【小5・時短登校期】息子が「猫が、猫が…」言うもので②#元不登校児の挑戦
【小5・時短登校期】息子が「猫が、猫が…」言うもので①#元不登校児の挑戦、の続きです。
「猫が、猫が……」
突如として始まった、我が家の“猫祭り”😺
今振り返っても、短くも長い、濃厚な祭りでした。
息子はもう、毎日、毎日、
朝から晩まで「猫が、猫が…♡」とニヤニヤと猫の話しをしてきて、猫との生活がどれほど潤うか、せっせと私にプレゼンしてきます。
この猫祭り、あくまでも、
息子単独の持ち込み企画であり、そして、猫を飼う条件なるものも、息子本人が提案してきたものです。
彼の提案はこれ、
“次の回の!塾の月例テストで、成績優秀者として4科目総合15位以内(系列教室の6校全体で)に入ることが出来たら、猫を飼ってほしい!!”
なかなかに、ハードルが高い。
猫はともかく、
よくそんな目標を大胆に公言できたものです。
そこには感心するしかありません。
なぜなら、
この時点での息子の成績は、早る気持ちとは裏腹に、低空飛行😐
成績優秀者を競うフィールドには立っていない。
言い訳かもしれないけれど、不登校の期間、小4まで基礎学習をしていない、理科社会を始めてからも2ヶ月足らず。
でも、
息子は、密かに、プライドが高い。
そして、負けず嫌い、でもある。
勝算がないものには手を出さないはず…
何かしら、勝算の糸口を掴んでいるのか?
もしかしたら息子は、
「猫」の力を借りて、
“あくまでも、僕は、猫を飼いたいから頑張るんだ”、という理由付けで自分のプライドを守りつつ、その勝算を含んだ作戦が実現するかどうか、試したいのかもしれない。
真実は、わからないけども。
✳✳✳
そんなことを考えて、息子が幼稚園年少だった4歳の時の記憶がよみがえる。
通っていた幼稚園で、創立記念祭が行われたときのこと。
バザーやゲームコーナー等が設置され、一年に一度の地域の方々も参加するような、大がかりな催し。
お面やヨーヨー、射的にモグラ叩き。
お祭り大好きな娘と息子を連れて、ワクワク参加したのです。
数あるゲームコーナーの1つに、
可愛い包み紙に包まれた空箱🎁を、時間制限内にいかに高く積めるか、というゲームがありました。
1回に参加できるのは6名くらいだったか。
6歳の姉と、4歳の息子も参戦。
二人ともいい調子で、得意に箱を積み上げていく。
カシャ、カシャカシャカシャ、あまりの可愛さにスマホのシャッターを連写する私。
4歳の息子が、自分の身長を超えるか超えないかの高さまで箱を積み上げたとき、
ガラガラガラ…ダダダダダダーーー
箱が一気に崩れ落ちたのです。
あ…
それと同時にゲーム終了までの、カウントダウンが始まる。
10! 9! 8! 7!⋯
息子は必死に遅れを取り戻そうと、急いで、崩れた箱を再度積み上げる、
けど、全然、間に合わない。
もう見てて胸が痛い…
3! 2! 1! ハイ、おわり〜!
息子は、誰よりも低く積まれた箱を一瞬みて、
ほんの少しの間をおいて、猛烈な速さで走り出し、会場を飛び出した。
えっ!?どこいくの!!
ちょ、ちょっと待って!
急いで追いかける。
全然、追いつかない。
(足が速い)
ダァーーーーーッと、園庭にまで走っていった息子に、ハァハァハァハァようやく追いついて…
大泣きしてる
大泣きで、叫んでる
「はじめから、あんなゲームやりたくなかったんだよ!!ママがやれって言うから!!ママのせいだよ!!お祭りだって、はじめから来たくなんか、なかったんだよーー!」
凄い大泣き
観衆の前で、プライドが傷ついたであろう息子は、その後、あんなに楽しんでいたのに、一切ゲームに手を出しませんでした。
このことを母に伝えたとき、
「あんた、気づかなかったの?
