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Lee 101がややこしい。

前回はLevi's501の呼び方「ゴーマルイチ」について考えてみました。

今日はLee 101について。

Lee 101も
数字がそのまま名前になっているジーンズですね。

生産背景も501と近い位置にいると思います。

どちらもワーク由来で、道具として役割が与えられていたもの。

それなら、
「ゴーマルイチ」のように
「イチマルイチ」といった呼び方が自然ですよね。

でも実際には、

101は「イチマルイチ」とも
「ワン・オー・ワン」とも呼ばれています。

統一されていないから、ややこしいんです。

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Leeの服を一切持っていない僕は、ブランドの銘品もなんとなくしか知りません。

なので、つい最近までは101はそのまま"イチマルイチ"と呼び。

あるときボスと古着屋を訪れたときに、ふと話題に上がった"Lee 101"

ボスはそれを「ワン・オー・ワン」と呼んでいて、恥ずかしながらそこで初めて"そう呼ぶべきモノ"だと学びました。

若い頃だったら、
「イチマルイチ」でも「ワン・オー・ワン」でも
意味が伝わるならどちらでも良いじゃん。
とか思っていそうです..。

でもその時はそうではなくて、

なぜボスは「ワン・オー・ワン」と呼ばないと落ち着かないのか、そこにフツフツと興味が沸きました。

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101の「ワン・オー・ワン」呼びが浸透し始めたのは
おそらく渋カジ全盛の時代。

自分の経験則でいえば
「ワン・オー・ワン」と呼ぶ方は
同業の大先輩か古着屋さん。

そして渋カジ世代(50代前半〜60代前半)以上の方と、
その方たちと交流がある人に多いと感じています。

気になってYouTubeでLee 101を取り上げた動画に、必死に耳を傾けてみても、その傾向があるように思いました。

80年代後半〜90年代前半、
渋カジ〜第一次ヴィンテージブームの時代。

Levi's501のなかでも貴重な品番(Big E以前)は、
価格がググッと高騰していった話を良く耳にします。
需要に対して供給に限りがあれば、当然ですよね。

そうなると、古着屋やメディアにとって、
501の代わりになる
“次の銘品”が必要になったのでは..。

その候補がLee101だったとしたら?

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どちらもアメリカのデニムブランド。

炭鉱夫とウエスタン。

右綾と左綾。

似ているけれど、全く同じでもありません。
重なる部分と、重ならない部分がしっかりあります。

その重ならない(重ねない)部分の延長線に
「どう呼ぶか問題」があったとしたら、面白いです。

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日本語読みから英語読み。

「ゴーマルイチ」の親しみやすさではなく、
「ワン・オー・ワン」の洗練された響きの良さ。

501との差別化を、
誰かが呼び方に関しても行っていたとしたら。

もしそうだったとすると、
101の「ワン・オー・ワン」の呼び方は
自然発生というより、
501と対比した上で、意味を持って生まれた呼び方だった可能性がでてきます。

自分の仮説としては
501は現場で自然と呼ばれた「ゴーマルイチ」呼びは
誰の手も加えられずに浸透していったもの。

また、手を加えようにも
その余地がないほどに広く浸透していたもの。

対する101は、
501をなぞって「イチマルイチ」と呼ぶ人と、
意図的に「ワン・オー・ワン」と呼ぶ人で、
枝分かれしていったもの。

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1980年代後半から90年代前半の渋カジ黄金期。

デニムに熱狂していたその時代を、僕は知りません。

それでも、閉ざされた情報のなかで
モノだけでなく、その背景や細部(呼び方)まで味わうことが醍醐味というか、
イケてるイケてないの価値観の基準でもあったんじゃないかなと勝手に想像しています。

「イチマルイチ」ではなく
「ワン・オー・ワン」と読むことで
共通言語を持っているのか(趣味が合うのか)
照らし合わせをしていたのかもしれません。

そして、その聞き慣れた名前、呼び馴れた言葉は
自然と身体に刻まれていったのだと思います。

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仮に、
Levi's 501の名前がLevi's101であったとしても、
読み方はきっと「イチマルイチ」で統一。

Lee 101の名前がLee 501であった場合は
「ゴーマルイチ」と「ファイブ・オー・ワン」の呼び方を彷徨っていたのかな、と思ってます。

その差は、
確固たる定番品として
多くの人に知れ渡った存在だったかどうかの
違いなんじゃないかと。

編集が必要だったか、そうでなかったかの差。

そう思うとLevi's501はやっぱり凄いし、
Lee101は玄人好みな立ち位置であることに、
なんだかしっくりきます。

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ちなみにLevi's 501のアメリカでの呼び方は
「ファイブ・オー・ワン」で、

Lee 101は「ワン・オー・ワン」のようです。

ということは

Leeの101は、誰かの編集ではなく
アメリカの呼び名がそのまま捻じれずに使われただけかもしれませんね。

でも、Lee 91Bは「キュー・イチ・ビー」なんだよな..

結局、語感や語呂の良さ説が濃厚なんでしょうか。

以上、
Lee 101のややこしい話
もとい、
Lee 101をややこしくしてみた話でした。

それでは、また次回。

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