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「書字」についての考察②#うちの子の場合

この春、息子は、6年生に進級しました。
しばしの充電期間を終え、思うところがあるようで、始業式から登校しています。


以前、投稿しました、
「書字」についての考察①#うちの子の場合
の続きです。
言語理解凸の息子の低学年時代の「書字」と「学習面」にアプローチしたことに絞って書きました。

当時の息子は、「学校」の匂いがするような勉強をとにかく激しく拒みました。
自分が納得したことしかやらない。
けして、学ぶことが嫌いなわけでもないのに、何なのかと本当に頭を悩ませました。

息子に向き合い、親に出来ることは僅かしかないことを思い知り、それでも手放すにはまだ早い。
難しくて、面白い、息子との試行錯誤の日々でした。(今もですけど…笑)


色々試してみたものの

当時の息子は、学校から渡されている漢字ドリルや計算ドリルに対して、強い拒否感があり、ホームスクーリングの教材として使用しようとすると、怒る、泣く、と途端に手がつけられなくなりました。

繰り返し学習、本人が無駄だと思う作業への強い拒否感がありました。

算数などは、
"答えがわかっているのに、どうして、式まで書かせるんだ!”
と泣いて怒り、
いくら説明しても、筆算などの"式”は絶対に書かず、独自のやり方で問題を解こうとしていました。
それが全て正解ならカッコいいだけなんですが、暗算には限界があります。

シンプルに、ケアレスミスが多く残念、という結果です。

なので、
答えだけをひたすら書くようなドリルを本人に選ばせてやったりしました。
自分で選んだドリルは、寝る前などに割とやりました。

というより、
眠くなるまで、計算を解き続けるという感じです。
学校に行かないという選択をしたのは息子自身でも、不完全燃焼な日々なのです。
行き場のないエネルギーが燻って眠れないのです。
昼間、息子に付き合うことで体力の限界だった私に代わり、途中から、夜は、主人が息子に付き添ってくれるようになりました。

「昨夜は午前1時までやってたよ」
そんな日が続きました。

そこまでやって、ようやく達成感で眠れるようでした。

息子は、学校でやるような積み上げ学習、反復学習は合わず、学びたい目的に合わせて、必要なことを拾いあげて学んでいくやり方を好みました。

というか…

  言うは易し!!ホント、ムズい!!

とりあえず、息子の興味から学習に繋げてみようと色々やってみました。

例えば、、
息子がやたら"確率"の話をしてくることに気づき、
・ママ、コロナに子どもが罹患する確率は?
・子どもが重症化する確率は?
(当時、かなり不安だったようです)
・ポケモンでレアカードが出る確率と、宝くじが当たる確率の違いは?
              等など

そこで、
そんなに確率が気になるならと、
中学受験の参考書やインターネットから、確率の問題などを拾って、
"この問題が解けたらアイス1本”、などと
ゲーム感覚で解かせたりしました。

しばらくこのブームは続きましたが、
息子に程よい問題をチョイスしないと、面倒くさいことになることが発覚。

簡単すぎると面白くないし、難しすぎると何時間も向き合った挙句に、イライラして周りの家族にあたる、という不利益が生じ始めたため、強制終了。

そんな息子が、
高学年になり、
自ら勉強を始め(色々あり)
「いやー、昔の自分に言ってあげたいなー。あの時は、"式”を無理やり暗記させられてるって思ってたんだよ。式を書いたほうが、わかりやすいんだよなー」

