副業に効く映画レビュー②|正しさが、時に孤独を生む。《スーパーマン》
こんにちは、dai-fukuです。
都内の広告会社に勤めて27年。現在49歳。
年間130本の映画を観る“アラフィフ”の会社員です。
🔥 正しさが、時に孤独を生む。
“力のある人”にこそ突きつけられる、社会の無理解と自分の鈍感さ。
🎬あらすじ(要約)
新たなDCユニバースの幕開けを告げる本作。
舞台は、地球に来てから3年が経ったスーパーマンの現在。
彼のヒーロー活動は人類を幾度も救ってきたが、
同時に「強すぎる存在」としての不安や反発を世間から受け始めていた。
そんな中、彼は地球外からの新たな脅威と向き合うことになる。
だがその戦いの中で、スーパーマン自身の「正義」が問われ、
世間、仲間、政府――誰の視点にも「善悪」が揺れ動く。
“スーパーヒーロー”であることの意味を、
もう一度自分自身に問い直す旅が、ここから始まる。
◆「力がある人」こそ、試される時代
スーパーマンは強い。
誰よりも速く、空を飛び、炎すらものともしない。
でも、この映画で描かれるのは「強さ」ではなく、
周囲との「ズレ」だ。
正義のために尽くしても、
「やりすぎ」「独善的」「正しすぎて息苦しい」と批判される。
副業や新しい仕事の現場でも、
「できる人」が陥りがちなパターンがある。
意図せず、周囲の反感を買ってしまう
自分の正義に夢中で、空気を読めなくなる
無意識に、フォローや調整を誰かに任せてしまう
まさに、スーパーマンの姿と重なる。

◆「誰のため?」を問い直すとき
正しさに疑いがなかった時。
自分がやってることは、絶対に良いことだと信じていた時。
でも、ふと周囲を見ると、
「それ、今やる?」
「独りよがりじゃない?」
「自分ができること、マウント取ってない?」
そんな視線を感じることがある。
副業でも同じだ。
実力や成果だけではうまくいかない。
相手の状況、チームの空気、社会のコンテクスト――
すべてに対して“敏感であること”が、
今の時代のスーパーパワーなのかもしれない。

◆《脆くて迷える》からこそ、人は支え合える。
本作のスーパーマンは、
“正しさ”が時に自分を縛るという現実と向き合っていく。
そして少しずつ、仲間の声に耳を傾けるようになる。
副業や新たなキャリアでも、
「結果を出す」「価値を証明する」ことに夢中になりすぎて、
周囲との温度差に気づかないことがある。
そんなとき、この映画を観てほしい。
“強くて正しい”だけでは、ヒーローになれない。

🎥映画情報
タイトル:『スーパーマン』(原題:SUPERMAN)
監督:ジェームズ・ガン
脚本:ジェームズ・ガン
出演:デヴィッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハン、ほか
配給:ワーナー・ブラザース
公開:2025年7月11日より全国の劇場にて