〇〇(息子の名前)ちゃんは、プライドが高い子よ」
そう言われて、そうだったのか、とやっと気づいた。
悔しがってる姿が可愛いなんて、呑気に思ってて、ごめんね、と心の中で謝った。
✳✳✳
猫祭りが始まってからの息子の様子・・・
毎日、毎日、猫の話しをすると共に、勉強に対する姿勢に変化がありました。
どうしたら成績優秀者のレベルまで、自分を引き上げることができるのか、自己分析が止まらない。
「ママ、家では誘惑が多くて勉強できないから、僕、塾で自習してきていい?」
ま、じ、で!?
マジで言ってるの?
いいに決まってるよ〜
学校のプリント1枚すら、この世の終わりみたいに大泣きして拒否ってた息子が!?
自習ですと!?(泣)
相変わらず、学校の宿題はやらないし(学校の理解に感謝)、時短登校のリズムでしたが、そこに塾と塾の自習が加わりました。
「成績優秀者に入るには、何割くらい点数とれればいいかな?」
そう言って、各科目ごとに、成績優秀者と自分の点数を見比べて、足りない点数をどこで補い、得意はどう強化するかを教科ごとに割り出している。
「学校のクラスの早〇アカに通ってる子。一番上のSSクラスの子。その子に、どうやって勉強してるの、って勉強法を聞いてきた。」
なるほど
お得意のリサーチ力を活かして、他塾の成績優秀な子の勉強法を参考にする作戦。
その子は、“45分勉強したら15分休憩”このリズムを何回も繰り返すそう。
その15分の休憩は、ゲームでもなんでもOK、そういうスタイルらしい。
「僕はね、45分も持たないから、25分勉強して5分休憩の“ポモドーロ法”スタイルにする」
ポモドーロ・テクニック(英: Pomodoro Technique、ポモドーロ法)とは、1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロ(フランチェスコ・チリッロ、伊: Francesco Cirillo)によって考案された時間管理術。
このテクニックではタイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。これはイタリア語で「トマト」を意味する言葉で、シリロが大学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使用していたことにちなむ。

なるほど。
ポモドーロ法、って言うんだね。
ていうか、なんで知ってるの。
「効率よく勉強する時間帯を調べたんだけどね、暗記ものは寝る前がいいみたいだから、漢字は寝る前にやって…」
と、科目ごとに勉強する時間割を決めていく。
事前の作戦が 細かい。
「ママどうしよう。
僕の考えだと、成績優秀者のレベルに上げるためには、自習に一日3時間は必要なんだけど」と言う。
3時間!??
「ママ、この3時間の自習をどこで作るか考えたのね」
その結果、
塾のある日は、そのあとに残ってやる。
塾のない日は、自習のためにいく。
もう、日曜もいく、という。
(そんなに詰めて、大丈夫かい)
「あとね、筆記するスピードをあげないと効率が悪いんだよね。ちょっと見ててくれる?
鉛筆で書いたスピードがこれ。
シャーペンで書いたスピードがこれ。
ね、全然違うでしょ!
(あまりに微妙で母にはわからない)
それでね、シャーペンの中でも、特に滑らかに書けるものがあるの、そのシャーペン、買って」
うっ…
息子の熱意に負けて、Amazonでポチッとする。
作戦が 細かい。
こうして、息子は
・勉強スタイルはポモドーロ法
・苦手と得意分野の割り出し
・自習時間の確保を含めた1週間のリズム
・効率よく勉強するためのアイテム
様々な角度から練り上げて、
これらのスペックを手に入れた。
息子の顔はホクホクだ。
もう、勝利を掴んだかのような顔だ。
というか、
肝心の勉強は、まだやないか〜い!!
はよ、やれ〜!!
と突っ込みたくもなりましたが、
彼は、本気も本気。
大真面目の、大本気だったのです。
準備は整った。
あとは、その作戦を実行するのみ。
息子の本気の、大挑戦が始まりました。
③に続きます🙏
