見出し画像

新しいケンシロウを観ての感想…伝説の漫画はやはり一子相伝

4月も下旬に入り、新年度のアレコレにも慣れてきた頃合いでしょうか。4月から始まった新しいアニメも色々あるなぁと思いつつ、前クールで2本観ていたので(ずっとやってるニチアサ等を含めると毎週6本)この春はちょっとお休みしようかしら的に傍観を決め込んでいたのですが…。

ある理由があって、これは観ておこうか!となった作品があります。
「北斗の拳 ーFIST OF NORTH STARー」です。


何気にそこそこ北斗フリークです

昨年夏、土師孝也さんの訃報に伴い綴ったこちらの記事で北斗の拳の話をしましたが、実は人並み以上に北斗の拳に詳しい自負がございます。というのも、友人に生粋の北斗マニアがおりましてその彼から仕込まれたからです(笑)。
遡る事25年前、週刊コミックバンチという雑誌が創刊されました(2010年に休刊、現在は後継誌のコミックゼノンが刊行中)。これに伴い、当時は今ほど数はなかったコンビニコミックスで北斗の拳の刊行が始まったんですね。続編である蒼天の拳が、コミックバンチの目玉の一つでしたから。勿論作品は知ってましたが、実はちゃんと読んだことがなかった北斗の拳。これをキッカケに読み始めたのです。

今じゃあり得ない価格ですが、一冊300円だったんです
その分一冊のページ数は少なかったので、全31巻でした(JCは全27巻)

その時、バイト先の同僚にいたのがガチ・北斗マニアの友人でした。この当時、まだ全話ソフト化されてなかったアニメ北斗の拳(LDはあった?)がスカパー!で放送されるからと、私に加入を薦めてきたのです。漫画を読んでるなら、一緒にアニメも観ようぜ!と。この時、このコミックバンチでのキャンペーンをやっていてチューナーとアンテナがなんと一万円、という広告に釣られて、スカパー加入と相成ったのです。で、入ったからには観なければと北斗アニメ全152話を制覇するに至りました。個人的にしっかり全話観たアニメとしてはセーラームーンに次ぐ第二位の長さです(三位は幽白ですね)。

こんな感じで、原作、アニメを一通り履修しているのでキャラや物語は全て把握しております。平成の時代にあったOVAや外伝的作品は観ていないのですが…この度令和版TVアニメということで、久しぶりに世紀末救世主伝説を浴びるかぁ、と思った次第です。
ちなみにその友人は、当時定価10万円だったDVD-BOXをポン、と買っていた筋金入りです(驚愕)。


原作への敬意を感じる、良質リメイク

さて、話題の令和版北斗の拳。少し遅れて視聴開始しましたので現在2話まで、ですが…。

しかし、新しいビジュアルを見る度に「パチスロかな?」とか思ってしまう
それくらい遊技機業界での存在感も大きいですからね
そもそも原作の絵が上手すぎてアニメ化が大変な作品ですが、格好良く仕上がってると思います

とにかく、「原作に忠実」をモットーにしているのが伝わってきて好印象な1・2話でした。旧アニメで改変されていた台詞も原作のまま。時代性を考えれば逆のはずなんですけどね(笑)。また旧アニメではシルエット表現で隠されていた敵の爆散などもそのままズバリ描かれていて、本気度が伺えます。私はアマプラで観たのですが、TVerだとソフトバージョンだそうで、断然アマプラだな~と思ったものです。私はゴア描写を好む趣味は持っていませんが、あえて隠す必要もなかろうというスタンスです。無残な死に方に気味が良くなるくらい、この作品の悪党は胸糞悪く描かれているのがミソなのです。だって、主人公が大量殺人をやってるのは事実なんですから。割り切って残虐さを見せるのは一つの解答だとも感じます。

意外にも40年前、原作にもアニメにもクレームは無かったとのことですが、今作はどうでしょうね。40年以上現役コンテンツであり世界的にも有名な作品に、ナンセンスなイチャモンが飛んでくるのでしょうか。
「まーた始まった」くらいの話で終わりそうではありますが。

新キャストについてですが、シン役遊佐浩二さんは完璧だなと思いました
声質がそもそも古川さんに似ていますし、キザな悪役お手の物感がありますし(笑)

原作の台詞を忠実に…という意識が強いためか、
「バット、説明台詞が長すぎるなぁ」
「ケンシロウ戦闘中によく喋るな…」

みたいなアンバランスさもありますが、だって原作がこうですからと言われれば納得せざるを得ない、って感じです。それくらい原作は聖典です。
何はともあれ、信念を感じる再アニメ化、ということでかなり良い感じに受け取れました。あちこちで擦り倒されているのでもうお腹一杯な第一話ですが、やっぱり最強系主人公のデモンストレーションとしてSクラスの完成度であることも再認識できましたね、この先も楽しみな作品です。

そして、何故私がこれを観ようと思ったかといいますと…その先述の北斗マニアの友人から推されたからです、エンディングのことを添えて。

そう、かつてのオープニングだった「愛をとりもどせ!!」をToshlさんがカバーしているんですね。これを聴いて、「観ねば!」と思ったわけです。だって、あのToshlさんが…と思わずにはいられません。
最近では「TVでたまに見る、歌の上手いサングラスの人」な認識だと思いますが、私にとってはやはり、X JAPANのボーカルであります。何より、過去のルックスをご覧いただければわかりますように、

左上がToshlさんです
サングラス姿しか見たことのない人も多いと思いますが、V系のカリスマボーカリストなのです

まさに北斗の拳のザk…いえ、野盗そのものな見た目だったんです。バイクに乗ってヒャッハーとか言ってても違和感ありません。
そんな人がなんと主題歌を歌うようになったんですよ、凄い話ではありませんか。さらに凄いのは、Toshlさんが還暦を過ぎてらっしゃることです。これで高音で知られるこの曲を歌い上げているのですから流石と言わざるを得ません。そしてただ高いだけでなく、魅力的な歌声であります。
「メチャクチャ歌の上手い野盗」、これパワーワードでしょう。

2026年になっても、こんなに話題を振りまいてくれる北斗の拳。あらためて凄い作品だなぁと思い知らされます。
…やっぱり餓狼伝説CotWでケンシロウ、使いたくなってきましたね(笑)。

しかし食料が乏しいこの世界でよくこの肉体を維持できますよね
あ、これもタブーでしょうか(汗)

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集