と、頭を掻きながらテヘペロしたときには、どの口が言うのかと、さすがに驚きました。

そして、
納得した瞬間から、急に、算数の理解が早まり得意になっていきました。
こちらから見ていると、まるで、脳の中で、こんがらがっていた糸が解けたようでした。


「宿題なんてやる必要ない!」と入学早々に反旗を翻した1年生。

「こんなシチュエーションあるわけない!」と問題文の設定にまで文句をつけていた2年生。

式は書かない!と拒絶し、
挙げ句の果てには何もやらないと鉛筆を置いた3年生。
そんな悶絶した日々から突然、変化しました。

小学1年生〜3年生の期間、
オンライン学習、通信教材、家庭教師…
家庭で出来ることは色々試しました。

どれも、
「やらないよりは良かったか…」
という感覚で終わりました。

母、学ぶ

多様な学び方の居場所もなかなか見つからず…

学習に関しては家庭でやるしかない!という状況も以前変わらず、
息子が完全不登校だった3年生の秋頃、
わたしは息子へのアプローチの仕方を見直しました。

手詰まり感を脱出したかったのです…

①大半の時間を私と二人で過ごすため、やりとりがどうしてもパターン化されてしまい、前に進めない

②息子の違う一面を引き出す、別のアプローチが必要


ペアレントトレーニングを知る

そう考えていた時に、マブダチが「ペアレントトレーニング」に一緒に行ってみないかと誘ってくれました。

内容はまたいつか 触れてみたいと思いますが、月に1回のペースで半年ほど通いました。
※次の講義までにワークがあります


結論的に、"本当にやって良かった”です!


ペアレントトレーニングとは、ざっくり言うと、「こどもの不適切な行為はスルーして、好ましい行為に注目していく」という考えのもと、具体的な手法を学びます。


もっと早く知りたかったーーー!!
イヤイヤ期あたりで知りたかったーーー!!

これが一番の感想です。

ペアレントトレーニングの毎回の講義で、
"こどもへの意識の向け方”
"こどもが大人から注意されているときの気持ち”等、
これらを学ぶことはとても有益でした。

何より、娘、息子のことを、より一層愛おしく感じられるようになりました。

他のお子さん、道行くお子さんにすら、なんなら、息子に攻撃してくるジャイアン的な子へ向ける眼差しも変化しました。


本当に、こどもはいつも、がんばっている。
ママが大好きだから。

小さい足で、一生懸命、不機嫌になったママの背中を追いかけているような子を見かけると、
"がんばって!”と心の声がダダ漏れしてしまいます。


「読み書きが苦手な子の気持ちを理解し支援する方法」を知る

ペアレントトレーニングに参加した受講生に、しばらくして、お知らせが届きました。

"読み書きが苦手な子の気持ちを理解し支援する方法”を学びませんか、というものです。

注意書きに、"疑似体験をするので、途中で気分が悪くなったり、不快な気持ちを感じることがあります"とありました。

詳細は省きますが、大変貴重な体験でした。

"こんな気持ちでいるんだ"と涙がでました。様々なサポートグッズがあることも知りました。
そのうえで、結論的には、

鉛筆で書くことだけに拘らない

ということ。


息子はワープロ打ちすらも拒否していたので、わが家には、まだ少し遠い話しのように感じました。

そして、
学校などの教育現場にいる先生方は、こういう困難を抱えている子どもがいることを知る必要があると強く感じました。

親自身、はじめての子育てで手探りです。
ましてや、
発達特性があれば尚更手探りです。 

合理的配慮を受けるための道のりが長すぎる。

間違っても、"努力不足" などと思わないでほしい、そう願わずにはいられません。

「発達障害学習支援サポーター」の講義を受ける

ペアレントトレーニングに手応えを感じ、やはり、"変わるべきは大人”と確信したものの、「学習の習慣化」にはなかなか繋がりません。
ただ、親子関係はより良好になったと思います。

多様な学び、発達特性を理解したうえでのアプローチを知る必要があると考え、「発達障害学習支援サポーター」の講義をオンラインで受講しました。

「学習をする」「わかる、出来るが増える」
ということは、勉強ができるようになるという以前に、自己肯定感に繋がる大事な要素であることを強く感じました。


専門的な知識はなくとも、
問題が起きている背景には何かあるかもと、"想像する力” を大人が持っているかどうか、そんなことが大切な気がしています。


母、手放す

ここまで書いておいて何ですが、
息子が小学4年生の10月頃、私は、息子にある宣言をしました。


勉強のこと、学校行くor行かない議論をすること、その時間は、もはや母にはない」
ことを。
しばし、手放すことを決めたのです。



長くなりましたので、この続きは、また次回に書きたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。




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