息子、夏休みを総括する
9月
連日の残暑に、雷雨、秋はいつくるのでしょう。
新学期が始まって、まもなく2週間。
小学6年生の息子は、進級してからほぼ毎日1時間目から登校しています。
小学5年生の三学期は全てお休みしていました。
息子が1時間目から登校する日がくるなんて〜!
急な感じのこの変化に私は戸惑い、"何か落とし穴があるのか…"と警戒しつつも、息子が笑顔で楽しそうに過ごしていることが、何よりも、ただただ嬉しい。
息子を見ていると、止まっているように見えていたあの時間にも、出口が見えず試行錯誤していた日々も、ちゃんと意味があったんだと今なら思える。
渦中にそう思うことは、かなり難しい。
だからもう、息子の言動で一喜一憂するのはやめにしたい。
できることならね。
息子はきっと、こう思ってる。
“ママ
ちょっとのことで驚かないで。
大騒ぎし過ぎだよ。
僕が、学校を休んだり、一見、塾をサボってるようにみえてもね、それは後になって、意味があったんだときっと思えるよ。
僕はね、休憩して伸びる子なの。
休憩と遊びで、僕の身体はできてるの”
夏休みの最終日、
小6の息子は何の迷いもなくこう言った。
「ママ、今回の夏休み、僕、けっこう充実して過ごせた」
ほぉ〜、⋯それは随分と前向きな。
少し前の投稿で、夏休みの様子を投稿したばかり。
受験生にとって大事な夏、塾の夏期講習後半をサボり倒した。
本人の希望で申し込んだ夏期講習だったけど、長くて辛いと言い、前半で力尽きた。
最終日の授業と総括テストには出席できたから、息子の記憶は上書きされたようだ。
"夏期講習は大勝利"、と言わんばかりに"やりきった感"に溢れている。
一体全体、どのあたりが充実していたのか、言いたいことは山ほどあったけど、呑み込んで息子の話を聞いた。
「今回の夏休み、何が充実していたかと言うと〜、けっこう“自分磨き“できたなって」
What? 自分磨き🙄!?
そうきたか
「筋トレもしたし!」
(また、筋トレの話!)
「日焼け止めとか毎日塗って、スキンケアとかも怠らずできたし」
(毎朝、欠かさずやっていた。というか、日焼け止めこの夏で何本使った!?)
「友だちと出かけたり、やりたいこと出来たなって」
たしかに
お気に入りのキャラクターの一番くじを当てるとかで、発売日当日の朝早くに友人と出かけ、お目当てのグッズを獲得してホクホクで帰ってきたね。
そして、
あまりに朝が早かったから、眠くなって、二度寝しちゃって、塾には行けなかった…とかね。
色々ありましたね。
この夏、
“家族と出かけるより、友だちと遊んだり、好きなことをして過ごしたほうがいいや”と言って、
息子は家族との遠出には、ほぼついてこなかった。
バドミントンや卓球、体を動かすスポーツについては、時間を見つけては近場の区の体育館等を利用して夫と娘とやっていた。
(私は愛犬と涼しい室内でお留守番)
「鬼滅の刃」の映画を観るために、息子と私は、息子の友人親子と一緒に一日出かけた。
この夏休み、息子と一緒に出かけたのはこれくらいだったかな。
家族行事に全然ついてこないことを、大丈夫かなぁ…なんて少し心配してたけど、
息子の成長を見守ってくれている主治医の先生は、
「すごくいいことだね!」
「だってお母さんや家族は、いつも一緒にいるんだから、わかってるんだしね。いつも一緒にいる必要はないよね」
って。
そっか。
そうだね。
成長の証だったんだね。
✳✳✳
こんな具合に、息子は概ね夏休みを満足して終了しました。
夏休み最終日の8月31日.…
もう時刻は21時をとっくに過ぎた頃、全く手つかずだった恒例の"夏休みいきいきドリル"に着手し始め、
(それにしても、いきいきドリルって、ネーミングよ)
こんな時間から大丈夫?と聞けば、
「僕、最強なんで😎」と妙なテンションで返してくる。
鼻歌まで歌っちゃってる♪
夏休みの宿題はいつもやらない。
なので、宿題提出日の始業式もほとんどお休みしてきた。
それを、こんな時間からドリルをやって、明日の始業式に行くという。
始業式の朝、
遅く寝たにも関わらず、きちんと起きた。
姉のお下がりのリボンがついたヘアバンドをつけて、顔を洗い、スキンケアも入念に、髪型をセットして(寝癖をなおして、姉のヘアアイロンを無断で使っている)、前日に用意していた洋服のコーディネートをサッと着る。
仲が良い友だち3人と待ち合わせをしていて、いつもより早めに登校していった。
「いってきます!」
待ってる友だちのもとへ、後ろも振り返らず、スニーカーをトントンと鳴らして、息子が玄関を飛び出していった。
バタン
・・・
行った
今日も学校へ行った
楽しそうに行ったな
なんか、涙、でる
─“僕には、学校に行く意味ない”─
そう宣言してからずっと不登校だった
その間、一度だけ学校に無理やり連れて行ったことがある
すぐに、“迎えにきてください”と学校から電話があって、急いで迎えにいくと、廊下で耳を塞いで体を小さく丸めている息子がいて、
心配したクラスのみんなに取り囲まれていた
その姿に、もう二度と行かなくていい、そう心に決めた
時短登校で再登校してからも、ずっと緊張していた
大好きなお友だちが休んでることがわかると、下足箱で固まって涙を流し、そのまま家に戻ったりもした
そんな息子が、6年生になって、
なんかワクワクしている
あの緊張はどこかに置いてきたようだ
行ったよ、楽しそうに
友だちのもとに、行ったよ
塾はサボったかもだけど、
授業料は痛いけど
素の自分をだせて、
友だちと笑いあってる夏なんて
最高で幸せだ
あなたがいうように、
充実した夏だったんだね
そんな姿を見れて、ママも嬉しい
(塾はサボらないでほしいけどね)
先のことはわからないから
焦らず、焦らず
休息が人一倍必要な子なのだ
そして、休んだらまた動き出す
時には、人一倍のパワーで
成長って、こんな感じでやってくるんだな
そう感じた夏の総括でした。
