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部屋の中の象②「勉強していないから滑り止めは受けさせない」と言った理不尽な夫

息子が別居後に打ち明けてくれたことと、私が長年見てきた出来事を、一つにつなげて振り返ってみました。

私は長い間、
夫婦喧嘩の問題ばかりに目が向き、
父親から息子への愛情の乏しさや、
「私は夫にとって大切な存在ではなかった」という現実を受け止めきれずにいました。

その結果、
息子を苦しい環境で育ててしまったこと、
そして息子が長い間抱えてきた悲しみを知った時、
私は大きな衝撃を受け、深く反省しました。

このシリーズでは、
その時初めて見えてきた「部屋の中の象」を、
息子の言葉と私自身の体験を通して記録しています。

何が正しかったのか。

家族にとって本当に大切なものは何だったのか。

この記録が、考えるきっかけになれば幸いです。



前回の話はこちら👇

夫婦喧嘩の内容は、
流産の時同様、人格否定だった。
頭の片隅に浮かんだが、従わせよう支配しようとしているのは気のせいだろうと思っていた。

引っ越し後も、夫は自分の言動を振り返ることなく、姑を優先する考えを変えず、私が我慢するよう求め続けた。

教育方針ではなく、夫は常に人格を否定するような言葉で私や息子に向き合っていた。


息子が小学生になり成長するにつれて、

次第に息子のことで喧嘩になるようになっていった。

そして、教育費のために、
私はフルタイムで働く準備として、
姑の世話を見ないと宣言した。

私がフルで働き始めると、

今度は夫は「離婚したい」と言うようになっていった。

家事分担をしたくないからなのだろう。

夫の身内を味方につけ、私が離職するように説得を受けた。

あらゆる言い方で、時には私の人格を否定して、
喧嘩を売られ続けた。

息子のことも、否定する話ばかりだった。

夫は家事は10年経っても覚えても、
すぐに初期化してしまって、
また口論になった。

覚えたはずなのに。


ホウレンソウ(報告・連絡・相談)もしてくれない。

オリジナリティを求めて、勝手に変えるから、余計な口論が増えた。

私が間違いを指摘をすれば、私をモラハラ扱いした。

非常に非協力的な夫であり、親心の薄い息子の父親だった。

息子には、
自分の存在が、喧嘩の原因だと悟られないように、隠していた。

それは、「部屋の中の象」の一部だった。

部屋の中の象

心の回復講座の中で、ひとつの言葉を知った。

“The elephant in the room”

部屋の中に象がいるのに、誰もそのことを話さない。

誰もがその存在に気づいているのに、あえて触れたがらない、または無視し、非常に明白で重大な問題やタブーな話題を指す英語の比喩的表現。

このことは、家庭内では子供に大きな心理的作用を及ぼし、さまざまなトラウマになってしまう。

その言葉を聞いたとき、私は理解した。

私の家にも、象はいたのだと。


中学・高校のころ、息子はよく言っていた。


「なんで俺を生んだんだ」

「死にたい」

「生きていたくない」


私は、その言葉の本当の意味を、当時は理解できていなかった。


私は夫婦喧嘩のせいだと思っていた。

でも、それだけではなかった。

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