距離を置くことを選びます。
自分ばかりが削られていく関係からは、離れてもいい。
これからは、みんなの幸せを背負い込むのではなく、
自分自身を守ることも大切にしながら生きていきたいと思います。
❤️関連記事
本編は、自己防衛と私の気づきの以下の記事の後編となります👇
正しいことほど、人を疲れさせる。
家族とのやり取りから見えてきた
「価値観の違い」と「誠実さの限界」の話。
家庭の中で「誰も触れない問題」があるとき、
人はどうやって見ないふりをしてしまうのか。
私が気づくまでの記録。
家庭の中にある「見えない支配構造」に気づいた出来事。
DV講座で学んだ「境界線」という考え方と、
私の家庭で起きていたことを整理しました。
自分が許せないことを自分で蓋をして認めなかった結果は、原因不明の体調不良だった。
別居・生活費・住まい・お金。
離婚を考え始めたときに、
最初に知っておくと助かる現実の話。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!